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【カンボジアニュース】訪韓中のマネット首相夫妻との昼食会に尹大統領夫人が出席。5ヶ月ぶりに公の場に。

韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏が、韓国を公式訪問したカンボジアのフン・マネット首相夫妻との昼食会に出席しました。大統領夫人が公の場に姿を見せるのは、尹大統領とオランダ訪問から帰国した昨年12月15日以来、約5カ月ぶりとなります。

大統領室が当初発表した日程には大統領夫人の出欠が記されていませんでしたが、本日16日午前の修正日程で出席することが確認されていました。首相の公式発表素材には、マネット首相夫人のアップはあるものの、大統領夫人の大きく映ったものは確認できませんでした。メインテーブルに座っているグレーの服を着た女性の後ろ姿が、小さく確認できます。

行事は芳名録の署名および記念撮影、首脳会談、文書署名式、公式昼食会の順で行われましたが、大統領夫人の姿は公開されるのでしょうか…と書いていたら、首相夫人が大統領夫人とのツーショットを公開しました。

大統領夫人は高級ブランドバッグを受け取ったとされる疑惑が昨年11月に浮上したことなどを受け、最小限の日程だけをこなしてきました。4月下旬にルーマニア大統領が来韓した際も非公開のスケジュールだけで、写真や映像などは公開されていません。

さて、ゴシップネタだけではなく訪問の成果についても書きたいと思います。16日午前、ソウルの大統領室庁舎で首脳会談を行い、二国間関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げする共同声明を発表しています。日本や中国の取り組みを模倣する流れといえます。


尹大統領は会談で、「両国が戦略的パートナー関係を構築したことを非常に意義深く考える」として、「貿易や投資を拡大し、デジタルなど未来志向の分野での協力強化も期待している」と表明しています。マネット首相は「カンボジアの経済成長と発展は韓国の貢献と切り離すことはできない」と応じています。

韓国政府筋からは、政治、安全保障、国防の分野での協力の強化と共に、麻薬の密輸など国境を超える犯罪への対応の強化についても言及されています。

本日はカンボジア韓国投資フォーラムも開催された他、韓国に在住するカンボジア人との交流なども行われる予定です。

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