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『つながり続ける子ども食堂』を読んで

子ども食堂というとどんな印象を抱くだろうか?個々に違う運用はあるので絶対的な定義は難しいが、「子ども食堂ってどんなところ?」と聞かれたら、僕の中では近所で行われていた「みんなの食堂(@逗子市久木会館 *コロナ禍で休止中)」が浮かぶ。

しばらくお休みしているのでうろ覚えになるが、大人が300円、子どもが100円だったかな?月1回目安の開催で先着100名が食事にありつける。

しかし、大変人気でオープンの17時には定員に達するなんてこともしばしばあった。それもあって足が遠のくようになり、そのうちコロナの流行でお休みになってしまったのだが、ここでは我が家にとってたくさんの出会いがあった。

僕自身が地域活動をしていること、料理を担当する方に知り合いがいたことから、長男が生まれてすぐに「みんなの食堂」へと参加した。ご近所に子供のお披露目をするためだ。子供が産まれたことでわからないこともたくさんあったが、この場には子どもからシニア、ママ友世代もいたため、アドバイスをもらえるし一緒になって遊んだりできるからだ。

毎回、凝った食事も大変おいしかったが、それ以上に世代間交流が我が家の目的であった。おかげで妻もママ友が増えたし、交流の輪が広がった。元々近所の方が多いのもあり、たびたび通っていたのだが、前述のように人気が出て、オープン早々に満員なんてこともあるのでこの場に通うことが必要な人が参加できるようにと我が家は行くのを控えるようになった。

このように我が家にとって「子ども食堂」は大切な場であって、我が家だけでなく地域の多くの人が同じような思いを抱いていたからこそ、人気があり活気ある場になったのだと思う。

一方で子ども食堂もところかわれば中身も変わる。そしてこれに答えはない。目的はそれぞれだと思うからだ。逗子で我が家の参加していたスタイルであれば、有償ではあるが本当に食事に困る子もそうでない子も見分けがつかない。モリモリ食べて、解散時間まで元気よく遊んでいるし、通っていた限りそういった影の部分は見えなかった。幸いなケースとして僕は成功事例(こういう言い方がいいのかはすkし引っかかる)に出会えたのかもしれない。

そんなこともあり、僕は「子ども食堂」に対して大変ポジティブな印象を持っている。コロナ禍で多くの子ども食堂が休止に追い込まれたが、その後、工夫を重ねながら一部では再開されたり、フードパントリー(食料の支給)などが行われている。

色々な形のある「子ども食堂」は食べる場所だけでなく、コミュニティーとして大変魅力的な場所だと僕は思う。我が家の近所だけでなく少しでも多くの子ども食堂が再開することを心待ちにしている人は決して少なくない。大切な居場所だからだ。

今回は引用スタイルでなく「子ども食堂」への僕の思いを綴ったが、この本を読むと面白そうだな、行ってみたいな、関わってみたいな、こんなこと手伝えるかも。きっとそんな気づきがあると思う。

ぜひ読んで欲しい。


【今後の予定】
10/10(日)トレイルシンポジウム2021
10/17(日)第13回TOKYO Jr TRAILRUN兼-U15ジュニアトレイルランチャンピオンシップ
11/7(日)逗子トレイル駅伝2021兼U-12ジュニアトレイルランチャンピオンシップ
11/23(火祝):Duo Espoir 20周年記念リサイタ(8/28から延期開催)
11/28(日)大楠山ミニマウンテンマラソン2021(予備日2022/1/30)
2022/1/16(日)第3回YOKOSUKA Jr TRAILRUN & 駅伝 in 田浦梅の里(予備日検討中)

「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。
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2021-05-12 07.45.23のコピー


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