耽楽的音声記録

アマチュア文筆家 片倉洸一による実験的音声配信。 レコーダーを挟んでの収録を言い訳にし…

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アマチュア文筆家 片倉洸一による実験的音声配信。 レコーダーを挟んでの収録を言い訳にし、周りの人間を巻き込んでしか得られない楽しみに耽ろうとする記録を埋没させてゆく試み。

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耽楽的楽曲紹介第8回 拝跪願望者が求めてそうな幸せ

第20回後半_ある人物の類型_拝跪願望_2024.5.30|耽楽的音声記録 (note.com)より。地元の同窓生やこれまでに見てきた実例から勝手な偏見を進めた結果、彼らが結局このような幸せの風景を求めてそうとこじつける。 The Lantern Flower | Scott Matthews (bandcamp.com) It's minus ten degrees, a heavy breeze to the west マイナス10度、重い風が西へと吹いていく A q

    • 第20回後半_ある人物の類型_拝跪願望_2024.5.30

      1:親父の身辺整理 ・膨大なレコードコレクション―死後20年でようやく知る音楽の趣味 ・幼少期の音楽の記憶がない片倉―しかし結局遅れて出てくる何か 2:帰省の際に気にかかる人物の類型―拝跪願望型の3例 ・共通点1―学校(高校以前)で要求される能力が高いが、結局何も手に着かずフラフラしてる ・共通点2―何かに従いたい欲望が強い 例1:先日の誕生会で居合わせた男 ・参加者の変わり者のファンらしいが、当人からはあまり見向きもされず ・片倉にも話しかけて勝手な解釈を披露して気味悪がられる 例2:川越氏 ・初対面の日からやたらと話して身の上を聞く―高校時代に家計を助けるために鬼バイト、弟達の進学のために自分は就職。その後自分も大学へ ・尊敬する「師匠」の話から怪しくなり…―カリスマ溢れる武勇伝に惚れ惚れ。「将来の計画」に備えて鍛錬の日々 ・3年前の年始の誘い―「軽井沢に行きませんか?」 ・別荘地の集会―やっぱりそれ系の集会でした。天下国家天下国家連呼 ・数年経っても「師匠の事業」は進展していない模様 ・その後―知り合いの知り合いの女性達に気持ち悪がられていた模様 ・能力が高いが故に反論を受け流せてしまう 例3:同窓生の荻原 ・小学生の頃から背も飛び抜けて高く、勉強もスポーツもできたエリート ・高校も一人だけ遠い進学校へ進学。その後の詳細は不明だが結局現在に至るまで実家住まいのフリーター ・荻原の家庭環境、周囲との齟齬―何でもできた故に周囲に合う人間もおらず、距離があったのではないか ・高校以前に要求される能力とそれ以降に必要な能力の齟齬―高校以前に何でもできた人間の方がその後却って狭く深く要求される場面で挫折しやすいのかも ・成功体験が多い故に自分の不遇を認めてくれる陰謀論、カルト宗教、詐欺師にハマりやすそう。その上自分が状況を正当化する詭弁にも長ける。 ・「能力が高い」が、その還元先を見つけられていないのが最大の欠点なのでは。彼らが必要とするのは強力な指導者。それがたとえ詐欺師であろうとも彼らは自分の献身を信じる。 第8回耽楽的楽曲紹介 Scott Mattews「The Lantern Flower」(『Home Part2』(2016)) https://scottmatthews.bandcamp.com/track/the-lantern-flower 歌詞はこちらhttps://note.com/brainy_azalea673/n/nb2f3c7411261 ・ロマン溢れる「二人だけの光景」 ・拝跪願望型の彼らのような人達は素朴にこんな光景を求めているのでは―しかし、そこにも必ず生じるであろう齟齬を彼らが認められるとは思わないが… 早速この後飛行機を予約しました。身元保証書という非常に面倒な書類に苦労しそうでございます。

