EGGSEED

ここにきて一年、各種記事を掲載中。 植物、虫類、鳥類、動物、犬猫などの生物リポート …

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ここにきて一年、各種記事を掲載中。 植物、虫類、鳥類、動物、犬猫などの生物リポート 神社、寺院、教会、名城、建造物など建物リポート 日本、世界の絵画、彫刻、陶芸など芸術家リポート レストラン、バー、カフェ、ショップと店舗リポート ハイキング、アクティビティ、などの体験リポート

マガジン

  • #植物図鑑 『総集編』

    IPHONE片手にフィールドで撮影した色んな植物を掲載。 植物のもつ魅力的なデザインと同時に、その生態も紹介。

  • # 植物図鑑 『花姿編』

    開花の写真をセレクトし、ここに掲載しています。

  • # 植物図鑑 『実種編』

    この実、何の実、気になる実 実、種、の調査リポートです。

  • # 植物図鑑 『葉姿編』

    葉姿の美しさにスポットを当てカテゴライズしています。

  • # 植物図鑑 『多肉編』

    植物の中でも人気の高い多肉植物をカテゴライズ

最近の記事

ROSE

ローズ (ROSE) バラ目、バラ科、バラ属 この薔薇の作出品種は不明である。 2022年5月21日、大阪にある長居公園の 薔薇園で出会って撮影した薔薇であるがこれの 品種がいまだに分かっていない。 この頃、私は薔薇は単に薔薇として撮影してて 以前のブログに於いても、薔薇の名称を添えた だけで記事掲載をしており、薔薇の品種の追求 などを一切していなかった。 長居公園で撮影したこの薔薇の写真を後になり 眺めていた時に、この薔薇の品種名の事を無性 に知りたくなり、翌年2

    • シモツケ

      下野 (シモツケ) バラ目、バラ科、シモツケ属 日本を原産とする植物となる。 下野の名称の由来は、今の栃木県にあたる 『下野の国』にこの花が群生しているのを 発見された事に因んでいる。 散房花序の半円形のドーム状に白、桃、赤と 沢山の小花を咲かせる姿が美しい植物である。 耐寒性にも耐干性にも優れ、上手く育てれば 何年も花を咲かせ続けてくれる樹木となる。 コレを撮る時、背景の緑を前に鮮やかすぎる 紫に軽くトラップ感覚となるほど、花が鮮烈 過ぎるのが良い。 雨の降る京

      • スズガヤ

        鈴萱 (スズガヤ) イネ目、イネ科、コバンソウ属 一般名は、姫小判草 (ヒメコバンソウ) 小判草 (コバンソウ)よりも小さい、三角形の 花を咲かせ、それがそのままの形で種を結ぶ。 イネ科の仲間なので蜜などを持たず、虫媒介なく 風によって受粉へと結びつく。 開花時期は夏〜秋となり、緑色の花が黄金色へと 色変わりしたものを穂を持ち振ってやると乾いた 音が鳴るもので、昔の子供の遊び道具になった。 最後の方の写真は、これの穂を足で押さえつけて 嘴で啄んだものだろう。種がな

        • ユキノシタ

          雪ノ下 (ユキノシタ) ユキノシタ目、ユキノシタ科、ユキノシタ属 丸い葉には無数の細やかな毛が覆い、その表を 走る白い葉脈が美しいのがこのユキノシタの葉。 この雪ノ下(ユキノシタ)の名称の由来として 初夏に沢山咲く白花を降る雪に見立てての説、 一年を通し常緑の葉姿で冬の雪の下も耐え忍ぶ 言葉からこの名がついたとの説、とがある。 これのまだ若い葉は山菜として食用に利用可能で 天麩羅、煮付け、浸し物、ゴマ和え、酢味噌和え などにして美味しく頂く事ができるもの。 西宮市に

        マガジン

        • # 植物図鑑 『花姿編』
          1,095本
        • #植物図鑑 『総集編』
          1,411本
        • # 植物図鑑 『実種編』
          190本
        • # 植物図鑑 『葉姿編』
          365本
        • # 植物図鑑 『多肉編』
          49本
        • # 犬猫図鑑
          30本

        記事

          珍奇植物が何故、江戸時代に流行したのか?

