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私が教師を辞める理由

 はじめまして。

 私は現在、静岡県に住む現役の小学校男性教師で、6年生の担任をしております。このたび、2022年3月末での退職を決め、先日学校長に辞意を伝えました。
 2022年4月からは、個人事業主として生きていくことになります。
 このnoteの発信は、子どものより良い成長を願う多くの大人の役に立ち、また自身の成長につなげることを目的として始めました。

 今回は、自己紹介を兼ねて、なぜいい年をした男が教師を辞めて生きていく決心をしたのかをお伝えできたらと思います。

 私は大学卒業後、公立小学校で13年間、公立中学校で6年間教員として働いてきました。
 経験19年の中で、担任を17回受け持っているので、1クラス平均30人とすると、30×17=510人程の子どもたちを担任してきたことになります。また、クラス外の子どもたちと授業や部活動で関わってきたことを考えると、接した子どもたちの数は2000人位になると思います。
 そんな、数多くの子どもたちと関わってきて常々思うことは、

 子どもと関わる大人の存在が、子どもの成長に大きく影響している  

 ということです。
 子どもたちと関わる大人、それは親であり教師です。
 大人の関わり方一つで、子どもの成長が大きく左右されるという場面をたくさん見てきました。

 しかし現実には、子どもを育てる側である大人自身が「どう子どもと関わることが、子どもにとって良いのか」分からず、悩み困っていることが分かってきました。
 子どものために「よかれ」と思ってやったことが、子どもの成長にとって逆効果だったという事例も多くありました。
 そのような情況を目にし、徐々に「自分にもっとできることはないか」「悩み困っている人のために、今までの自分の経験を役立てられないか」と考えるようになりました。

 ここ数年間は、そんな思いを抱きながら学校という枠の中で「自分にできること」を探し、保護者さんに向けて学級通信を発行したり積極的に若手教師と関わったりしてきましたが、次第に「学校現場の外で、子どもを育てる大人の方々と関わっていくことで、社会に貢献したい」という気持ちが大きくなってきました。

 そんなわけで、まだはっきりとした道が見えていないにもかかわらず、退路だけは一丁前に絶ってしまいました(大丈夫かなぁ?)。

 4月以降、どんな生き方をしているのか、今はまだもやがかかっていますが、「今までの教え子に恥じないチャレンジ」だと自分を奮い立たせて、行動していきます!!

 次回以降もお読みいただけたら幸いです。
 どうぞ、よろしくお願い致します!
皆様のコメント、お待ちしています。

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