      • 第20回前半_帰省前の親族話_2024.5.30

        記録も20回を迎え、片倉も転職が決まって状況だけを見れば良い感じ。だが、それもそれで本人ならではの問題がある。そんなところを長時間録音。 1:転職決定から入社までの微妙な状況 ・前職の会社に保険証返却 ・入社までまた1ヵ月の休み ・書類変更に敏感―結局離職票が届くのに時間がかかるので保険証、年金の変更も遅れる羽目に ・あるニート経験者の経験談に共感―ニート暮らしでやれる事は数ヵ月で終わり、後は同じ事の繰り返しなのでは ・「何もない暮らし(経済的、物質的には問題なし)」を楽しむのは困難 2:実家近辺の状況―実家の隣町の母方の実家の一族概観 ・今月祖母が死去―田舎町の酒屋の一族 ・祖父母による酒屋隆盛期―実家が酒屋の祖母と農家の祖父が結婚し、地域一の酒屋に ・祖父母のジェンダーバランス―戦時中~戦後世代の方が共働き多く対等感強いのでは ・裕福な田舎の酒屋の立地―店舗兼住宅と裏庭の離れ ・酒屋一族の居住状況―現在裏の新築の家に祖父母、店舗兼住宅に長男一族。 ・祖父母の4人の子供―信頼する伯母(子供3人)、母、酒屋継いだ長男(子供3人)、独立した次男(子供2人)田舎の金持ちのお坊ちゃまお嬢ちゃま達 3【問題点】酒屋を継いだ長男一族について ・長男の嫁―川向こうの家から嫁いできた程度の距離感 ・長男一家の3子―「歌手」の長男、一応会社員の次男、一応教員の長女が全員実家と祖父母の家に寄生 ・田舎の教員というだけで偉ぶって何もできない嫁と長女 ・一番マシだが祖父の小部屋に住み着く次男 ・「歌手」の長男―片倉の音楽性に合うはずもなく…「売れない歌手」と言い切りたいが言い切れない厄介さ(地元の文化に浸食) ・長男一家の寄生方法―収入がある孫連中は一切家に金を入れず、長男夫婦もおんぶにだっこ。婆さんがベッドから落ちて骨折しても数時間気づかず。それでも「世話をしてる」と思ってるらしいツラ ・祖母の葬儀にて―前々からの予言が実現…誰よりも祖母を悲しむ態度、葬式でまさかの歌唱 ・悪意がない厄介さ…「自分達は本当に祖父母の世話をしてるし想いやってる」と言い張れる恐ろしさ。そいつらと優しい祖父母という最悪の組み合わせ ・腐っても金持ち―悪意なく他人を利用できる性質の悪さ。他人の悪意も理解できず、自分の害も理解できない 4:親父と自分の類似点 ・悪意をおもちゃにしていた親父の態度―悪意の露呈と信頼が比例すると思ってる節 ・得意の子捨てジョーク―片倉少年は苛立ちを募らせるばかり ・文化系なうざさ―全共闘運動やらバンド活動経験、広く浅い文化的教養に基づいたブラックジョークがお得意の親父 ・悪意=信頼の図式は息子には通じず。だが…現在の片倉も悪意の露呈大好き人間になっておりましたとさ。 ・以上を踏まえた古情さんへのメッセージ

        • 第19回_緊急報告_2024_5.25

          片倉洸一からのお知らせ ・転職成功―昨日内定確定 ・弱い立場から選べる立場へ 片倉的転職の重要点 ・転職サイト使用は前提。企業の求人掲載有料のところにすべし。求人者有利の特典が多いので使わない理由がない。ただし、転職手数料とってくるところは× ・人事決定に時間がかかる会社にすべし―人事採用は重い決定のはずで、そこの意思決定が速すぎる会社は危険。 ・求職者側も会社を選ぶ側だというのを忘れずに。 ・「数百社、数十社落選」なんてできるとは思うな―応募先も厳選すべし ※言及してない最も重要な点は、無職期間数ヵ月持ちこたえられるだけの貯金と精神的余裕を持つ事です。

        耽楽的楽曲紹介第8回 拝跪願望者が求めてそうな幸せ

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          耽楽的楽曲紹介第7回判然としない過渡期に聴いて落ち着く自滅楽曲