          今もビザールプランツと呼ばれている、珍奇植物 は人気がとてもあり、鉢植されたものの中には ウン十万円もするものもある。 そんな珍奇植物のブームはタイトルにある通り 江戸時代に日本国内で沸き起こっていること。 下に掲載したのは、金魚葉椿(キンギョバツバキ) ツツジ目、ツバキ科、ツバキ属の突然変異種。 その葉の先端が複数に裂けた様な形が泳いでる 金魚のシルエットに見えた為、キンギョバツバキ と名がついた。植物探索の新ユニット『芳し会』 の女性達にこれを紹介すると、その形の

          珍奇植物が何故、江戸時代に流行したのか?

          カキ

          柿 (カキ) ツツジ目、カキノキ科、カキノキ属の落葉高木 つい先日の記事にて、カキの花の写真を掲載。 意外とコレの花を見た事のない人は多い。 花が終わり、いよいよその実が大きさを増して くる時の姿を撮影したもの。実はまだまだだが 大きくついた萼片が見えて可愛らしい。これが そのままカキの実につく独特な形の蔕(ヘタ) となるもの。 和名 柿ノ木 (カキノキ)    柿 (カキ) 洋名 カキ パーシモン    (KAKI PERSIMMON)    パーシモン (PERS

          ウサギノミミ

          兎ノ耳 (ウサギノミミ) ユキノシタ目、ベンケイソウ科、カランコエ属 以前に、山羊ノ耳(ヤギノミミ)を紹介したが 今回は兎ノ耳(ウサギノミミ)である。 マダガスカル原産の多肉植物であり、その葉に 触れると分厚く、毛足の長さが気持ちよい触り 心地となる。 アイスグリーンの葉姿が美しくて人気の高く リーフエッジにドット状にチョコレートカラー が入るのがこの植物の特徴となる。 和名 月兎耳 (ツキトジ)    兎ノ耳 (ウサギノミミ) 洋名 パンダ プラント    (PA

          ウサギノミミ

          未央柳

          未央柳 (ビヨウヤナギ) オトギリソウ科、オトギリソウ属の落葉低木 江戸時代末期に観賞用として中国より渡来。 金糸梅(キンシバイ)と見間違えられる事が 多いものであるが、葉の形が柳のそれに似て 大きいことや、花も大きく雄蕊が長くて花弁 よりも目立つ点から見分けがつく。 未央柳(ビヨウヤナギ)のその名前の由来は 未央宮殿(ビヨウキュウデン)の庭を眺めた 唐朝六代目、玄宗皇帝(ゲンソウコウテイ)が 絶世の美女である楊貴妃(ヨウキヒ)の眉を そこにあった柳葉に例えて詠んだとさ

          未央柳

          クロトン

          クロトン (CROTON) キントラノオ目、トウダイグサ科、クロトンノキ属 過去に行った南国の島々で、これが植ってない 場所はないのではないかと思うほど、どこででも 植えられているのが、このクロトン。 葉のその独特のカタチとデザインパターンのその 組合せも豊富で見ていて飽きさせない。 白い花が、エキゾチックな葉に合うのも良い。 和名 変葉木 (ヘンヨウボク) 洋名 クロトン (CROTON) 学名 コディアエウム バリエガタム    (CODIAEUM VARIEG

          クロトン

          COLEUS - CORAL SUNRISE

          コリウス (COLEUS) シソ目、シソ科、キンランジソ属の植物 『目は口ほどに物を言う』なんて言葉がある。 目の表情は、言葉よりも正直な感情を表して しまうものであるという意味の言葉である。 このコリウスを目の前にするとそのアートとも 呼べてしまうその葉のデザインを前にすると 花よりも雄弁なのではないかと思う程である。 『葉だが、花ほどに物を言う』といった感じが ピッタリかも知れない。いや、花を咲かす植物 は花期が終わると寂しい物だが、このコリウス の葉の美しさは、

