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ボルドー(秋野 巽)

 老紳士戦隊ジェントルメンのリーダー。本名:秋野 巽(あきの たつみ) この年になってヒーローをやらされると思ってなかった54歳。子供たちが襲われる場面に鉢合わせ、インディゴ、オリーヴ、そしてロマンスグレーに老紳士戦隊のボルドーに任命される。
 ボルドーをやらされるまではただの偏屈なおじさんだったが、ボルドーとして戦っていくうちに若い頃の正義感を思い出し、今では立派な熱血リーダーに。
 妻に先立たれてからは、人生を諦めて生きていたためほとんど無気力だったが、ボルドーとして様々な局面に立ち会ううちにだんだんと表情豊かになっていく。結婚指輪はいまだに外せない。
 杖を使って戦う。


 奥さんは秋野 ゆかり。10年前に近所の子供を守って亡くなった。
「貴方は強がっているけど、ひとりが嫌いなのね。私がずっと一緒にいてあげる」という彼女の言葉が強い思い出であり、先立たれてしまったことで無気力になっていた。また妻を奪った存在である子供たちを嫌悪するようになり、近所の子供たちからは偏屈なオヤジとして有名になってしまった。しかしネヴァーランドの色々な子供たちの心に触れていくうち、その気持ちは薄れ、妻が守りたかった大切な未来、と捉えるようになる。仲間たちについては、今ではゆかりの贈り物だと思っている。

◆立ち絵・三面図◆(作画:塔島ジューゴ様 / Twitter:@liangpe_15

秋野巽_納品0508_効果あり

巽さん設定画_清書v1

変身前の姿。基本的には和装。表の顔は実は小説家。とはいっても妻が死んでからは筆が進んでいない。常に線香の香りを纏っている。

ボルドー_効果あり

ボルドーさん設定画_清書v1

変身後の姿。赤い薔薇のマークがついた万年筆が変身アイテムで、シルクハットの薔薇に変わる。杖から魔法を使うことも出来るが、対ロストキッズ相手であれば体術で戦う(ちなみに体術の心得は人生一度もないので、変身している時のみ)。どんなに動いても落ちない肩掛けジャケットと、変身時に伸びる髪は作者のロマンの結果である。

ちなみに、変身前の一人称は「俺」だが、インディゴに「紳士らしくない」と言われ、変身後だけ一人称を「私」にするようにしている。

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