          第18回_判然としない過渡期にて_第8回耽楽的楽曲紹介_2024.5.21|耽楽的音声記録 (note.com) より。 どちらも色々と物語を想起させ、陰鬱でいいものです。灰色の季節など関係なく何とも判然としない釈然としない、かといって憂鬱とも言えない状況で聴いていると落ち着きます。 Cancer House「a hiding place」(『a hiding place demo』(2024)) a hiding place demo | Cancer House (ba

          耽楽的楽曲紹介第7回判然としない過渡期に聴いて落ち着く自滅楽曲

          第18回_判然としない過渡期にて_第7回耽楽的楽曲紹介_2024.5.21

          横須賀での楽しい滞在から東岩槻に戻った片倉の近況と久々の楽曲紹介。 タイトル通り判然としない日々を判然としない状態で語っているので楽曲紹介以外はいつも以上に曖昧でございます。 1:横須賀以降 ・判然としない状況 ・好印象な2社との面接―相思相愛と見ていい内容。 ・来るもの拒まずの反動の人間不信―「経歴学歴不問」も考え物 ・速くも転職先決定?―しょせん落ちるというくらいの気構えで ・展望もあるが何も手に着かず、疲れもせず、やりたい事もなく、鬱でもなく… 2:第7回耽楽的楽曲紹介~判然としない過渡期に聴いて落ち着く自滅楽曲~ 楽曲の詳細は↓から https://note.com/brainy_azalea673/n/ncea380f54b74 1曲目 Cancer House「a hiding place」―シカゴの謎のグループの初アルバム、「燃えた彼女」の物語 ・一目で惹かれるアルバムジャケット―朧げな風景で目を隠す少女 ・歌詞解釈―今では灰の山、そうなる前は… 2曲目 Fran「折磨Abusing」―中国のボカロPによる自称POPアルバム ・数年前から片倉が注目している中国FOLK―※ただしBANDCAMPでは少数 ・普段はオタクっぽい界隈の人が真剣に作った「人間の弱い状態」の物語 ・収録曲概説―特に「浄化Purging」のPOP度と内容の乖離具合に注目 ・歌詞解釈―世界に対する悪態、絶望を力強く 3:判然としない状態で締めくくり ・転職できたらようやく「普通の会社」並みの待遇に ・判然としない状態で結論―仕事もしょせんバランスをとるためのものであり、有給暮らしも飽きてきた。

          第18回_判然としない過渡期にて_第7回耽楽的楽曲紹介_2024.5.21

          第18回_判然としない過渡期にて_第7回耽楽的楽曲紹介_2024.5.21

          第17回_横須賀での再会_2024.5.12

          連休明けの平日はただ面接の返事を待つばかりだったところから土曜に古情さんが引っ越した横須賀へ。土日と楽しく過ごしてつい日曜も泊まってしまってその夜の合間にガス窯設置予定場所で互いの近況を録音。 1 古情の近況 ・無職(有給中)の片倉、週5勤務中の古情 ・横須賀某地区の奥地 ・北綾瀬時代が曖昧な古情―以前の収録時の状況 ・屋外調理もできる古情の新居―ガス窯移送は期限がなくなり夏に引き延ばし成功。 ・のかぜさんの運転で回った逗子葉山―御用邸から活気のある洒落た住宅地のある地区とこの地区との多大な格差… ・地区の商店は地元店舗だけが存続―食堂、パン屋(給食卸売のおいしい店、市販品のコピー品を出す店?)、商店 ・古情の就職事情―なんだかんだでコールセンター業へ。今回も好都合な職場環境を得る事に成功。目指すはガス窯移送費用。 2 転職事情 ・古情の不合格経緯に食いつく片倉―面接2件の結果「貴意には添えかねる結果」という婉曲表現+やたら重なる不吉な出来事 ・片倉の面接逆評価1―まともな企業は人事採用に時間もかけて慎重になる。人を採るリスクより採らないリスクを取る。 ・片倉の面接逆評価2―「応募条件なし」ほど逆に難しいのでは。むしろ優遇される条件がないほど完全に面接の印象と求める求人の理想との合致 ・片倉の面接逆評価3―陰気な印象の会社が求める人物像の分析 お前のような人間の来るところではない。しかしそれでも人事採用フィルターは機能していたと言えそう。 ・片倉の面接逆評価4―人手不足だからと即採用する企業は危険だ! ・転職概観―必要なのは金と精神的余裕。転職活動はほとんど面接と返事待ちから成立するので結局そこなのでは。転職する前には金を貯めよう! ・転職期間のバイト―短時間バイトも種類増加。古情の単発バイト経験談 ・先を見据えて―転職という重い選択はあっさり決まらなくて良い。現在は後から見ればつまらない過渡期だが現在の選択が後々重要な影響をもたらす。 ※山奥のため周囲からカエルや虫の声が聞こえます。久々にヒトと話せて片倉の声も弾んでいます。 この後古情さんの低温調理した豚肉料理は最近胃腸が弱り気味の片倉でも腹を下す事なく美味しく食べられました。