          COLEUS - CORAL SUNRISE

          受咲大山蓮華

          受咲大山蓮華 (ウケザキオオヤマレンゲ) モクレン目、モクレン科、モクレン属 本来は、大山蓮華(オオヤマレンゲ)の花は 下向きに咲く様に付くのだが、これに付いた 花は真上を向いてお椀状に咲く事から、受咲 (ウケザキ)の名がついている。 これは、朴ノ木(ホオノキ)に見られる花の 特徴とされ、オオヤマレンゲとホオノキとの 交雑種と見られている。 乳白色に丸みを帯びたその花弁はとても優雅 で美しく、また天女花(テンニョバナ)の名でも 呼ばれ、開花時期の5〜6月には花の周辺に

          受咲大山蓮華

          西洋花蘇芳

          西洋花蘇芳 (セイヨウハナズオウ) マメ目、マメ科、ハナズオウ属 イエスキリストを銀貨の誘惑で裏切った弟子 であったユダが、ゴルゴダの丘で処刑された 事の後悔から、この木で首を吊って自殺した 木として、ユダツリーの名を持つ。 ユダが首を吊った場所はエルサレムの南側に 位置するとされ、エルサレム近郊ハケルダマ (HAKELDAMA) と呼ばれる場所が、ユダの 死場所として伝えられ『血の畑』の名が付く。 以前にアメリカハナズオウを紹介した時にも この辺の情報を記載したが

          西洋花蘇芳

          スミダノハナビ

          隅田ノ花火 (スミダノハナビ) ミズキ目、アジサイ科、アジサイ属 今年も紫陽花(アジサイ)の季節が到来した。 今回紹介をするスミダノハナビは額紫陽花 (ガクアジサイ)の園芸品種のひとつである。 周囲を囲んだ装飾花の白色が時間経過により 仄かに青色へと染まっていくその姿を隅田川 の花火に重ねての名称。  八重咲の装飾花は、花火の名称の通り、他の 額紫陽花のものより外側へと飛び出しており 鋭角に尖った額弁がまさに花火が爆ぜた瞬間 にも見える。紫陽花の中でも特に水を欲する

          スミダノハナビ

          DOG ROSE

          ドッグローズ (DOG ROSE) バラ科、バラ属、イヌバラ種の常緑低木 バラの原種のひとつで、ロサ カニナの学名 で呼ばれるもの。 秋に真っ赤に実る果実、ローズヒップには ビタミンCが豊富に含まれており、ジャム やシロップなどにも利用される。 初夏から夏にかけ、淡桃色の花を咲かせる 可愛い薔薇である。 和名や洋名についている犬薔薇(イヌバラ) や、ドッグローズ(DOG ROSE)の名称は その昔、この植物の根が狂犬病の治療薬に 使われていたた歴史によるものと言われ

          DOG ROSE

          セイヨウオシダ

          西洋雄羊歯(セイヨウオシダ) ウラボシ目、オシダ科、ドリオプテリス属 その名が示す通り、西洋から日本へと明治時代 に渡来してきた葉姿の美しい羊歯(シダ)類。 布引ハーブ園の中に、ワサッと生えていたのが このシダ郡である。 『はい、ここで、スマホ用のウォールペーパー、 待受画面を作ります』私が云うと女性陣の四人衆 が集まる。『なになに?』『え、何すんの?』 高い樹木により光があまり当たってない下地に 生えているシダ類を場所を特定して撮影する。 私のIPHONEの場合

          セイヨウオシダ

          酔仙翁 赤花

          酔仙翁 (スイセンノウ) ナデシコ目、ナデシコ科、マンテマ属 南ヨーロッパ、西アジア、中央アジア原産の 多年生植物だが、育成環境によって一年生に もなるもの。だが、初心者でも育成するのは 決して難しいものではないとの事である。 酔仙翁、スイセンノウの名の由来は、京都の 仙翁寺 (センノウジ)にて突然出現した事と 花の色が赤く酔った様な色という二つの理由 からなのだという。なんだか面白い。 この植物はスラリと真っ直ぐ伸びる立ち姿が 美しく、また群生して花が多いのが良い。

          酔仙翁 赤花