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『パパの家庭進出がニッポンを変えるのだ!』を読んで

この本はパパとこれからパパになる人に是非とも読んでほしい。

現在進行形で子育てをしている僕からすると耳がとーっても痛い話と、うんうんよくわかるということがたくさん出てくるし、これからパパになる人は事前に読んでから生まれてくる子どもを迎えるべきだ。そうすることで間違いなく家庭は平和で夫婦の仲はもちろん子どもをより大切にしようと思い実践できるはずだ。


「すべての女性が輝く社会づくり」を実現するには、まず、「すべての男性が安心して育児家事できる社会作り」が必要不可欠です。政府・社会がまず力を入れるべきは、「女性の社会進出」より「男性の家庭進出」ではないでしょうか。(P.15より引用)

社会の後押しと合わせて父親が自覚的に家事育児に関わることで、ママの負担は減る。その事を色々な事例やアイデアとともに紹介しているのだけど、もうほんとこれに尽きる。

パパがんばれ。

なのだけど、パパだって頑張っている(つもり。僕もそう思っていた)。

がしかし、

この時期の育児に関する意思決定では、自然と妻の意思を優先するようになっていました。それは、母乳育児をしている限り、育児スケジュールが妻の肉体と直結しているからです。 (中略) 私は妻の指示を待つことが増え、そのスタンスが身についてしまい、育児上の色々なシーンで「コマンド:待ち」 を発動するようになりました。これが続くとどうなるか?そう、立派な「指示待ちマン」の出来上がり! (中略) 最初は良かれと思って妻の意思を尊重していたのに、気がついた時には、育児に関する勉強や調査はほとんど妻がやるようになっていました。(P.22~23より引用)

もうこの辺り思い当たることだらけで耳が痛い。。。

そして、僕だって頑張っているんだ!!と著者同様に妻に主張をしてみたものの。。。妻と夫のタスクの量があまりにも違う。

以下は、著者の事例ではあるが、内容の若干の違いこそあれ、やはり我が家でも僕が気が付かないだけで、妻がやってくれていることの多いこと。

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蛇足として:これを見るとわかるのだが、妻に限らず保護者の負担を和らげるためにも保育園のルールやタスクはもう少し減らすべきだと思う。


この本では他にも色々なことを取り上げている。

妊婦さんに優しい世の中でありますようにという「マタニティを応援するマーク」という活動。*マタニティ応援ストラップやステッカーを販売しています。気になる方はwebsiteからどうぞ!

積極的な子育て支援を通じて街が元気になり、子どもが増え続けているる明石市での取り組みと明石市泉市長とのやりとり。泉市長は政治家の良かれでなく、とことん「人に寄り添うこと」を大切にし、その積み重ねで明石市では何があってもなんとかなるという市民の安心感がある。というような話をしていた。視点の違いが取り組みの違いを生み、結果として魅力的な街になるって素晴らしい。

パパの子育ての話から始まって、随分と色々考えさせられた。

世の中がも一人一人の暮らしに寄り添ったものになればもっと優しくもっと暮らしやすくなるはずだ。改めて家族を大切に、仲間や友人を大切に過ごしていこうと気づかせてくれた良書。


【今後の予定】
11/7(日)逗子トレイル駅伝2021兼U-12ジュニアトレイルランチャンピオンシップ
11/23(火祝):Duo Espoir 20周年記念リサイタ(8/28から延期開催)
11/28(日)大楠山ミニマウンテンマラソン2021(予備日2022/1/30)
2022/1/16(日)第3回YOKOSUKA Jr TRAILRUN & 駅伝 in 田浦梅の里

「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。
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2017-04-28 18.07.02 のコピー


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