          第17回_横須賀での再会_2024.5.12

          第17回_横須賀での再会_2024.5.12

          第16回_腸事情と90年代映画からの教訓_DVDメニュー文化_2024.5.4

          前回で色々と心配していた面接はあっさりと乗り越えたものの、片倉には次なる問題が入れ替わるように発生。その問題に不愉快になりながらも妙に盛り上がって映画について駄弁ります。 1:面接 ・問題なくこなせたが… ・1社目、非常に印象良し 2社目は… 2:胃腸内科へ ・近頃腸がおかしい ・近所の胃腸内科へ…一言で大腸カメラ検査へ ・片倉家の癌事情―親父は大腸ガン、祖父は肺ガンだが実は… ・昔から緊張すると腹痛 ・片倉の胃腸の認識と食事量のズレ ※ここに炭酸水好き、やたら腹斜筋を鍛える運動をしてる、連日バッティングセンターに通ってバットを振ってる等の条件が特に左下腹部にダメージを直接的に与えているのではと推測。 3:映画関係 ・面接翌日に「オッペンハイマー」鑑賞―日本の描写はなくてよかった。むしろなかったからこそ評価されたのではないか ・さらに90年代の娯楽作を鑑賞―「バットマン フォーエバー」と「アダムスファミリー」(芸人の永野によるシューマカー版バットマン評価が気になって) ・今の時代に観る90年代作品は癒し―ヒーロー物がメインになろうとするな!それ観て育った世代が「大人」の視点を盛り込む厄介な連鎖、さらに人気が出たら細分化とリメイクの連鎖、そして…ゲーム業界、お前らもだ! ※バットマンは「ダークナイト」の成功経験を引きずって今やバットマンが現れる前の街の話に、執事の爺さんの若い頃の話やらへ細分化しまくっております。 ・アリアスターの姿勢こそ“王道”なのでは―リメイク、リブート量産時代に光る。 4:失われたDVDのメニュー画面文化 ・チャプターに題名があるかどうかで判断するDVD製作陣の作品愛 ・DVD現役世代の映画のメニュー画面の最盛期―2000年代~2010年代前半のメニュー画面の作り込みが販売促進と直結していた時代 ・アニメーション、世界観に合わせたメニュー画面―「殺人の追憶」の特典映像の異常な作り込みを追憶…もはやメニュー画面が作品世界の一部になるレベル 最後についでに古情らに言及。 ※後日5月6日に調子こいて食べすぎた結果、盛大に下痢して小一時間苦しみました。そこからは小食に努めています。

