出会いと別れ おつかれさまでした
本日、僕のカテ人生で最も肝転移のカテを実施させて頂いた患者さんが転院されていった。
肝臓はカテに向いている臓器とはいえ、通常の塞栓術なら2−3回、薬剤の動注だけでも6−8回で必ず肝動脈が荒廃して、十分な塞栓物質や抗がん剤が腫瘍に到達しなくなる。だから、どの薬剤を、どのくらいの治療間隔と量で入れるか、タイトに治療すれば効果はあがるかもしれないが肝動脈が潰れて結果的に治療が長続きしない=早くがんが再燃する、ことになるし、軽く、そして治療間隔を1ヶ月以上あけて繰り返せば、例えその