マガジンのカバー画像

スズキのひとりごと

79
パーソナル寄りな日々の思ったこと書いたのまとめ。デザインやメンタルヘルスのこと、ただの雑談など、ごちゃまぜです。
運営しているクリエイター

記事一覧

デザイナー向いていないかもしれない。

何度思ったことか。 私は、(先輩方からみればまだまだだが)一応10年以上はデザイナーを続けている。新卒から基本デザイナー以外の職業はやっておらず、それで自分の飯と愛猫を養ってきた。 そんな私もずっと順風満帆だった訳では無い。失敗したり、トラブルが起きたり、迷惑をかけたり。その度に自信をなくして、「もうデザイナーやめようかな」と思った。たぶん、4〜5回は確実に訪れている。 でも、私は凝りもせず戻って来ている。 「もう私デザイナー駄目かも」と少し休んで、しばらくすると沸々と

今年はなんでも屋から抜け出すために、私のWANTを押し進めていきたい🎍

2024年あけましておめでとうございます!書き初めということで、まだ頭の中でふわっとしていることも多いのですが、私の中で考えていることを新年早々書き出してみようと思います。 🐲今年はコンテンツ制作をやっていきたい2022年から年末に自分の作ったものをNotionにまとめていたので、そこから自分のお仕事をグラフの割合でざくっと出してみました。 こうしてグラフにしてみると、Web・UI中心にデザインやっていますと言っておきながら、2022年はWeb系とグラフィック系が五分五分

「プロだから出来て当たり前」と思ってると疲れちゃう話

講師にどこまで求めるかの話を、今日はよくXのタイムラインで見かけました。 (誤解を招くといけないので最初に念のため。これから書くことはポスト投稿者への批判ではなくて、むしろ私も似たようなこと考えていたことがあってわかるわ〜と勝手に解釈・共感して、思い出話と自戒してる内容です。) おそらく元ネタはこちらのポスト→ おそらくこの投稿に反応が多かったのは、「講師の資格あるのか?」という言葉が強くて、みなさんギョッとされたからではないでしょうか。 「プロだから出来て当たり前」

自己流で歯食いしばって生きてきたからこそ、いまさら病院に言っても相手にされないだろうなと思えて泣けてきた話

少し前に下記のポストがキッカケで「複雑性PTSD」というものを知りました。 ・養育者から安心感を得られなかった ・結果、慢性的で複雑化したトラウマ+ストレスに対処する自律神経も育たなかった ・それにより、感情調整の困難、対人関係の困難、自己否定感などの症状 ・・・私じゃん!!!と。 さらに、この漫画投稿を読んでいて、普通は自己調整できているんだという、それもまた衝撃でした。 私はストレスで長時間というより長期間なレベルで肩に力が入りっぱなしになるのは昔から自覚があり(

これまでのnote記事をまとめた小冊子をつくりました!

来週の日曜日に開催される『第3回デザイン読書日和』にて販売します〜! ・日時:9月3日(日)12:00-16:00 ・場所:TIME SHARING 新宿 4階 ・スペース:No. C1「みんなのデザインメモ」 内容はスズキのひとりごとマガジン内の比較的エッセイっぽいものを選んで少し手直ししてます。最後の章だけこの冊子にだけ収録してるものです。 よかったら手にとってみてください♪ === ▼ちなみに、サークル全体のお品書きはこちら

新しいものへ飛びつくのに抵抗がある、私の言い訳

1日足らずで3000万人が登録した話題のThreadsに、私もさっそくアカウントを作って触ってみた。だが、そのようにすぐに新しいものへ飛びつくことに異を唱える人も少なくない。 私たち、いや、少なくとも私自身は、“流行っているから飛びついてるだけ”なのだろうか? 自分だけは冷静でいたい私は天邪鬼なので、みんなが盛り上がっている物事に対しては逆に冷めてしまうタイプである。 すぐに乗っかると自分が流されやすい人間のように思えるから、自分だけは冷静でいたいと思ってしまうのだ。

性暴力予防ポスターのイラスト類似問題から想う、デザイナーの「参考」への意識。

デザイナーとしてこういう話題は決して他人事ではないので、本当にヒヤッとします。 最初にこの話題を知ったときは、トレース疑惑なのかなと思っていたら、それとは違う「類似性」という問題で取り上げられていたので、何が問題なのかちゃんと捉えておきたいなと思ったので書き出してみます。 === <何があったの?を簡単に> 今回話題になっていたのは、内閣府が「若年層の性暴力被害予防月間」の一環で製作した啓発ポスターに使用されていたイラストが、 ・イラストレーターのたなかみさきさんの作品

チャットツールでデザインレビュー依頼する時の構文と心がけ

私がテキストコミュニケーションで、デザインのレビュー依頼をする時に気をつけていることを1枚にまとめてみました。 それぞれのちょっとした解説やポイントなどの詳しいことは、気が向いたらブログの方にあとで書き出してみようと思います〜! (書いたらここにURL貼ります!)