          第16回_腸事情と90年代映画からの教訓_DVDメニュー文化_2024.5.4

          第16回_腸事情と90年代映画からの教訓_DVDメニュー文化_2024.5.4

          第15回_知り合いの知り合いの誕生会_面接前夜_2024.4.28

          2日後に予定した面接を前にできる限りの準備はできたものの、何ともいえない不安と間延びした間隔における自己鼓舞のためにこの2週間を語る。 1:フォークリフト講習の翌週 岩槻散策 ・健全な睡眠周期を獲得 ・南の果ての末田地区の豆腐店―明治9年創業のハイテク豆腐店 ・意外と栄えてる岩槻南部?―倉庫、工場、農地に温泉、地下水… ・程よい距離の春日部レジャーランド―バッティングセンターの常連 2:小田原→横須賀旅行 ・のかぜさん宅からその知り合いのS氏の誕生会で横須賀へ… ・横須賀と言えば古情だが…―既に勤務開始で無理 ・日帰りかと思いきや―横須賀山奥で泊りがけの大イベントでした ・のかぜ、S氏の所属団体+その知り合いの大所帯の隅で孤立する片倉 ※かくれんぼのプロ?主催のかくれんぼだけは燃えました ・場違いな場、違う種類の人々の集まりにて…―片倉の心強い友達 猫と火 ・のかぜ談「田舎のヤンキー的集団」に納得―彼らに合わせない片倉が謎の評価をされる珍現象 ・岩槻暮らしでは得られない毒の摂取という利点―精神の均衡は複合作用による 3:面接前夜 ・万全の状態で臨んでいるはずの状況だが… ・不安による自己鼓舞 俺は思った以上に計画的だ!と言い聞かせて面接に挑みます。

          第15回_知り合いの知り合いの誕生会_面接前夜_2024.4.28

          第15回_知り合いの知り合いの誕生会_面接前夜_2024.4.28

          第14回_文学部博士課程出身_元害獣駆除業者のフォークリフト技能講習受講記録_2024

          4月の有給暮らしに入った片倉がフォークリフトの資格を取得した模様をお伝えします。あと、Note10周年おめでとうございます。 1 有給期間突入 ・害獣駆除業務終了 ・近所に温泉旅行して「新年度」を眺める ※当初は群馬などの温泉宿にでも行こうかとでも思いましたが、自転車で15分程度の距離に温泉あるならそれでいいのではと妥協。 ・ようやく岩槻暮らししてる実感 2 フォークリフト講習受講記 受けるまで ・あらゆるところで使われるフォークリフト ・講習時間の種類―35時間、31時間、11時間(大抵は31時間) ・岩槻と蓮田の間―近いようで遠い交通網 ・ここで連想するさいたま市地下鉄延伸計画―浦和美園と岩槻、さらに蓮田へ ※1月の報道だと建設費概算が1300億円に増加したそうです。 ・異様に高評価な教習所―F教官に対する具体的な評価 3 フォークリフト講習1日目 ・1日目開始―「近々辞める」と言われていたF教官との対面 ・強烈なF教官―強烈過ぎて細かく話せません ・1日目学科―授業から試験まで詰め込み「専門的な内容だから暗記するしかない」(F教官) ・フォークリフトという殺人機械―F教官による具体的すぎる事故例と管理体制の厳重さの指南 4 フォークリフト講習2日目 ・受講生の面々―幅がありすぎる年齢、経験層(歴代最速記録者もいたよ) ・4日目の試験に向けてひたすら練習―走行、荷役の基本操作から試験練習で難易度急上昇 ・さすがに伏せるF教官が話すフォークリフト講習の裏事情―なんと今月で閉鎖 5 フォークリフト講習3、4日目 ・駅から歩いていく余裕が出てくる ・試験の行程と制限時間 ・歴代最速記録樹立からトロいのび太君まで―タイムもミスも十人十色 ・「覚えが地味にいい未経験者」という片倉の微妙な立場 ・最終日は自転車通い―たった40分で到着 ・実技試験―本番に弱い片倉の場合 ・F教官も満足の講習修了―様々な悪例 ※コースの柵には車体やフォークが擦れた痕跡が多数ありました。 ・免許と資格の違い―フォークリフトは「免許」ではなく「労働衛生法による技能講習修了証」です。 途中で咳き込んで以降、自分で聴いていてもイラつくくらい咳払いが頻出しますのでなるべく気にしないでください。

          第14回_文学部博士課程出身_元害獣駆除業者のフォークリフト技能講習受講記録_2024

          第14回_文学部博士課程出身_元害獣駆除業者のフォークリフト技能講習受講記録_2024

          第6回耽楽的楽曲紹介 Missisippi Rail Company「Coal Black Train」(『Missisippi Rail Company』(2012))

