楓花

本業:医療従事者 │ 副業:シナリオライター │エッセイは毎週月曜日に更新 100投稿…

楓花

本業:医療従事者 │ 副業:シナリオライター │エッセイは毎週月曜日に更新 100投稿目指し中 │ シナリオライターマガジンは不定期更新 │ 小説家を目指し、現在『文學会新人賞』に応募するための小説を執筆中です❀

マガジン

  • シナリオライターってなに?

    シナリオのライティング、主にYouTube動画台本制作について、ノウハウをまとめていきます。何かの参考になれば幸いです。 基本、完全独学&自己流で学んだことを書いていくため、そこはご理解ください!

最近の記事

「人」の「夢」と書いて「儚い」と読む

 漢字の意味を考えるのが好きだ。 たとえば、「儚い」という漢字は、「人」の「夢」と書く。もしかすると元来、夢を追いかけることは、儚いことと言われてきたのかもしれない。夢を追いかけても、叶える人の方が少なかったのかもしれない。それなのに、人はいつの時代も夢を追いかける。愛おしいな、人間。 そもそも、漢字は今から3500年ほど前、中国で作られたものなんだとか。それが日本に伝来して、文字が誕生したらしい。しかし当時、漢字は男性だけのものであって、女性が使用することは禁止されていた

    • 生きるという迷惑

       高校生の時、私は弓道部に所属していた。 部活は本当に楽しくて、良い先輩や仲間にも恵まれ、特に同学年の部員の子たちとは全員仲が良かった。「みんなで絶対、全国大会に出ようね!」と結束し、日々練習に励んだ。学校も、部活があるから行っていたようなもので、それくらい、弓道が大好きだった。 顧問のM先生は、怖いとも面白いとも少し違う。でも、M先生がひとたび口を開くと、先輩たち含め、皆しんっと静まり返るようなそんな威厳のある先生だった。だから私たちの代は影で、M先生を「レジェンド」と呼

      • シナリオライター、仕事の種類

        「シナリオライターの仕事って、具体的にどんなものがあるの?」「案件はYouTube動画のシナリオだけ?」 はい、謎ですよね。とはいえ、シナリオライターの案件は、もちろんYouTube動画だけではありません。そこで今回は、シナリオライターの仕事の種類について、簡単にまとめてみたいと思います。 ザッと調べたところ、上記案件はクラウドソーシングのカテゴリ、「シナリオ」で検索をして募集があったものです。(もちろん、上記以外にも案件はたくさんあると思います) たとえばインスタグラム

        • 近藤先生に会った日

           5月17日 PM21:25 私はいま、このnoteをホテルのベッドの上で書いている。in東京だ。 今日は、所属しているWebライターラボのオフ会。偶然にも、同じ日に近藤康太郎さんが都内で講義をされるということで、日中はそちらに参加してきた。私の脳みそが収縮しないうちに、今日の感想をここにしたためておこうと思う。 会場では、ちゃっかりど真ん前に座った私。そわそわしつつも、近くの席にXのフォロワーさんがいて一安心。ほっ。 そして時間になり、近藤先生が登場。 わー!近藤先

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        • シナリオライターってなに?
          3本

        記事

          シナリオライターってなに?

           かっこいい言い方をしてしまえば、シナリオライター=脚本家です。その対象となる作品の、台本を制作している人と言ったら分かりやすいかもしれません。私は副業で、約2年前からYouTube動画の台本を書いてきました。 はい、ここで疑問に思いませんか? 「え?YouTubeって台本あるの??」 そうなんです。実はYouTube動画も、きちんと台本があるんですよ奥さん。 と言っても、YouTuberの方々が個人でアップしているvlog的なものは、正直よくわかりません。しかし、漫画

          シナリオライターってなに?

          偏愛~好きに理由なんていらない~

           まず、これを読んでくださっている皆さんにお願いがある。どうか、皆さんのなかにある「キモい」という感情を捨ててほしい。 テーマ、【偏愛】ということで、今から私(30代女性)は今一番推しているアイドル(20代女性)についてベタベタな愛を綴ろうとしている。 大丈夫、怖くない。女が女性アイドルを推すことは、今の時代珍しくないことだ。うん。 ただ、あまりにも愛情が深すぎて、私も私を「キモいな!」と思うことが地味にあるため、今回はその概念を取っ払って、思いの丈をすべて綴ろうと思う。

          偏愛~好きに理由なんていらない~

          はじめに

          「シナリオライターって何をする仕事ですか?」 「シナリオライターってどうやったらなれるんですか?」 「そもそもシナリオってどう書くんですか?」  副業でYouTube動画のシナリオライターを始めて約2年。これまでに、このような質問をたくさん受けてきました。 しかし、そのたびに上手く答えることができず、申し訳なく思ったり悔しく感じたり。ただそれほど、『シナリオライター』という職種は他のSEOライターさんたちと比べてイメージも説明もしにくい仕事なのかもしれません。 「それなら

          はじめに

          たった1人、味方がいれば

           たった1人でも、味方になってくれる存在がいれば、人は強くいられると私は思う。 昔から不器用だった私は、得意と言えるものが何もありませんでした。母親にもよく、「あんたは何をやらせてもダメだね」と言われるほど、特にスポーツや物づくりなんかは、人一倍苦手だったと思います。 「まぁ、自分はどうせ何をやってもダメだし」 いつからか自分でもそう思うようになり、何かに挑戦をしようとしても、やる前から諦めたり、嫌々やっていたりと、本気で取り組んできた物事はこれまでの人生でごくわずかだ

