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アルファ室の5つの価値観「テネッツ」と「称え合う文化」


こんにちは。DMM.com アルファ室 入社7ヶ月目のすずりです。

🌸自己紹介

情シス、ITコンサルなど様々なIT業界での経験を経て30歳でDMMにジョインしました。
アルファ室においては、全社システム運用案件、DMMオンラインクリニック案件、動画コンテンツ関連案件など、分野に縛られず色々な案件を経験させていただいてきました。
フルリモートの環境を活かして仕事前にランニングし、気合を高めるのがルーティンです。

✨アルファ室で浸透している行動基準

アルファ室に入って7ヶ月経ちましたが、働く上で大切にしたい行動基準が言語化・共有され深く浸透し、日々の業務の端々にそのフレーズが登場することに驚いています。

価値観が皆に受け入れられ、浸透していることの背景として、3つの理由が挙げられます。

①会社全体の価値観ではなく、アルファ室のミッション・業務内容を踏まえた、最適化された価値観であること。
②守ることが目的になるのではなく、業務目的を達成するためのエッセンスが詰まった価値観であること。
③価値観に沿った行動を実現できているメンバーに対して、互いに称える場が用意されていること。

これは、どの組織においても、共通の価値観を浸透させるための重要な要素であると考えています。

今回は、そんなアルファ室の価値観とそれを浸透させるための取り組みについて、共有された価値観のもとで、信念を持って働きたいという方に向けて紹介します。

✨「テネッツ」- アルファ室の5つの価値観

アルファ室の価値観 - 「テネッツ」は5つの要素で構成されています。

「テネッツ」とは:「教義・信条」を表す「tenet」の複数形。Amazon社のサービスモデル設計でも採用されている。いわば「考え方の礎」。

アルファ室の5つの「テネッツ」

そんなアルファ室の「テネッツ」を1つ1つご紹介させていただきたいと思います。


①最高を目指す、最良な「ギア」で。
私たちはDMMの事業とお客様、それに関わる全てのステークホルダーを理解し、最高のサービス体験を生み出すための “ギア” を創り出していくことにコミットします。

DMM.comというプラットフォームを提供するDMM社員は、様々なステークホルダーを巻き込みながら横断視点で、かつスピード感をもち、お客様に最高のサービス体験を得ていただくための様々な施策を推進していく必要があります。

この中でアルファ室は、単に具体的な個別サービスを提供するのではなく、背後にある全体像を把握し、各事業・要素がうまく連携・動作するために必要な「ギア」=「伝動装置」を作り出すことを目指しています。
この「ギア」を最良な状態に保ち業務にあたることで、より大きな力を発揮できるようにすることに焦点を当てた価値観です。


②すべての原点はユーザーフォーカスから。
私たちは、最高のサービス体験でお客様を幸せにするために、高い視座と広い視野を用いて常にユーザーファーストで考え続けます。

これは、DMMが提供する各サービスが常にユーザーのニーズや期待から生まれるという前提のもと、その価値の最大化を目指すという信念を示しています。

DMMはただ機能的に優れたサービスを提供するだけでなく、使用すること自体が楽しみで満足感を得られるようなサービスを創っていきたいと考えています。
どのような決定を下す際でも、まずはユーザーの要望と興味、ニーズを最優先に考慮したうえで、一つの枠組みに囚われず、さまざまな角度からユーザーのニーズを捉え、ユーザーのために最善の解決策を追求します。

アルファ室が追求するサービスの理想像は、あらゆる角度からユーザーの立場を理解し、それを満たすために最善の努力を尽くすことで、ユーザーに喜びと満足を提供するものである、という考え方が現れた価値観となっています。


③「できない」から「できる」をつくろう。
私たちはより高い価値の創出に固執します。課題解決にあたっては既成概念にとらわれる事なく自由な発想を持って取り組みます。

この価値観は、アルファ室メンバーが、面する全ての課題や困難に対してポジティブかつ前向きな姿勢で取り組むことを示しています。

困難が立ち現れた時には、既存の枠組みに囚われずにそれを乗り越えるための可能性を模索することを大切にしています。
課題解決をただの日常業務として捉えるのではなく、新たな価値を創出する機会・成長と進歩のためのステップであると考えているのです。


④圧倒的スピードでいこう。
私たちは、”目指しどころ” へ最短距離で到達できるよう、起こり得るリスクを認識・評価しながらより良いユーザー体験を最高のスピードで提供することに拘りを持ちます。

この価値観は、DMMが市場の変化やユーザーのニーズに迅速かつ効率的に対応し、短時間で最大の成果を生み出すことを目指しているという前提に立っています。

アルファ室の目標は、“目指しどころ”、つまり最終的な目的地へ可能な限り直線的に、かつ最短時間で到達すること。
単なる速度を求めるだけではなく、より良いユーザー体験を最高のスピードで提供することに注力しています。


⑤ワイルドサイドを歩こう。
私たちは、変化を楽しみ、変わり続けます。変化に適応することで成長します。変わり続けることが事業の成長に寄与することを確信しています。

この価値観は、アルファ室メンバーが変化すること自体を楽しみと捉え、変化をただ受け入れるだけでなく、それを活用して自身の成長に役立てるという姿勢を表しています。
誰かが歩いた道だけではなく、自身で道を切り拓いて進んでいく姿勢を評価するという価値観が体現されています。
一人一人が進化し変化することで、事業もそれに合わせて進化し、新たな価値を生み出すことが可能になると考えています。

✨テネッツと「称え合う文化」

アルファ室では、4半期に1度、振り返り会というものを実施しています。

その中で、テネッツの各要素ごとに他薦で、実行できている人をバイネームでエピソード付きで投票して称える「テネッツアワード」という取り組みがあります。

アルファ室のメンバーはプロジェクトごとに分かれて仕事をする機会も多く、なかなか互いの仕事ぶりを見る機会がありませんが、
このテネッツアワードでの取り組みにより、人となりを知り、
「この人ここがすごいんだ!」
「この人といつか一緒に仕事をするのが楽しみだ!」
という気運を高めることができます。

どんな小さなエピソードを投票してもよく、逆にどんな些細な努力でもテネッツと結び付けて称えてもらえるという点がモチベーションアップにもつながっています。

そんなテネッツアワードのコメントをほんのごく一部ですがご紹介します。

- リスク予測や、リスクが発生した時のリカバリスピードが早かったです。
- 改善点を都度考え、次のステップへ進んでいかれており見習いたいと感じました。
- 変化し続ける組織の部内課題を一つ一つ解決に導いている姿は、まさにワイルドサイドを歩く先陣。アルファ室をより良くするために率先して一番動いてくれているのをいつも見てました!
- ユーザーにとっての最高は何かを考えながら複雑な要件を取りまとめている。
- 仕様を考える中で、事業、プロダクト、ユーザーそれぞれの目線に立って考え、何が良いかの答えまで導いている姿がかっこいい。

仕事をする中でついつい「この人はここまでできて当たり前」と評価されがちなポイントでも、言語化して称え合うことで、評価される側はもちろん、評価する側のモチベーションアップや周りを見る目の養成に繋がっています。

✨さいごに

今回は、DMM.comのアルファ室でメンバーの行動指針として浸透している価値観である「テネッツ」についてご紹介させていただきました。この価値観があることにより、入社後間もない時期であっても様々なタイミングで、自分の行動の後押しとなる根拠を見出すことができ、迷いなく前に進むことができました。
今後も、働く上で、「共通の価値観・行動指針が示されていること」から何が得られるか、何を得ていきたいか、見つめながら行動していきたいと思います。

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