親しいと思ってた相手から突然しっぺ返しを食らうのは、自己評価が低すぎるせいかもしれない

私は人間関係でずっと悩んでいることがあります。 段々と親しくなってきたなと思う人に、突然「あなたに裏切られた!!」と言わんばかりのしっぺ返しを食らうのです。 いつもどうしてこうなるのかわからず、人と関わるのが億劫になって、すっかり私は人と深く関わるのを避けるようになっています。 そして、こういうことが起きる度に、あーやっぱり親しくなるの嫌だな、自分が悪いんだろうなと、どんどん自信もなくなります。(じつはつい最近もそういうことがあって、うわ…まただ…と思い泣きました。) そ

デザイナーの私が「内省」の資質で困ったこととその対処法🤔💭

こちらの記事の「内省の資質とデザイン業務」をテーマにするの面白いなと思ったので、私も自分なりに考えて書いてみることにしました。 上記のnoteの筆者と同じく、私もデザイナーで、ストレングス・ファインダーの1位が「内省」です。 この「内省」の資質は、自分ひとりであれば何も問題ないのですが、昨今デザイナーは業務の範囲が広がり、コミュニケーションの量も増えてきたので裏目に出てしまうことも多くなってきました。 私がこれから挙げる内容は具体的なデザイン業務という感じではないのです

10年前、デザインは私に生きる楽しさを教えてくれた

自分がデザイナーになったわけを考えていて、ふと、学生の時に作ったポートフォリオを思い出した。 見開きのページで、冊子の始まりと終わりにポエムのようなものを添えている。この、デザインに出会ったときの新鮮な想いは、私の原点であり今も尚変わらない私の芯となっているのだと思う。 デザイナーという仕事を知らなかった私が、デザインを学んでこれは天職かもと感じてデザイナーになって。何度も自信を無くしてその度にデザイナーを辞めようと思ったけど、なんだかんだこの肩書きで10年以上たった。

LGBT検定®初級を受けてみた!すでに興味がある人にはちょっと物足りないけど、まとめ・復習としては◎

LGBTQ+への理解を深めるために、気になっていた検定を受けてみたのでメモがてら書き置いておきます! === 結論・誰もが知っておくべき知識で、動画なので記事やテキストを読むより取り組みやすかった! ・内容に対して料金がちょっと高く感じた。簡潔だからこそ意外とあっさり終わるので、みんなにオススメするかといったら五分五分。個人で余裕があったら受けて置いて損はないかもといった感じ。 キッカケ・以前から自分の性に疑問を持っており、自分への理解を深めたい思いがあり、たまに関連

誰かの夢の上で散るのもかっけぇなと思えた #エッジランナーズ (ネタバレ含む)

自分の夢を持ってないと。 他人の夢の中で生きるなんて悲しい。カッコ悪い。 ─── そんなこと誰が決めたのだろうか。 * サイバーパンク エッジランナーズを観た。 そのストーリーでは「夢」というキーワードも軸になっている。 【※以下、ネタバレ含むので、これから観る予定の人はそっとページを閉じてください。】 * 密かに自分の夢があるヒロインのルーシーと、一方で、他人の夢を背負って生きてる主人公のデイビッド。 最初は、ルーシーと同じ目線で、他人の夢を背負ってボロボロに

デザイナーと女性(ジェンダー)と、セクハラと。

“ジェンダー観の違いは新聞か雑誌かネットかという媒体の問題よりも、誰が作っているのか、もっと言えば誰が意思決定しているのかが大きいと思います。” 上記の言葉は、前Business Insider Japan統括編集長/元AERA編集長のジャーナリスト 浜田敬子さんのインタビュー内容だ。私はいろんな意味で、この言葉を重く感じた。 ここ1年前ぐらいから私の中で、ジェンダー表現やLGBT+についてホットな話題になっている。 というのも、歌手の宇多田ヒカルさんがキッカケで「ノンバ