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#655 広報論32|インハウスエディターとは?

インハウスエディターって知ってますか?

僕も割と最近知った言葉なんですけど、業務内容を知るにつれて「あ、俺完全にインハウスエディターじゃん」って思ったので、今後僕はインハウスエディターを名乗りたい今日この頃ではありますが、そんなインハウスエディターに関して本日は紹介しましょう。

以前に紹介した「インターナルコミュニケーション」がちょっと近いかも知れませんね。


インハウスエディターとは?

インハウス(社内)のエディター(編集者)、直訳すると社内編集者ですが、このように定義されております。

特定の企業に所属し、企業活動としてのコンテンツ編集や制作に携わる人のことを指します。企業を取り巻くステークホルダーと良好な関係を構築するために、自社内でさまざまなコンテンツを制作し、発信していく役割を担っています。

https://product.talent-book.jp/pr-talk/pr/prtc-04-report/


自社の商品やサービスを、リード獲得に向けてアピールするマーケター事業広報でも、求職者に向けてアピールする採用広報よりも役割が広く、コーポレートブランディングを外注などでは無く、社内の情報に知悉した人間が行うのが「インハウスエディター」と私は定義します。

マーケター、事業広報・採用広報ほど1つの分野に特化して尖ってはいないのですが、レーダーチャートで言えば円に近い、バランス良い知識を持っているのがインハウスエディターの特徴と言っても良いでしょう。


インハウスエディターがいるメリット

1.採用に強い!

インハウスエディターは何度も何度も会社の魅力のアウトプットを行うが故に、「会社の歴史」「サービスの歴史」に加えて、「会社の強み」「サービスの強み」も饒舌に語れるが故に、採用において優秀なリクルーターになれます。


2, 営業に強い!

これも上記に繋がるメリットですが、インハウスエディターは何度も何度も会社の(略)なので、サービスの強みを知る営業担当としての対話も可能だったりします。

また、1つの会社で3つの自社事業を行っていたりする場合、事業Aについて詳しいA事業部のメンバーもBについてはそんなに詳しくなかったり、B事業部のメンバーはCについて詳しくなかったり・・・という状況が得てしてあるのですが、インハウスエディターは満遍なく情報を把握しているので、バンランスが一番良かったりするのです。


3. ブランディングに強い!

インハウスエディターは、会社を宣伝するアイデアがいくらでも出てきます。
なので、ほっといても発信するような変態達が多いので、発信しまくりまクリスティーになり、ファンがつきます。
ファンがつくと、ファンはちょくちょくコンテンツを覗きに来ますし、そうするとSEO順位も向上し…という感じで、発信しまくる事の好サイクルが生まれるんですね。


4. 金に換算できない

この辺のナレッジの発信は、外注では難しいんです。
やはり忠誠心や愛社精神あふれる社員が、うちから溢れる情熱を発信することで生まれるものなので・・・そうした社員の能力は金では換算しにくいんですよね。自分で言うのもアレですが・・・


まとめ

そんな感じのインハウスエディター、なかなか魅力的な仕事ですが、なるのは結構難しかったりします。
広報担当になるなり方の難易度に近いですね。

とは言え、非常に楽しい仕事です。
興味がある方は是非、チャレンジしてみてください!

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