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人間は、他の動物と何ら変わりない地球上の一生命体だと思っています。 仲間の動物を搾取す…

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人間は、他の動物と何ら変わりない地球上の一生命体だと思っています。 仲間の動物を搾取することなく、母なる地球の自然環境を壊さないために何ができるかを日々考えています。

最近の記事

KFC前でのvegan活動に思うこと⑥

今回の記事は、アベマプライムが取り上げた過去の主なヴィーガン関連討論の考察3つ目です。 弁護士箱山さん出演回 3つ目は2022年9月6日と比較的最近なので、今ならまだノーカット版の視聴が可能です。 小学校前で"動物殺すな"は適切だった?ヴィーガン行動当事者と田村淳が議論 ユーチューブのダイジェスト版はこちらです。 【ヴィーガン】残酷な写真をなぜ子どもに?デモ主催者に直撃  この回にリアル出演されたのは、小学校前での啓豪活動を行った箱山由美子弁護士と、共に活動に参加し

    • KFC前でのvegan活動に思うこと⑤

       今回の記事は、アベマプライムが取り上げた過去の主なヴィーガン関連討論の考察2つ目です。 グリーンカルチャー金田さん出演回2021年9月29日放送のこちらもフル版は既に配信期限が切れており、ダイジェスト版のみ下のリンクで視聴可能です。 【肉食】「迫害されるのは悲しい」畜産農家&ヴィーガンと考える脱炭素と食文化 牛のゲップだけが悪いのか?  この回にリモート出演されたのは、独自のプラントベース食品開発と販売で有名なあのグリーンカルチャ―を運営している金田さんです。ヴィーガン

      • KFC前でのvegan活動に思うこと④

         前回記事から1か月近く空いてしまったので、①~③の振り返りから始めたいと思います。 前回までの振り返りと今後の予定初回の内容  昨年12月8日に渋谷のKFC店舗前で行われたヴィーガン活動について、個人的に違和感を感じた点を列挙しました。 ②の内容  デモの主催者であるPETAアジアのツイッターアカウントでKFC前活動がどのように紹介されているかを確認しながら、やはり目的と行動が合わないように思えることと、報道のされ方が炎上するように仕向けられているように感じるという

        • KFC前でのvegan活動に思うこと③

           本稿では、前回の続きとしてアベマプライムでの過去のヴィーガン関連討論のおさらいをする予定だったのですが、その前に私が動物解放への道のりをどう考えているのか立場を明確にしておかないと読まれる方によってはきっともやもやさせてしまうなぁと感じたので、先にそれについて書こうと思います。  なお、動物虐待には様々な形態がありますが、今回のKFC前vegan活動に関するシリーズ投稿では主に工場式畜産を対象に論じています。 AWがARを遠ざけるとは思っていません AWはアニマルウェル

        KFC前でのvegan活動に思うこと⑥

          KFC前でのvegan活動に思うこと②

           前回の記事でKFC前でのvegan活動に対して思うことを書いたのですが、今回はその続きとなります。前回の記事には訂正を要する部分もあったため、もっと早く書く予定だったのですが、活動がアベマプライムに取り上げられたことによりいろんな意味でふっとんでしまいました😅 前回記事の訂正 既に前回記事の内部でも訂正済みなのですが、実際に参加された方から伺ったところデモは無言で行われたそうで、歩行者に対して「ヴィーガンになってクリスマスにチキンを食べるのをやめよう」という声掛けをした事

          KFC前でのvegan活動に思うこと②

          KFC前でのvegan活動に思うこと

          【訂正】 この記事の内容には誤りがありました。デモ参加者にどういう意図の催しだったのかをお訪ねしたやりとりの中で分かった明確な誤りについては本文中に取り消し線を引きました。今回のデモは無言で行われており、通行者への声掛けは一切行われていないとのことです。その他にもいろいろと誤解のあったことがわかったのでそれらについては近日中に別記事でまとめます。 Twitterのトレンドと乙武さんの投稿 先日、ツイッターのトレンドに「クリスマスチキン自粛呼び掛け」が上がっていて、入って見る

          KFC前でのvegan活動に思うこと

          ヴィーガンと健康

           前回の投稿からあっという間に3ヵ月近く経過してしまったのですが、今も過去記事を訪れてくださる方があるようでありがたいことです。最近気になった話題があるので今回はそれについて書きたいと思います。 ヴィーガンは不健康?  「ヴィーガンは不健康」という決めつけをよく見かけます。私自身は、健康状態を左右する要因は数多くあり、単に動物性食品を摂取するかどうかだけで決まるものではないと考えています。健康なヴィーガンさんは数多くおられますし、ヴィーガンではないけれど健康とは言えない人

