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【1116回】週休三日という数字に意味はあるのかという話。 - Madoka Sawa https://voicy.jp/channel/632/144239#Voicy 休むことの意味を理解しないとならない

【1116回】週休三日という数字に意味はあるのかという話。 - Madoka Sawa
https://voicy.jp/channel/632/144239
#Voicy
休むことの意味を理解しないとならない

いかがお過ごしでしょうか?
澤でございます。
最近、政府の方がですね、選択的週休3日というものを検討しているなんて言うニュースがありますよね。
育児、介護、闘病など、生活と仕事の両立を図る観点からも多様な働き方を推進することが重要であり、その一つとして、週休3日制も考えると認識しているということなんですけれども、これについて僕はどう思うかというのをですね。
オンラインサロンのメンバーの人から、ちょっとこうリクエストされたんで、それにお答えするという形でお話をしていこうかと思います。
週休3日、3日休んで4日働くというそういう働き方なわけなんですけども、そのまんまですね。
この働き方はですね。
僕が前に勤めていたマイクロソフトで1回実施されたことがあるんですね。
その時には、テスト的にというかですね。
まさに試しにやってみようぜということで、これ週休3日って、我々、言わなかったんですけどね。
週勤4日、つまり4日間で5日分のパフォーマンスを出すという働き方の効率化を試してみようぜっていうそういう考え方だったんですよね。
ですので、週休3日、3日休んでいいよっていうような受け取り方は、実は社員はしてなかったんですね。
というのも、週休3日、要するに週勤4日にするから、仕事のパフォーマンスは、2割カットでいいよっていうわけにはならないんですね。
パフォーマンスは100%を求めるけれども、週に4日しか働いちゃ駄目だよっていう、そういうある意味、チャレンジだったので、結構、これはですね、ハードだったんですね。
ですので、かなり効率的に働かなきゃ、同じ結果にはならないということですね。
頭使わなきゃいけなかったという非常にこれはですね、いい体験だったなと思います。
やっぱり働き方っていうのは考えないといけないなと思うんですよね。
ですので、与えられた状態っていうのをそのまま受け入れるというのはですね。
ちょっと片手落ちかなって僕は思います。
ですので、週休3日というものを政府が云々というのは、あんまり気にしないでよくって、自分で働きたいだけ働けばいいんじゃないって思うんですよね。
いやいや会社がそうは許してくれないから制度化してもらわないと困るんだという声が聞こえてくるのは、まぁ、わかるんですけれども、では、有給ってどうしてますかという問いなんですね。
有給も非常にこれはとりやすくって、自分の都合でちゃんと全て消化することができ、かつ、週休3日にしてくれたらより一層人生高になるというふうに明確に言語化できてるんだったら、それは大いに結構ですよね。
でも、有給もろくに使っていないし、そもそも休みの日に何をするんだっけというような、そんな状態だとしたら、週休3日っていうふうに政府が決めたとしても、あんまり活用できないんじゃないかなって思うんですよね。
そもそもですね、休むということをうまくできますかというのが、ちょっと問いになるんですね。
つまり、会社をオフにしなさいっていうことを命令されて、はいっていうふうに、従うだけじゃなくて、休むということを自分でちゃんと定義しておくっていうのが、これすごく大事なことだと思うんですね。
ですので、休みの日というものをいかに活用していくのか。
これ昼間からビール飲むっていうのも素敵なんですけれども、もっとやんなきゃいけないのって、人生を豊かにするために何か学ぶとかですね、体験するとかですね。
そういうことなんじゃないかと思うんですよね。
そして、週休3日になったとしても、付き合いだったりとか、何かのその思考の範囲っていうのが、自分の職場以上のところにこう広がっていかないんだとしたら、ちょっとこれは問題かなと思うんですね。
もちろん、そういう環境で生きてるから広がっていかないんだという方もいらっしゃるでしょうし、あるいは、そこの中で生きている状態なのが、快適なんだという方もいるんで、これは価値観違いますからね、人によって。
ですので、こうでなければならないっていうふうに僕が偉そうに言うつもりは全然ないんですけれども、少なくともこの後voicyを聴いていらっしゃる、そして僕のチャンネルを聴いているという方は、何かしら、もっと上手く生きたいとかですね、自分らしくありたいとかですね。
