40代でやりたいことが見つかった

私は、小さい頃からずーっとずーっとこの悩みに取り憑かれていた。

やりたい事がわからない
熱中するものがない
1つのことが続かない

このことについては、散々過去にも書いている。

もう、小学生の頃からの悩みだった。
好きなアイドルなんかも特にいなかった。光GENJIや、チャゲアスにどハマリしている親友がいたんだけど、雑誌を買ってはボロボロになるまで読んでいた。よくCDも買いにつき合わされていた。

ほんっとに羨ましかった。無理やり好きになろうと、ハマろうとどれだけ努力してきたことだろうか…。
音楽すら興味のない人間だった。今だって１日音楽がなくても平気で生きて行けれる。

ハマる趣味なんてのが、そもそもないのよね。努力して無理やり好きになってみても、すぐに飽きる。
ずーっと無趣味であると言い続けてきた。

将来の夢を書く時間も、ほんっと苦痛やったやん。嘘ばっか書いてたし。進路決めも、就職活動なんかも、やりたい事が特にない人間にはめちゃめちゃ辛いのよ。

昔は営業職が天職に思っていた私ではあるが、別に特別やりたい訳ではなかった。なんとなく事務が向いてないのはわかっていた。消去法で営業と販売の仕事を選び、食べるのが好きかな？くらいでテキトーに食品関係を選んだくらいだ。

いつだって私の夢は、1つの事に没頭してハマることだった。

そんな私は大人になっても、興味ありそうな学びに手を出したり、あらゆる習い事も体験してみた。

でも、どれも中途半端に終わっている。

そんな私が40代から突然、どハマリしてるのが、発達障害の勉強だ。

息子の悩みを解決しようと勉強すればするほどそれが、仕事の知識になる。お金になる。

勉強しても勉強しても終わりがない。追いつかない。全く飽きない。おもしろすぎる。何この世界？て感じなのである。

ここ最近、めっちゃ困り果てている不登校問題。引きこもり問題。

これもね、困ってるから勉強してますやんか。毎日息子使って学んだことを実験してみたり、私流の息子に対してのオリジナル子育てをしてみたり…

ただ全く思い通りにはなんないんだけどね笑

悩みごとが私にはデカすぎて、壁がめちゃめちゃ高いんだけどね。

でも、必死こいて頑張ってる私の今のこの感じは…
誰からもやれ！って言われてないのに、勝手に勉強しまくっちゃうこの感じは…

きっと昔、死ぬほど悩んで手に入れたかった状態ではある。

やりたい事が次から次へとあふれてくるこの感じ。
熱中しすぎて、時間も忘れるくらいのこの集中ぶり。
1つのことが勝手に続いているこの感じ。

そして、そのやりたいことがお金になっているこの感じ。

確実に、昔私が手に入れたかったものなのだ。

息子のお陰で、私は永遠の趣味＝仕事を手に入れたのかもしれない笑

息子への悩みはきっとすぐには解決しない。
毎日が試行錯誤で、トライ&エラーエラーエラーだ。
あ〜でもない、こうでもないと考える日々だ。
でもね、そんなしんどい日々ではあるが、仕事で活かされる時があるのがまたおもしろい。

息子には通用しないやり方が、仕事先の子ども達には活かされる時もあるんだよね。我が息子にはハマらなかったやり方が、他の子どもには、ハマる瞬間があるのもこれまたおもしろい。

そう思うと、子育てって正解もないけど、失敗なんかないんじゃないか？とも思えてくる。

私の座右の銘は、正しさよりもおもしろさなので、今後も私は苦しいけども、思い通りにならない凸凹子育てを、おもしろがっていこうと思っている。

永遠の趣味にしていこうと思っている。