          ヴィーガンと健康

          アンチヴィーガンを増やさない⑤(終)

           前回のノートでは、(現時点では)動物性食品の摂取は国が推奨するバランス食であり、それに従う人々は罵倒されて然るべき存在ではないということと、圧倒的マジョリティであるバランス食の人々に歩み寄ってもらわない限り社会を変えることはできないということを書きました。  今回のノートでは、長きに渡った前置きを踏まえて、アンチヴィーガンを増やさないためにはこうした方が良いと考えていることをTwitterに限定して書いてみたいと思います。Twitter以外のことについては、次回以降、各回

          アンチヴィーガンを増やさない⑤(終)

          アンチヴィーガンを増やさない④

           前回のノートでは、動物たちのためにというヴィーガニズムの活動目的を忘れてエゴイズムに走っていないか?、リアルにお付き合いしてるノンヴィーガンの方への接し方と比べて顔の見えないツイッター上の他者への発言が節度のないものになっていないか?を常に自問自答したいということを書きました。その中で、文面が荒々しいことのデメリットにも触れたのですが、トーンポリシングだという批判があるかもしれないので今回はそれについて書きたいと思います。 正義中毒とは  まずは最近知った正義中毒という

          アンチヴィーガンを増やさない④

          アンチヴィーガンを増やさない③

           前回の記事では、英国ヴィーガン協会が定めるヴィーガニズムの目的と定義、食事面の用語として使われる場合の意味について確認しました。今回はアンチヴィーガンについて思うことを書くのですが、まずは私が座右の銘としている言葉の紹介から始めたいと思います。 「たまたま感」という言葉  先日、下に引用の対談記事で「たまたま感」という言葉に出会いました。インタビュアーの方が即興で口にされたもののようで、Googleで検索すると意図しないものばかり上がってきてしまうのでされない方が良いか

          アンチヴィーガンを増やさない③

          アンチヴィーガンを増やさない②

           前回の記事では、「ヴィーガン」という言葉の定義を理解するために生みの親である英国ヴィーガン協会の歴史について勉強したことを書きました。今回は、その続きから始めたいと思います。 ヴィーガニズムの定義  英国ヴィーガン協会のHPで定義されているのは「ヴィーガン」ではなく「ヴィーガニズム」であり、下の画像のグレーで囲われた部分です。そしてその下にある文章にveganの文字が出てくるので、それが定義と考えるのが自然かと思います。 上の文章の翻訳を試みる前に、The Veget

          アンチヴィーガンを増やさない②

          アンチヴィーガンを増やさない①

           今回のノートでは、人間によって苦しめられる動物を無くしていくという目的のために重要だと考えていることの一つ、「アンチヴィーガン」について思うことを書いてみたいと思います。 そもそもヴィーガンとは何でしょう?  このノートを読んでくださっているみなさんの多くが、人間によって苦しめられる動物を無くしたいという強い願いを持っておられると思います。そのために自分に何ができるかを考える中で迷いが生じた時、私の場合は動物搾取のない世界へ近づくために「プラスかマイナスか」で判断してい

          アンチヴィーガンを増やさない①

          ゴールと道筋

           人間に搾取される動物をゼロにしたいと願っているヴィーガニズム実践者の一人として、その普及に必要だと考えているものがあります。間口の広さと敷居の低さです。ヴィーガン歴は短いですが、SEのキャリアは長いので、ソフトウェア業界の例え話でそう考える理由を書いてみたいと思います。 爆発的な普及を遂げたWWW  今やインターネットの代名詞となっているWorld Wide Web(略名WWW)は、情報の提供者が公開するWebサーバーへ、それを閲覧する人がブラウザと呼ばれるアプリケーシ

          ゴールと道筋

          人生を変えた本

           読後の人生に大きな影響を与えた本が5冊あります。  1冊目は、30年程前の大学時代に読んだ加藤諦三先生の著書で、今風に表現するなら「毒親からは逃げてもいいんだよ」という内容の本でした。 当時はまだ毒親などという言葉はなく、どんな親であるかにかかわらず成人した子供が親孝行しないのは悪だというのが一般的な社会通念だったように思います・・・が、素直な私は逃げました❗😆 すごく助けられた本なのですが、本棚に置いておくと目に入るたびに読む前の自分を思い出して辛くなるので処分してし

          人生を変えた本