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日々の思いを綴ったり、よかった作品に対しての感想を書いたりします。 映画、本、漫画、アニメ、何でも。

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    日々思ったことをなるべく短く、かつ継続的に発信しているもの。 気合入れた作品感想記事とは別枠

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    毎月、その1ヶ月で良かったと思う曲をまとめたもの。ジャンル問わず雑多。

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新ジャンル「青春ぽい」マンガ 『ずっと青春ぽいですよ』 感想

『ずっと青春ぽいですよ』という漫画を紹介させてほしい。 本作品のあらすじを簡単に言うなら、 「女装男子をアイドルにしようとするオタクたちと、それを羨むギャルの青春ぽい物語」である。何を言っているか分からないと思うが、こうなのだからしょうがない。 より詳細に書くとこういうあらすじになる 決して女装男子だけがメインじゃない!「女装モノか…興味なし。」とブラウザバックをしようとした方がいるかと思うが、少し待ってほしい。確かに、メインのあらすじを読むと、かわいい女装男子を愛でる

    • 手紙は爆走である。

      久しぶりに文章で衝撃を受けた。今月のベスト・ヒットワードかもしれない。 これは何かというと、『三島由紀夫レター教室』という小説の帯に、小沢健二さんが寄稿したエッセイの冒頭。 しかし、この最高にイカした文章がついているのは限定版。上記のAmazonの商品には恐らくついてないのでご注意されたし。 最高の書き出しではないだろうか。ちなみに、この帯文は、これだけでは終わらない。もはや帯というよりは、カバー全体に文章が書かれているという、面白い構成。 小沢健二さんは『今夜はブギ

      • 先駆者の重要性

        先日、コンビニに行った時。 ケチ環境意識が高い自分は、必ず値引きコーナーがあったら確認しにいく。そこには、賞味期限が間近な商品たち、悪い言い方をすれば、売れ残りの商品たちが並んでいることもある。 そこで、こんなパンを見つけた。 最近流行りのタイパを意識した、完全栄養食のようなパン。忙しく働く人々にも、栄養バランスの整った食事をしてほしいという狙いから作られた商品だろう。 残念ながら、一番ターゲットが多そうなオフィス街ど真ん中のコンビニでこのパンは売れ残ってしまっていた。

        • 人生で一番”映画館”で見て欲しいと思ったアニメ映画 『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』 感想

          この映画を見終わった時、色々と思うところはあった。しかし、一番最初に頭に思い浮かんだのは 「映画館の大きなスクリーンで見ることができて、本当によかった」 という、ありきたりな感想だった。 凡百なことばで、これを最初の感想とするのは少し悔しい。しかし、このことばが、一番この作品を象徴しているように自分は思える。人生で一番強く、劇場で見ることができたことに感謝できた作品だったのだ。 1つ補足すると、自分はあまりこの「映画館で見たら~」というのをアニメ映画では感想として抱くこと

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          【ライブレポ】84歳のスネアと、熱いハーモニカ【バーナード・パーディ】

          昨日、バーナード・パーディというドラマーのライブに行ってきた。JBやアレサ・フランクリンなどのソウル・ファンク系をはじめ、様々なジャンルで叩き続けた超一流ミュージシャンだ。 高校生のころにニコニコ動画で出会った彼のドラム講座を見てから、ずっとファンだった。一生に一度は生で聞きたいと思っていたのだが、御年84歳。さすがにもう日本に来ることはないだろうなと思っていた。この歳で極東の島国まで来て演奏してくれるなんて、感謝しかない。 17時半スタートの前半の部に参加したのだが、平

          【ライブレポ】84歳のスネアと、熱いハーモニカ【バーナード・パーディ】

          audibleが「自分語り」にしか聞こえない…

          audibleの無料体験期間中なのだが、どうにも聞く気がおきない。シャワーを浴びる時とか、移動中に聞くために登録しているのだが、いつものYoutube動画を聞いたり、音楽を聞いたりしてしまう。 コンテンツの内容以前に、ある感想が頭に浮かんで、どうしても集中できないのだ。一生懸命喋ってくれているナレーションさんに申し訳ないと思いながらも 「こいつずっと自分語りしてて鬱陶しいなぁ…」 ということばがどうしても脳内を占めてくる。 何を当たり前のことに違和感を持っているのだろうと

          audibleが「自分語り」にしか聞こえない…

          2024年5月の好きになった曲

          先月の好きになった曲を羅列していく。 「好きになった」のが先月、ということなので曲のリリースされた時期などはバラバラです。また、昔から好きだった曲が再燃して更に好きになっているものもあり。 TOMOO 「あわいに」Youtube Musicくんがオススメしてくれた曲。一時期TOMOOのSuper ballを聞いてた影響かな。 歌がうまいのは当然なのだけども、シンプルにバックバンドの演奏が大好き。楽しそうな曲だけども、なにげに超絶技巧な気がする。センスの塊というか。パーカ

          2024年5月の好きになった曲

          自分にとって"エンタメ"とは何かを考えさせられた 『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』 感想(原作比較あり)

          映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』を見てきた。前章の感想はこちらに書いている。正直前章はプロローグと言った感じで、物語に関して何か判断できるポイントはなかった。こういうSF・セカイ系は結末が大事。それですべてが決まる。 で、鑑賞後。速攻で原作の11巻、12巻(最終巻)を購入した。今作品の結末はアニメ専用に書き下ろされたものと聞いていたので、比較がしたかったのだ。原作をこうして迷いなく買わせるくらいのパワーがあった作品といえるだろう。そういった意味で