          第13回_列車の季節_2024.3.23|耽楽的音声記録 (note.com)より。 卒業、就職、退社、出会いと別れなどといった展開が起こるであろう季節は列車のような大きな運動体に似てる。この季節は人々の事情など構う事なくどこかへ運んでいく。 Coal Black Train | Mississippi Rail Company (bandcamp.com) Jenny crashed her '82 Chevrolet ジェニーは82年型シボレーで衝突した Left t

          第6回耽楽的楽曲紹介 Missisippi Rail Company「Coal Black Train」(『Missisippi Rail Company』(2012))

          第13回_列車の季節_2024.3.23

          3月も下旬となり、古情の引っ越しを見送った片倉にも退職が来週に迫る。が、さほど思う事もなく消化日程の感が強い。それは今に始まった話でもなく、これまでの3月にも繰り返し生じてきた感覚だった。片倉の近況とこれまでの3月を振り返ります。 近況 ざまあみやがれ弊社 ・古情の引っ越し完了 ・退職寸前の心境―消化日程感ばかりが強い ・辞める会社の程度―辞めて正解、その後の傾き ・ドキドキ入札体験―来週辞める社員が見た入札 業務スーパーで流れるa子 ・公共の場で好きな曲が流れる羞恥 ・2019年の学生パーティでの出会いから偶然知ったa子さん ・メジャーデビューの年にa子さんとチームはJPOPとアートのバランスを保てるか注目 灰色の季節の次の季節 ・片倉の3月―大学院修了→就職 大学への名残なし   高校卒業 長い時間は苦しい時間  中学卒業 地元からの脱出だけが目的 ・この季節は単に結果が現れるだけの時期で、結果によって運ばれる時期ではないか 第6回耽楽的楽曲紹介 https://note.com/brainy_azalea673/n/n51e204a10855 Mississipi Rail Company「Coal Black Train」 ・おなじみ消息不明グループ ・ルイジアナ州のグループなのにバンド名は隣のミシシッピ ・ミシシッピの鉄道周りの物語―乗り込め、あの黒い蒸気機関車へ ・同名曲を踏襲?―Banjo Dan And The Mid-Nite Plowboys「Coal Black Train」  https://www.youtube.com/watch?v=fIXmjRj2GCo ・大きな運動体の比喩としての列車―時代、社会運動、季節… ・連想例の朗読 ・傑作を超えられずに消えた人々の哀愁 灰色の季節から列車の季節へ。

          第13回_列車の季節_2024.3.23

          第13回_列車の季節_2024.3.23

          第12回_古情の引っ越し_北綾瀬の思い出_2024.3.9

          ゲスト:古情さん 久々のゲスト登場。3月中に引っ越しをする古情さんが引っ越しの経緯と立ち去る北綾瀬への思い出を語る。片倉は久々に聞き役ができた喜びで発声が疎かになりがち。 古情さんの引っ越しに関する経緯 ・感慨深くはない北綾瀬 ・重要アイテム、大型ガス窯の入手 ・古情の引っ越し遍歴―湘南→阿佐ヶ谷→小田原→幡ヶ谷→北綾瀬→ ・友人母の助言「X歳までに生き方を決めないと…」 ・ガス窯入手の経緯―数百万を譲渡で入手という大飛躍。だが窯が重すぎる ・引っ越し先の周辺環境―粘土質の土豊富な裏山、廃墟、アーティスト集落 ・ガス窯以外の出費―窯運搬費、初期費用… ・就労先候補―遺跡発掘、コールセンター、電車の塗装 北綾瀬の思い出 ・冷たい、さっぱりしてる ・アパートの思い出1―ゴキブリ大量発生、発生源は… ・アパートの思い出2―雨漏り工事業者と全裸でご対面 ・アパートの思い出3―窓の閉め忘れに厳しい大家 ・アパートの思い出4―地元の業者の面々の漫画っぽさ ・北綾瀬に江戸っ子を見た―池の観察者、90代の居酒屋店主 ・東岩槻の文化のなさ―岩槻城と城下町のさらに外側の湿地帯  さよなら北綾瀬 よろしく横須賀!

