ぶんぶんどー

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ぶんぶんどー

趣味は人・猫・ドラマ観察です。気になるドラマや俳優さん、実家の猫話、日々のことなど、くだらないことを綴るクスクス笑いのnoteです。でも、ときどきマジメ。写真の無断転載はご遠慮願います。

マガジン

  • ぶんぶんどー説明note

    名刺代わりに、2019年より書いた約550記事の中からまとめました。「ああ、こんな人なのね」「ああ、こんなダメ人間なのね」と思っていただければ幸いです。

  • 不思議note

    ときどき自分に起こる、偶然が偶然を呼ぶような不思議なできごとを書いたnoteです。

  • わが家の猫生活

    伝説の猫・モモちゃんの話を中心に、わが実家の猫との暮らしを回想して書いています。

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尾崎豊を普及させたあの子のこと。

中学1年生の秋、当時私の通っていた田舎の学校に大阪から転校生がやって来た。その子はみっちゃん。 詳細は聞かなかったが、祖母の家でしばらく暮らすことになったのだと本人は話していた。初めての転校生。みっちゃんはチャキチャキとして明るかったけれど、誰とでも仲良くなれるタイプではなさそうだった。 最初は好奇な目で見ていた。だって、猪が出るようなところに大阪の街から転校生が来るなんて。しかも「こんな田舎なんか好かん」と、はっきり言う子だったし。嫌なものは嫌、好きなものは好き。だから

    • すべてが12年前の事件につながっていた/日曜劇場『アンチヒーロー』

      相変わらず、日曜の夜はドラマのハシゴで忙しい。一週間前の日曜劇場は、野村萬斎独壇場と言ってもいい回だった。 腹立たしい伊達原検事正。明墨が自分に似ているからこそ、彼の行動を先読みできると緑川にほくそ笑む。ただ、証拠を手に入れて、足で踏みつぶす伊達原がちょっとゴジラに見えてきて(みんなそう思ってるのね)、「やりすぎじゃない?」と少々食傷気味。それでも明墨たちを絶体絶命に陥れた彼には、想像以上の執念を感じて震えた。 わかりやすい伊達原キャラとは違うが、「良心の人」と思われた裁

      • 一話丸ごと綾野劇場だった/ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』第8話

        今週は、岡山天音くん演じる綾野がメインの回だった。 (以下、ドラマの内容を含みます) 最初はミヤビの過去を知る怪しい人という印象だった綾野だが、途中から少しずつ彼の人間性が見えてきた。ついには大迫教授を裏切る形で、ミヤビの記憶障害の原因を突き止めたい三瓶に協力。また、麻衣との結婚は実家の病院を守るためだと判明した。 親子関係や生き方など、綾野の人生を軸にしたこの回は、多くの人が自分を振り返る回になったと思う。自転車事故によって脳を損傷し、喜怒哀楽が激しくなった父親・勲に

        • 越前での出会い、まひろと周明/大河ドラマ『光る君へ』第22回

          しゃべれるんかーーい。 日本語、しゃべれるんかーーい。 視聴していた全員が思ったに違いない。 今回もあっという間の45分。 ラストの衝撃が冷め止まないまま、数日が経過してしまった。 (以下、ドラマの内容を含みます) 越前へと旅立った為時とまひろ。好奇心旺盛なまひろは、いきなり浜辺で宋人をつかまえて、話をしようと試みる。 「周明」と砂浜に名前を書く大ちゃん!(違う、松下洸平さん) これは、幼き日のまひろ&三郎と同じ展開ではないの!! と、ひとり盛り上がる。 しかし

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        記事

          帰省ついでのひとり旅。

          4月、5月と忙しく過ごしたため、少し長めに帰省することにした。この時期は梅雨に入る前だし、人の多いゴールデンウィークに動くよりもずっとゆっくりできる。 いつものルートで、いつものお昼というのも味気ないと思い、早めに出発して寄り道することにした。 目的は次の2つ。 1、「旧豊後森機関庫」で写真を撮る 2、「金太郎」でとり天を食べる どちらも帰省ルートの途中、大分県玖珠町にある。 機関庫は昔から知っているが、国道から見るだけで実際に足を運んだことがなかった。「また今度で

