見出し画像

ラジオ・フォルモサ①

コロナの影響で、今まで音楽Barなどでしていた好きな音楽についての会話ができなくなったために始めた、このnote。
思いつくままにおススメな音楽を書いてきましたが、テーマを持った記事としてまとめたい音楽はあと残り1つを残すのみで、ほぼ書き尽くしたように思います。
もしかすると、ちょっと気合を入れすぎて書いてきて、燃え尽き症候群のようになってきているのかもしれませんが(笑)。

ただ、テーマを持った記事としてはまとめづらいけれどおススメしたい曲はあります。
最近、そのような曲をちょこちょこ1曲ずつご紹介しておりましたが、せっかく記事を読んでいただく方にもせわしなく1曲ずつご紹介するのは申し訳ないような気もしてきて、今後、10曲くらいずつ、できればラジオのように何となくの流れを持ってご紹介していきたいと思います!

全部でおおよそ30曲くらいを考えており、計3回で予定していますが、今回(第1回目)は、最近の記事を読んでいただいた方には恐縮ですが、最近1曲ずつでご紹介していた曲をまとめたものになります。

グロリア・エステファン

まずは、やっぱり大好きラテン・ミュージック!
キューバ生まれのグロリア・エステファンによる、故郷ハバナの雰囲気たっぷりの曲です。

メレンゲの女王(ミリー・ケサダ)

メレンゲと言っても、お菓子のメレンゲじゃありません(笑)。ドミニカ発祥のラテン・アメリカで人気の音楽です。
メレンゲの女王と呼ばれるミリー・ケサダもドミニカ出身。
ピアノの概念が覆されるようなパーカッシブな演奏です!!

メキシカン・クンビア

クンビアは南米コロンビア発祥のラテン・アメリカで人気のダンス・ミュージックです。
メキシコでもクンビアは大人気で、こちらの曲は、なんとYou Tubeの再生回数が13億!!
この渋いバンドで、決して派手ではない曲での大快挙は、やはり曲の良さと演奏自体のパワーと思われます!
それにして、ユカタン半島のビーチの夕暮れ、曲と似合って綺麗ですね~

キューバのフィーリン

フィーリン(Filin)とは、1940年代後半から1960年代初頭にかけてキューバで流行した、従来のキューバ音楽にアメリカ音楽(ドゥーワップ、R&B)やカリプソ、ボサノバなどをMixしたスタイルの音楽です。
そんなフィーリンの代表的なグループ、ロス・サフィーロス(Los Zafiros)のギタリストであったマヌエル・ガルバン(Manuel Galbán)が、往年のロス・サフィーロスでのヒット曲を再演したもので、軽妙洒脱な演奏となっています!!

ラテンなヘンリー・マンシーニ

数々の名曲・スタンダードを作った、作曲家ヘンリー・マンシーニ。
彼の代表曲の1つは、なんと言っても映画「ティファニーで朝食を」のために作曲した「ムーン・リバー」でしょう!
こちら、ヘンリー・マンシーニ自身が「ムーン・リバー」をラテンにアレンジしています。

ヘンリー・マンシーニといえば、映画ピンク・パンサーのテーマ曲も有名ですが、「It Had Better Be Tonight」はテーマ曲とは別のピンク・パンサーの曲です。
曲の長さが1分45秒くらいと、かなり短いのですが、とにかくカッコいいんです!!

ニーノ・ロータ

ペレス・プラードによる「パトリシア」が出てくるイタリア映画…

それはフェデリコ・フェリーニ監督、マルチェロ・マストロヤンニ主演の「甘い生活(La Dolce Vita)」です!
最近久しぶりに見てみましたところ、以前に見た時よりヒリヒリした感じが伝わってきて驚きました…
この映画を彩るのは、すべてを包み込むようなニーノ・ロータの音楽です。オーケストラとロカビリーっぽいギターの組み合わせがグッときますね!

アルマンド・トロヴァヨーリ

マルチェロ・マストロヤンニの盟友、作曲家アルマンド・トロヴァヨーリ(Armando Trovajoli)。
数々のイタリア映画の名作の音楽を手掛けており、マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンという相性抜群の2人が主演の映画「昨日・今日・明日」から、ボッサな「Descansado」です!!

こうやってまとめてみますと、自分で言うのも変ですが(笑)、なんかしっくり来ますね~
最近1曲ずつご紹介していた時に感じていた、ちょっと違うなぁというモヤモヤ感が吹っ飛んでいった気がします!

ちなみに、冒頭の写真は最近編み出した中国茶の飲み方です。
編み出したという程おおげさなものでもありませんが(笑)。
簡単に、でも美味しく台湾の高山茶のような烏龍茶を飲みたいと思い、300mlほどの急須と淹れたお茶を急須から移す茶海、そして小さな茶杯のみで飲んでいます。
茶海と茶杯は、以前、神戸の中国茶の店で買ったものですが、急須は最近HARIOのホームページで見つけ、「禅」という名前に惹かれて買ったもので、かなりいい感じです!!
緑茶などでしたらガラスのマグカップなども合いそうですが、台湾の高山茶は味と香りが強く、やはり茶杯のような小さなカップで飲む方が合いました。(茶海と茶杯は、そのものでなくても、似たようなサイズのものなら合うように思います。)

それでは、次回、第二回はアルマンド・トロヴァヨーリのボッサからの流れで、ブラジル音楽そしてサルサなどをご紹介していきたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?