          第12回_古情の引っ越し_北綾瀬の思い出_2024.3.9

          第12回_古情の引っ越し_北綾瀬の思い出_2024.3.9

          耽楽的楽曲紹介第5回 灰色の季節っぽい楽曲

          第11回_片倉は灰色の季節に恐れている_2024.0225|耽楽的音声記録 (note.com)より。 今回は長年うんざりしながらも色々と考えさせられてきた「灰色の季節」(1月中旬~3月くらいにかけて寒さと曇り多めの風景がずっと続く季節)に合っている感じの楽曲を紹介。 1曲目 Giles Corey「Hinterkaifeck」 2曲目 8th wonder「徒然なる街に」 全く灰色とは無縁の番外編 Vanessa Carlton「A Thousand Miles」

          耽楽的楽曲紹介第5回 灰色の季節っぽい楽曲

          第11回_片倉は灰色の季節を恐れている_2024.0225

          2月の3連休を怠惰に過ごす 近況 ・灰色の2月の3連休から ・退職後の有給消化 ・古情さんがまた引っ越し 映画感想 ・「ボーはおそれている」鑑賞―片倉的「王道」を求めて ・ホアキン版「ジョーカー」からヒーロー系、なろう、異世界転生系忌避感情 ・アリ・アスターの「好き放題」は思ったほど映画を破壊してない ・映画3本分の満足感があって思ったより良かった… ・片倉的注目点―まさかの「A Thousand Miles」に爆笑 第5回耽楽的楽曲紹介 「灰色の季節」を表した曲を求めて https://editor.note.com/notes/n27761dc559aa/edit/ ・「灰色の季節」について―1月中旬以降の代わり映えのしない憂鬱な季節 ・大学院生時代の思い出―論文以外に時間経過がない時期 ・こういう季節を描いた曲はないのか?―晴れと雨の曲はあっても曇りの曲がないのはなぜ? ・片倉式「灰色の季節」楽曲の条件  展開がありすぎてはいけない  灰色で憂鬱な雰囲気が欲しい  かといってアンビエント系は× 1 Giles Corey「Hinterkaifeck」(2013) ・2013年以降活動不明なアーティスト「自殺、歴史、幽霊をテーマにしたアコースティックアーティスト」 ・初見では意味不明なタイトルと歌詞のネタ明かし―昔々ヴァイマル共和国で… 2 8th Wonder「徒然なる街に」(2009) ・初めてまともにラップに触れたアーティストが8thで良かった、という経緯 ・「詩を書く焦燥」というテーマの一貫性と文芸性の両立 ・「徒然なる街に」―3人の詩人が言葉を求める日常 ・片倉のリリック朗読と感想 ・MC3人のその後―若手と関わるFake?批評家になったMASASHI、消息不明のKSK 音楽が最優先事項ではないアーティストはカッコいい ・「灰色の季節」に最も近い曲 大学院生当時の片倉の手記より ・論文への態度と8th wonderの焦燥の共鳴 ・恥ずかしい引用―むしろ劇的な区切りとされる4月よりも、それ以前の灰色の季節の方が劇的なのではないか。あれだけ創造性と虚無に満ちた季節なのだから… ※自分の記録を自分で解釈するお姿をお楽しみください。 結論:灰色の季節に立ち向かう態度は虚無に向かう態度に等しい。

          第11回_片倉は灰色の季節を恐れている_2024.0225

          第11回_片倉は灰色の季節を恐れている_2024.0225

          耽楽的楽曲紹介第4回Noble Hunter 「In Between」(『Noble Hunter』(2012))

          第10回後編_耽楽的楽曲紹介第4回_2024.1.28|耽楽的音声記録 (note.com) より。今回は色々と惜しい可能性を残しながら消えてしまったグループの楽曲を紹介。 Ooo, I'm still chasing you ずっと君を追いかけてるよ Only thing I knew 一つだけ確かなのは I'm outside your door, looking for 僕は君のドアの外にいて、探してるという事 You, 君をね Tired of all you

          耽楽的楽曲紹介第4回Noble Hunter 「In Between」(『Noble Hunter』(2012))