何かしら自分の人生をアップデートしたいって、どっか持ってるんじゃないかと思うんですよね。
となると、余暇の時間の使い方っていうのは、相当これは考えないといけないというか、まさにそこに生きるヒントが隠されてるんじゃないかなと思うんですね。
ですので、そこが制度としてそうなってから、わーいっていうのはちょっともったいないというかですね。
きつい言い方をすれば、思慮が浅いということですね。
ですので、もっともっと考えようぜってことなんですよね。
週休3日、つまり3日間は自分のために時間を使っていいというふうになった場合に、もちろんこれはお子さんがいる家庭があるという場合には、その時間をかなり割かなきゃいけないと思うんですけれども、だけど、例えばお子さんは週休2日で自分が週休3日だったら、その1日というのを、自分を鍛える、自分をアップグレードするために時間を使うというのは、大いにありだと思うんですよね。
ですので、そういう考え方ができるかどうかというのが、この週休3日というものを本当の意味で活用することができることができる。
そういった線引きになってくるかと僕は思ってます。
ただ単に仕事をしないでいい時間が増えるというだけの理由でそれを受け入れるんだとしたら、ちょっとあまりにもったいないかなって気がするんですよね。
ちなみに僕はですね、今週休どれぐらいなのかというと、正直あんまりよくわかってないんですね。
っていうのもやっぱりですね、1人で会社をやって、自分だけで働いていると、休みというものが定義は自分ですることになりますんで、下手するとですね、1週間、全然休みなしということがあったりとか、あるいは、今週はまともに働いたの2日だけだなっていうことがあったりとか、あるいは、1日の中で実働今日は2時間だったなとかですね。
そんな感じで、何かはちゃめちゃな働き方になるんですね。
ですけど、それはですね、予定調整をオンライン秘書の方に全部頼んでるんですけれども、そちらに調整いただいた予定の中で、ここは結構、空き時間あるなとか、ここは結構自由が利くなとかっていうのがわかると、それをうまくですね、割り振りをしていって、学びの時間にしたりとか、何よりも疲れを取るための休憩の時間にしたりとかっていうのをデザインするということを積極的にやってます。
やっぱりこの時間の使い方をデザインするっていうところがすごく重要かなと思っていて、これ詰め込み過ぎちゃうと、結局のところくたびれてしまって、パフォーマンスが下がってしまいますけれども、ほどよくですね、自分のその疲労度合いとか、あるいは外部要因ですね。
外部要因っていうのは、自分以外の人に割かなきゃいけない時間、一定のサービスだったりとか、そういったものも含めてですけれども、そういう自分以外のことに使う時間というのを割り振った上で、さらに自分の時間もちゃんと確保していくという、本当はこれ順番ですけどね。
自分の時間を確保した上で、他の人に対して割り振っていくという方が、本当はいいと思うんですけれども、そうならないというか、ならない事情がある方もたくさんいると思いますんで、何らかの形で自分自身に割り振る時間というのを捻出するというのがすごく大事かなと思います。
そして、何と言ってもですね、自分を喜ばせてあげなきゃいけないですね。
自分自身が今これいい時間を過ごしてるなっていうふうに実感できたりとか、それを言語化できたりとかするのが、これすごく大事かなと思ってます。
そうしないとですね、何のために生きてるか、わからなぬなりますからね。
ですんで、自分を喜ばせる、自分が今、いい時間を過ごしていると実感できるような、そういった余暇の過ごし方っていうのをデザインするのが、これからのビジネスパーソンにはすごく大事なスキルになってくるんじゃないかなと思います。
僕はですね、ちょっと途中までしか見てなかったNetflixの天才の頭の中。
これはですね、ビルゲイツの話なんですけれども、ビルゲイツのドキュメンタリーをちょっと見てるんですけど、あの人、シンクウィークいうのを、1990年代からずっとやっていて、彼は多分、世界のトップランクで忙しい人なんだけども、それでもですね、1週間ぐらい、もう人里離れたところに行って、ひたすら本を読む、そして、物書きをしたりとかして、できるだけデバイスからも離れてですね。
頭の中を整理する時間っていうのを捻出しているそうです。
これすごくいいなと思っていて、僕も時々真似するんですけれども、こうやって自分の脳細胞を喜ばせるような時間の過ごし方っていうのをできるようになってくると、かっこいいことなんじゃないかなと思ったりします。

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