![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123739880/rectangle_large_type_2_e23ce4087a41bec371eeee73c476d9c6.jpeg?width=800)
熊野の表情 一本桜-coolなkumano18-
神々が棲まう熊野の自然。
季節や時間によって違う表情を見せてくれます。
熊野本宮大社旧社地「大斎原」の堤防に一本の桜の木があります。
美しい樹形。
大斎原と熊野川を分ける堤防にあるというロケーション。
青い空、澄んだ空気、霧などの熊野の環境。
桜は、春以外は全く注目されませんが
この一本桜は一年を通じて楽しませてくれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1701836716039-9BRprHCHJ4.jpg?width=800)
今のシーズン(11月~3月)は、川霧がよく発生します。
太陽が上がると霧はなくなり
真っ青な空と真っ白な太陽が
顔を出します。
![](https://assets.st-note.com/img/1701837225527-jnVH1pDz79.jpg?width=800)
夕方から夜にかけても違う表情を見せてくれます。
まもなく雪が降ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1701837606082-f7nktZEzfg.jpg?width=800)
熊野本宮は年に何回か雪が降ります。
滅多にない雪景色。
心ズキズキ、ワクワクです。
![](https://assets.st-note.com/img/1701837632474-MJyHXoea7G.jpg?width=800)
枝についた雪は、まるで花が咲いているよう。
やがて春が来ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1701840575433-CTjQNNFj1H.jpg?width=800)
春が来た!!
春は、エネルギッシュに咲き誇ります。
光は早朝がベスト。
![](https://assets.st-note.com/img/1701840182386-ap6NgaKWlT.jpg?width=800)
いろんなシーンを楽しむことができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1701841082058-DflKQufg00.jpg?width=800)
桜をテーマにした歌は
たくさんありますが、
「桜散る」「花びらが舞う」のような
寂しい歌が多い気がします。
私には、桜は、
春を告げる「爛漫」の木。
厳しい冬に耐えて蓄えたエネルギーを
解放する春の象徴。
さあ、これから頑張るぞ!
なのです。
花が終わると若葉たちが
さらにエネルギッシュに。
![](https://assets.st-note.com/img/1701842241482-5JR5yEUna3.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1701842322547-2sIzNlxgcw.jpg?width=800)
緑の季節の桜は、枝は小鳥の休憩所、
木陰は人の休憩所になります。
この堤防で、お弁当は最高です。(トンビ注意で)
桜の紅葉は早い。
![](https://assets.st-note.com/img/1701842729921-lt84ZGkeTx.jpg?width=800)
桜の紅葉はあまり注目されませんが、
この木は紅葉した時もちゃんと主張してくれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1701842689563-CsFzqAXb2S.jpg?width=800)
紅葉が終わり落葉して裸になって冬を待ちます。
![](https://assets.st-note.com/img/1701843157539-nHNWQywPeA.jpg?width=800)
次の春へ。この繰り返し。
![](https://assets.st-note.com/img/1701847127644-QrM14TCO3P.jpg?width=800)
PINK on WHITE
熊野にお越しの際は、
この一本桜にもご注目を!
人々を魅了してきた熊野の自然。
神々が表現しているとしか思えない
熊野の表情を味わうことが
熊野を理解することかもしれません。
これまでの記事は各マガジンに収納しています。
こちらもよろしくお願いします。
マガジン「熊野とは」 ↓
マガジン「coolなkumano」 ↓
■撮影許可が必要なところは許可を得て撮影しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?