          自分にとって"エンタメ"とは何かを考えさせられた 『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』 感想(原作比較あり)

          初めて一人でバーに入ってみた

          1泊2日で友人と高知に行ってきた。目的は飲むだけ。ひたすらにお酒を飲むための旅行である。 私は年1で高知に行くくらいの高知好き。どういったところかはこちらの記事に書いている。 一緒に行った友人も、前回一緒に高知に行ったときに好きになってくれて、リピートとして今回一緒に旅行することになった。高知経験済みなので、遠慮なく観光地を無視して飲みに集中できる。 格安LCC、ジェットスターさんにお世話になり、15時ごろに高知着。この観光する気のない時間での到着も、飲みだけの来訪だか

          初めて一人でバーに入ってみた

          【雷獣】天才たちによる「オモロイヤツ(天才)」の紹介 【Youtuber】

          最近ハマっているYoutubeチャンネルを紹介したい。「雷獣」というチャンネル。 どういうチャンネルかという説明が難しい。受験系?勉強系? 一番適切なことばは、チャンネル概要欄に書いてあるこれだろう。 灘生という天才たちによる天才の紹介単に灘の卒業生がYoutuberらしいことをしているだけのチャンネルではない。自分なりに彼らのチャンネルを紹介するとしたら、タイトルにも書いてある 天才たちが「オモロイやつ(天才)」を紹介するチャンネル ということばになると思っている。

          【雷獣】天才たちによる「オモロイヤツ(天才)」の紹介 【Youtuber】

          怠惰ですねぇ

          日記的な記事。ここ最近、全然noteを更新できていない。毎日更新を途絶えさせてしまってから、週に3,4本は安定して投稿しようと思っていたのだけども。 3月末に毎日更新が途絶え、4月は更新があまりできていなかった。これは仕事のほうがなんやかんや忙しかったというのもある。もちろん、noteを書く隙間時間が一切なかった、というほどではないのだが。 でも、4月で人事異動とかあって新しい環境になったら、MPが減るじゃん。HPじゃなくてMPね。 そんな言い訳を自分にすることができた。

          怠惰ですねぇ

          Audibleの情報量にやられてる

          audibleを始めた。通常1ヶ月無料体験のところが、2ヶ月になるキャンペーンがやっているとのことで。noteでフォローしている人が何人か始めており、その体験記なんかを読んでいて魅力を感じていたからというのもある。 用途としては、移動中やシャワー中の時間を有意義に使うため。片手間で何かしらの情報をインプットしておきたいのだ。タイパ至上主義ではないが、ぼーっとしている時間は好きではない。こんなことを書きながらYoutubeをダラダラ見たりしているのは若干の矛盾をはらんでいるの

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          ありがとうマッドハウス アニメ『葬送のフリーレン』 感想

          「神は細部に宿る」という言葉がある。アニメ『葬送のフリーレン』を見たときに思い浮かんだのはこの言葉だった。 とことん、細部まで拘りぬいた高クオリティな作品。〇〇がよい、というよりもすべての諸要素のレベルが高く、アニメ作品として化け物じみたクオリティの作品だと思った。こんなアニメ作品を世に送り出してくれた、マッドハウスに感謝しかない。 正直に言ってしまうと、自分は原作であるマンガの『葬送のフリーレン』はそんなに好きではない。話題になり始めたころ、まだ2巻か3巻くらいしか出て

          ありがとうマッドハウス アニメ『葬送のフリーレン』 感想

          輝く人になるための 映画『トラペジウム』感想

          映画『トラペジウム』を見てきた。今日はその感想記事になる。 この映画、原作は乃木坂46の1期生が書いたらしい。元アイドルが描く、アイドルもの。キャッチーなフレーズだ。が、個人的にこの映画を視聴しようと思ったのはそこに惹かれたわけではなく。アニメーション製作会社がClover Worksなこと。そして、監督である篠原正寛さんが、今作品が初監督作品であったことが理由だった。 Clover Worksは、『ぼっち・ざ・ろっく!』で一世を風靡したアニメーション製作会社。そして、そ

          輝く人になるための 映画『トラペジウム』感想

          炊飯器で作るご飯ってなんであんなにワクワクするんだろう 

          自分は割と影響を受けやすい人間。すーぐにマンガとかの影響を受ける。よくある事象として、グルメマンガを読むとその日のおかずは高確率でそのマンガで書かれているものになる。 昨日もそんな感じの1日だった。あるマンガの影響を受けて、昨日の晩御飯(なんなら今日のお昼も)が決まった。『ドカ食いダイスキ! もちづきさん』。なんだかX(Twitter)でトレンド1位になってたらしい。 正直、表紙を見た時点では少し警戒した。一時期お下品系グルメ漫画として話題になった『めしぬま』と同じ系列か

          炊飯器で作るご飯ってなんであんなにワクワクするんだろう 

          「何事かを為す」人生を送るには アニメ『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』 感想

          自分が大好きなセリフ。現代文の教科書には必ず掲載される名作、『山月記』の主人公である李徴のセリフの一節だ。あるアニメを見て、このセリフを想起した。まったく『山月記』のような固いアニメではなく、むしろ「小説家になろう」原作のライトなアニメなのだが。 アニメ『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』を視聴した感想を書きたいと思う。 あらすじタイトルから推察できる通りの、なろう原作の転生もの。ただし、現実世界から異世界への転生ではなく、異世界の住民が死

          「何事かを為す」人生を送るには アニメ『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』 感想