マガジンのカバー画像

評論・小説

70
評論・小説、において、販売している作品のリストです。
運営しているクリエイター

記事一覧

芥川龍之介論ー迷宮世界としての小説ー

芥川龍之介論ー迷宮世界としての小説ー ㈠ 芥川龍之介は、『雑筆』で、この様に書いている。…

芥川龍之介論ー『歯車』と『或る阿呆の一生』に於ける、構造の推移ー

芥川龍之介論ー『歯車』と『或る阿呆の一生』に於ける、構造の推移ー ㈠ 大学の学部の4回生…

平野啓一郎論ー分人主義、小林秀雄を超えてー

平野啓一郎論ー分人主義、小林秀雄を超えてー ㈠ 拙稿、小林秀雄論ー序説、何故賢いのかー、…

詩人論ー海外の詩人、四人「アルチュール・ランボー、ボードレール、エドガー・アラン…

詩人論ー海外の詩人、四人「アルチュール・ランボー、ボードレール、エドガー・アラン・ポー、…

2

詩人論ー日本の詩人、四人「宮沢賢治、中原中也、伊東静雄、石川啄木」ー

詩人論ー日本の詩人、四人「宮沢賢治、中原中也、伊東静雄、石川啄木」ー ㈠ 序説で述べた様…

10

詩人論ー日本、海外の詩人論、序説ー

詩人論ー日本、海外の詩人論、序説ー ㈠ 詩人論というものは、今迄あまり書いて来なかった。…

4

文章を書く時の形式についてー考察ー

文章を書く時の形式についてー考察ー ㈠ 文章を書く、という行為は、昔は象形文字などから始まり、やがて、言葉の発達とともに、文というものが現出したと思われるが、今はそう言った、文章を書くことの歴史についていうのではない。もう、日本において、古事記や日本書紀、万葉集などが出来始めた時から、その文章には形式というものがあったはずだ。形式は、現代の日本語に辿り着くまで、進化/変化、して来たし、その紆余曲折の中で、衰退した言葉、注目された言葉などがあり、厳選されるかたちで、現在、文

小林秀雄論ー総括と目次ー

小林秀雄論ー総括と目次ー ㈠ 批評家、小林秀雄を、批評するという困難が、最初にあった。ど…

2

小林秀雄論ーその批評と生涯ー

小林秀雄論ーその批評と生涯ー ㈠ 小林秀雄は、東大文学部を卒業している。学生時代は、様々…

小林秀雄論ー志賀直哉について、対話集からー

小林秀雄論ー志賀直哉について、対話集からー ㈠ 今回も、『小林秀雄 対話集』から、対話の…

小林秀雄論ーゴッホについて、対話集からー

小林秀雄論ーゴッホについて、対話集からー ㈠ 講談社文芸文庫から発売されている、『小林秀…

小林秀雄論ー徒然草についてー

小林秀雄論ー徒然草についてー ㈠ 小林秀雄程、徒然草の兼好に、魅せられた人はいない。とい…

5

小林秀雄論ードストエフスキイの生活と、文學界ー

小林秀雄論ードストエフスキイの生活と、文學界ー ㈠ 小林秀雄が、『文學界』の編集責任者に…

3

小林秀雄論ー西行、についての考察ー

小林秀雄論ー西行、についての考察ー ㈠ 自分は、西行について、ほとんど詳細を知らない。唯一、大学の学部時代に、『西行物語』という本を考察する科目があって、それで良い点を貰えた記憶があるだけで、今でも何をやったか、ほとんど憶えていないのである。すると、自分がはっきりと西行について学んだのは、小林秀雄の書いた『西行』だけだということになる。ということで、西行について知るなら、小林秀雄の『西行』を読んでしまおうと思い、昔読んで、或る程度憶えている程度である。それでも、西行の詠ん