          帰省ついでのひとり旅。

          記憶がすり替わる新たな症状と向き合うミヤビ/ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』第7話

          前回は、ミヤビが断片的だが前日のことを記憶できていることに喜ぶというところで終わっていた。 (以下、ドラマの内容を含みます) 抗てんかん薬の量を増やしたことによって、ミヤビは前日のできごとを覚えていることが少しずつ増えていく。これまで見ていた人やモノ、日常のすべてがきらきらと輝きはじめる描写には、彼女の心の有りようが表れていた。この1年半、今日見聞きしたことを明日には忘れていることが平常運転だった。でも少しでも覚えられるなら、いつもより五感を研ぎ澄ませておきたい。自分が彼

          記憶がすり替わる新たな症状と向き合うミヤビ/ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』第7話

          枕草子の誕生と、まひろ&道長の区切り/大河ドラマ『光る君へ』第21回

          久方ぶりの感想となってしまった。 (以下、史実とドラマの内容を含みます) あれよあれよと政治のトップに躍り出た道長が、相変わらず三郎のままでほっとしたような、危なっかしいような。姉の詮子と妻の倫子探偵という強力タッグがあれば、安泰かもしれない。それにしても倫子探偵、女院さまにも強烈ツッコミを入れるとは、さすが最強の妻。私も道長と同様に、「はやくこの場の空気を切り替えてほしい」と思ってしまった。 為時の代わりにまひろが書いた文を、好きな女子の字だと発見した道長くん。 「

          枕草子の誕生と、まひろ&道長の区切り/大河ドラマ『光る君へ』第21回

          映画『市子』を観た。

          慎ましくも、幸せを噛みしめながら食卓を囲む2人。その日、男は婚姻届を取り出してプロポーズした。恋人は、顔をくしゃくしゃにしながら涙を流す。 冒頭のこのシーンは終盤にも登場するのだが、同じ映像なのにまったく違う意味になっていた。 ここまでで、私たちは市子が何か過ちを犯して、逃亡人生を送っているのだと想像するのだが、そんな生半可なものではなかった。ネグレクト、離婚後300日問題など、さまざまな社会問題を孕んだ市子の人生。思いもよらぬ恋人の失踪に途方に暮れながら、長谷川は刑事の

          映画『市子』を観た。

          タイトル回収!初めての三瓶の涙/ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』第6話

          「ちくっとしますよ」 「ちくっとしますよ」 「ちくっとします……」 ちょっと、ちょっと。このシーン、2人のかわいいアドリブ合戦!と思っていたら、台本通りだったのか(本人のストーリーズによって判明)。 「あたってないです」 「あたってます」 「あたってないです」 「あたってます」 こっちも台本通りなのかな? それとも、アドリブなのかな? 観ていない方には「はて?」状態だと思うが、視聴した方はこのシーン、悶絶したでしょ? しましたよね?(笑) というわけで第6話の感

          タイトル回収!初めての三瓶の涙/ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』第6話

          最終回かと思うほどの名シーン続き/ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』第5話

          「ぶんぶんどーさん、聞こえますかーー? 医師の喜多見です、もう大丈夫ですからね」(by 喜多見チーフ) 「ぶんぶんどーさん、必ず助けますからね。一緒にがんばりましょう」(by コトー) *注・上記は妄想です。 過去にハマったドラマの医者といえば、喜多見チーフとコトー先生である。 「昨日から何も食べていないので」 そう言いながら、ミヤビのおすそ分けのロールキャベツにがっつくDr.三瓶。 新しいタイプの医者がキタ! (以下、ドラマの内容を含みます) うぉおおおおお、

          最終回かと思うほどの名シーン続き/ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』第5話

          ふたりの立つ場所/大河ドラマ『光る君へ』第17回・第18回

          「ひぃーー! 平安時代、全然平和じゃないやんかーーー」と慄いた、あの日から5ヵ月が過ぎた。 (以下、ドラマの内容を含みます) 兼家がいなくなり、道隆もいなくなり、関白となったのは、道兼だった。だが、彼もまた病に倒れる。 「俺は浄土に行こうとしているのか。こんな悪魔が……」 汚れ仕事を一手に担っていた道兼。難なく父親の愛情を得る三郎(道長)には、ずっと嫉妬していたのだと思う。でも、荒んだ暮らしから引きずり出してくれたのは、他ならぬ三郎だ。 わずか7日間の関白だった。