          たった1人、味方がいれば

          宇宙を駆けるよだか

           大切なのは、見た目か、中身か―――。 久々にハマるドラマに出会ったので、今日はその魅力をぜひとも聞いてほしい。(※ちょこっとネタバレ含みます) だだん!今回ご紹介するのはこちら! WEST.(元ジャニーズWEST)の重岡大毅さんと神山智洋さんのダブル主演で配信されたドラマ『宇宙を駆けるよだか』です!ひゅーパチパチ!!(拍手) そう、これね、入れ替わりの物語なんです。 入れ替わりのストーリーって一昔前に流行りましたよね。ぶつかった拍子に体と中身が入れ替わっちゃった!みた

          宇宙を駆けるよだか

          選択肢は多い方がいい

           個人的に、私は何をするにも選択肢は多い方がいいと思っています。 そのことに気がついたのは、ごく数年前。私がこの世で一番尊敬している、開発研究者の吉藤オリィさんが「人にとってとても不幸な事は、選択肢がなくなる事だ」と仰っていたのを聞いたことがきっかけでした。(オリィさんについてはまたいつかきちんとnoteを書きます) その時から「うんうんそうだよね」と、同調はしていたものの、きっとこの時点ではまだ、その言葉の本質を理解することはできていなかったのでしょう。 本当の意味で理解

          選択肢は多い方がいい

          ぬるま湯に浸かってんじゃねーよ

           先日、私が在籍しているWebライターラボというライター向けのオンラインサロンで、ライター兼エッセイストである、佐藤友美(通称:さとゆみ)さんの講義が開催された。 3月22日に出版となったさとゆみさんの書籍、『本を出したい』の内容にも触れたうえで、ブックライターの仕事についてお話をしてくださるという。 ラボのオーナーである中村さん経由で、さとゆみさんがどれほどすごいライターかは知っているつもりだったし、さとゆみさんが毎朝書くエッセイの隠れファンでもあった私は、講義が開催さ

          ぬるま湯に浸かってんじゃねーよ

          続・クレイジーな客

           私は1年前まで、ビジネスホテルでホテルマンの仕事をしていた。 約8年、ホテルマンとして働いていたわけだが、8年も接客業をしていると、時にイレギュラーな出来事と巡り合う機会も多かったものだ。 その経験を綴った1作目が、こちらである。もし究極に暇だったら、時間潰し程度に読んでほしい。 この話がXのフォロワーさんや、ライター仲間に好評(?)だったため、今回は調子に乗って2作目を書くことにした。簡単に説明すると、ホテルマン時代に出会ったヤバ……ちょっと風変わりなお客様のエピソー

          続・クレイジーな客

          人生における、もったいない精神

           断捨離が得意です。 「もったいないからとっておく」ということを、あまりしません。 洋服も、2年着なければ捨てるか売ると決めていますし、昔の恋人から貰ったものも、別れた直後に速攻で捨てるという薄情な人間です。(一番要らんものだ) しかしここ数年、「もったいない」「せっかくだから」という思考が癖になりつつあります。 せっかく生きているのに せっかくやりたいことがあるのに せっかく行きたい場所があるのに 「せっかく、せっかく」と、何かと理由をつけて「諦めること」を、もったい

          人生における、もったいない精神

          推しは毒

           可愛い女の子が好きです。 (決して変な意味ではないため、引かないでいただきたい) 私の恋愛対象は男性ですが、とにかく昔から可愛い女の子や綺麗な女性を見るのが大好きでした。正直、イケメンを見るより、可愛い女の子を見ている時の方が幸せです。眼福眼福。 そのため、子供のころから『女性アイドルグループ』にハマることがよくありました。 世代バレ承知で書くと、小学生の頃はモー娘。なっちが好きでした。 そしてAKBはともちん、乃木坂はまいやんと、女性アイドルグループが誕生するたびに

          推しは毒

          「期待」は誰にするものか?

          「やっぱり、人に期待はしないほうがいいかな?」  先日、友人と3人でカフェに行った。 その際、その内のひとりであるⅠちゃんにそう問われ、私は即答した。 「うん、しないほうがいいと思う」、と。 だがしかし、家に帰ってからのひとり反省会にて、私は激しめに後悔をした。 あぁ、即答をしてしまった。もう少し考えて返事をするべきだったかもしれない。あーだこーだうじうじ。 簡単に説明をすると、Ⅰちゃんは自身が働いている職場の人間関係を改善したいと悩んでいた。社員全員が働きやすい環境

          「期待」は誰にするものか?

          自分で自分にインタビューをしてみた

          「言葉や文章の世界で生きていきたい」 そう笑顔で語るのは、本業の傍ら、シナリオライターとして活動する楓花(ふうか)さん。 小説の出版を目標に執筆を続ける彼女に、今回はストーリーの魅力と今後の展開についてお話を伺いました。 書いてはやめてを繰り返していたという彼女が、今、書き続けることができている秘訣は何か。その真意に迫ります。 想いを伝えるために、自分にはストーリーしかなかったーー子供の頃から小説を書いていたという楓花さん。今は副業でシナリオライターをされていると伺いま

          自分で自分にインタビューをしてみた