叱られるは宝になる『デザイナーが最初の3年間で身につけるチカラ』 #デザボン
「ちゃんと叱られたい」
その体験の貴重さは、大人になるほどよくわかるものだと思います。
一見華やかなデザイナーも、実態は普通に「会社員」です。人間関係や社会の理不尽と何度も直面することになります。
例えば、先輩にデザインをチェックしてもらいたいけど、とても忙しそうです。あなたならどのように伝えますか?
「お手隙の時に」とやんわり伝えますか?
「〜日〜時までに」とキッチリ伝えますか?
上手くいく場合もあれば失敗してしまう場合もあるでしょう。そういった経験を積み重ねて、ようやく一人前になっていきます。
でも本音を言えば、失敗をする前に教えて欲しくないですか?
失敗した時に「適切に叱ってくれる」先輩が欲しいなと思いませんか?
本書では、そんな新人デザイナーが直面する様々な「問題」と「結果」を、疑似体験することができます。
上司やクライアントとの接し方。デザイナーとしての成長。現場での様々な問題に対して、読者には2つの選択肢が与えられます。
良い方を選べれば褒められ、良くない方を選べばキッチリ叱られる、という「ゲームブック風」の構成になっています。
それこそ、仕事のノウハウはネット上で多くの人が語っています。しかし切り抜かれた結論だけでは、実感できないことも多いでしょう。
その点、本書では読者が自ら「選択」し、その成功や失敗を体験できるので、より記憶に残りやすくなっています。
思えば、「叱られる」という経験は強烈に記憶に残ります。
僕も数多くの失敗をし、その度に先輩に優しくも厳しく叱られてきました。
独立してその機会が無くなってしまった今、そのことを懐かしく、とてもありがたいものだったなと思い出しました。
また、現実とは残酷なものです。僕の場合はたまたま良い先輩に恵まれましたが、全ての職場でそうなるとは限りません。
そういった機会をあらかじめ得られることは、悩み多き新人デザイナーたちの強い支えになるはずです。
早く一人前のデザイナーになりたい人へ。
「そんなの教わってないよ…」と悔しい思いをしたくない人へ。
この本で現場を予習しておくと、「貴重な経験」が得られるかもしれませんよ。
『デザイナーが最初の3年間で身につけるチカラ』
2024年4月12日発売です。
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