          ふたりの立つ場所/大河ドラマ『光る君へ』第17回・第18回

          登場人物たちの目線が絡み合う/ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』第3話

          順調に、若葉竜也沼に落ちている。 いや、三瓶友治沼かもしれない。 (以下、ドラマの内容を含みます) 第2話のラスト、ミヤビと自分が婚約していたことを明かしたDr.三瓶。 「これから言うことは、日記には書かないでください」 そう前置きして、2人の間柄を淡々と説明した彼は、たぶん彼女の後遺症を治せる可能性を信じているから、そして2年間の記憶がなくても強い感情があれば脳が反応し、何かしら思い出してくれると願っているから、そう言ったのだと思う。日記に書いて「婚約していた」こと

          登場人物たちの目線が絡み合う/ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』第3話

          劇的な再会に沸く。そして倫子、気づく/大河ドラマ『光る君へ』第16回

          今回こそ感想を早めに書こうと思っていたのに、『アンメット ある脳外科医の日記』第2話のラストに「予想はしていたけど、えっ、そこまで!?」という展開が待っていたため、2度目の第2話視聴。ああ、デスクでのミヤビと三瓶の一瞬の沈黙には、大きな大きな意味があったのだと気づく。さらに再度第1話を観なおして、「三瓶先生……」と泣く。そうこうしているうちに、ヒモ男に転生した直秀のドラマ(チ〇ピラ風情の装いなのに、おそろしくキュートな毎熊さんを毎回拝める)の第4話も配信が始まってしまった。仕

          劇的な再会に沸く。そして倫子、気づく/大河ドラマ『光る君へ』第16回

          迷いの中にいるまひろと邁進する道長/大河ドラマ『光る君へ』第14回・15回

          久しぶりの感想になってしまった。 (以下、ドラマの内容を含みます) 第13回は道長とまひろが4年ぶりに再会したところで終わり、さて、第14回はどうなるのかと思いきや……。 まひろに再会後の道長は、倫子に話しかけられても心ここにあらず。倫子に自分を触れさせず、「よい風だ」と言ったのはどういう意味だろう。まひろに会えてうれしかったと捉えていいのか? 従者から「為時の娘」と説明を受けたからなのか?(つまり、まひろが婿を取らずにいることを理解した) 道長の行動は、進むべき道が定

          迷いの中にいるまひろと邁進する道長/大河ドラマ『光る君へ』第14回・15回

          明日に繋がらない今日を生きる主人公/ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』

          主に「キャストが好み」という理由で観はじめたのだが、初回から感情を揺さぶられまくっている。 (以下、ドラマの内容を含みます) 主演の杉咲花さんが演じるのは、1年半前の事故によって記憶障害の重い後遺症を持ち、翌日になると記憶が真っ新になってしまう脳外科医・川内ミヤビ。事故に遭う前までは、将来を嘱望されていた。だが今許されている行為は、看護師の補助だけ。 「自分はまだ医者なのか?」 常に自分に問いかけ、葛藤するミヤビ。それでも翌朝目覚めたら、これまでのことを綴ったノートを

          明日に繋がらない今日を生きる主人公/ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』

          VIVANT味強し?謎多き登場人物たち/日曜劇場『アンチヒーロー』

          先日、初回放送を迎えた日曜劇場『アンチヒーロー』。気になる春ドラマとして書いたものの、内容の詳細は公式でも明かされておらず、あれからサイトを見ずに第1話の放送日になってしまった。 いざ視聴したら、日曜劇場の顔・馬場徹さん、さっそく登場。 第二の日曜劇場の顔になりつつある林泰文さん、登場。 あれ? 須田邦裕さんまでちょい役で登場! VIVANT俳優が何人か登場して笑っちゃったんだけど、後で相関図を見たら、迫田さんも内村さんも河内さんも、谷田さんも出るのか! この勢いで、壇れ

          VIVANT味強し?謎多き登場人物たち/日曜劇場『アンチヒーロー』