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新卒採用編その2 志望動機その2の1

先ほど、私のはじめての本腰投稿である新卒採用編その1を読み返しましたが、なんだか読みづらいですね…。長い。あと推敲が雑。
まあ推敲が雑なのは気軽な投稿を意図してのことですが、なんというか知能指数の低い文章になっていてお恥ずかしいです。
というわけで、見返してみておかしなところがあったら予告なくあとから編集していきます。それくらいの気軽さでやっていきたいです。

さて、今回は志望動機その2の1と題しました。
志望動機その1では、採用担当者は、求職者が自分なりの納得性をきちんと持っているか?という視点で志望動機を見ている
と書きました。たぶんそう。たぶんそう書いた。
今回は、どんな志望動機ならそう思えるのか、ということを書いていきたいと思います。あと、読みやすい文を…書いていきたいと…思います…。

キーワードは
好きこそものの上手なれ
ウチのことホントにわかってくれてる?
バラエティ(≒ダイバーシティ)
みんなとおんなじだと覚えてられない
大学は職業訓練校なのか

の5つです。

今回は好きこそものの上手なれというキーワードについて書いていきます。


自己分析は人生の中で最も大事なことのうちの一つだと思います。
自分が何者なのか、どうありたいか、どうしていきたいか。就活関係なく、みなさん少なからずこういったことを人生の節目節目で考えてきたと思います。
そしてその結果として今の自分があるし、これからの人生でもそんなことを繰り返して生きていきますよね。

就活の際にも勿論、自己分析は重要な要素なんですがなんだか就活用に特別に自己分析をしつらえているようなきらいがある方が少なくありません。
しかし、就活の際の自己分析は、そうでない時の自己分析と同じ地平にいなければあまり意味がないと思います。

好きこそものの上手なれ、という言葉があります。下手の横好きという言葉ももちろんありますが、仕事においては、少なくとも若いうちは、前者でいいと思います。その仕事に向いているかどうかは、その仕事が好きかどうかにかかっている、というのが、まあ概ねあながち間違ってないような気がしますね。
なので、就活用にしつらえた、普段の自分と違う地平の付け焼き刃の自己分析でそこに向いあってしまうと、まあミスマッチが起こりやすいんですね。

何も一番好きなことを仕事にしろ!とは言っていません。それは人それぞれの考え方でしょう。
もちろん超一流の企業で活躍される方や、そもそも典型的な就活プロセスを経ることなく自分で商売を立ち上げる方などは、おそらく一番好きなことを仕事にしていると思います。
ただ、まあ所謂普通の企業で普通の従業員として働きたいという考えなら、一番好きなことを仕事にする必要はなく、むしろ一番好きなことは仕事とは距離を置いて大切にとっておくというのも素敵な価値観です。

そして同時に、世の中の仕事の大半は、多くの人にとって一番好きなものになり得ません。
子どもの頃からなりたかった職業というのが、世の中の仕事のうちの果たして何%ほどに当たるものでしょうか。憧れの職業は世の中のどれほどを占めているのでしょう。世の中の仕事の多くは、そこまで華々しいものではありません。尤も、それが決して悪いことではありませんが。

にしても、仕事は3、4番目くらいには好きなことにしておくべきだと思います。つまり、その仕事、ホントに好きでないと、あとあと困っちゃうぞ?ということです。だって、20年後30年後、その会社にはいないにしても、同じ業界かその関連の業界で仕事をする可能性が大いにあるなかで、好きでもなんでもない仕事をし続けているってことになったら結構な悲劇じゃないですかね。

例えば自分の上司が、自分の家族が、好きでもなんでもない仕事をしていたら、それは周りの人間にとっても不幸なことです。
仕事が好きじゃない上司が、果たして部下である自分の仕事を好きになってくれるでしょうか。そしてきちんと評価をして、きちんとマネジメントをしてくれるでしょうか。もちろん仕事が好きでなくてもそれなりに有能な方はいらっしゃいますが、仕事に興味を持ち続け、常に最新の情報をとりにいき、いつも自分の仕事をアップデートできている人に比べたら、きちんとマネジメントできる可能性は低いと考えるのが妥当です。
仕事を好きになれない親が、果たして自分の子どもに夢を見させてあげられるでしょうか。こちらも、好きでもなんでもない仕事をしながら、自分の子どもの夢を叶えさせてあげられる方もいらっしゃるとは思いますが、自分がなれなかった理想を子どもに描くのは並大抵ではありません。やはり自分がある程度好きな仕事ができているからこそ、子どもにもそうした考え方を共有してあげられる可能性は高くなります。

なんだかごく当たり前なことを書いてきましたが、どうしてこんなことを改めて主張するかというと、ここを理解せずに、仕事なんて食い扶持さえなんとかなればなんでもいいや、と思ってる人があまりにも多いからです。
自分にもその節はありましたが、結局、最終的に今の仕事は、自分の中で好きなものに寄せていきました。

新卒の就活は特に、その後のキャリアの可能性は無限に広がっています。どうせ同じ仕事なら、少しでも好きな、或いは好きになれそうな仕事のほうがいいに決まってる!と強く思います。

実際、仕事できるなあと思うスタッフはたいがい、仕事を面白いと思いながらやっています。じゃないとできないでしょ仕事なんて。いやだいやだと思いながらやってできるほど甘くないでしょ。商売をリードしているスタッフはみんな自分の商売の周辺に高くアンテナを設置して常にさまざまな情報をキャッチアップしてます。
そうじゃない人たちは活躍できず、評価もされず、給料もあがらず、不満を抱えながらなぜか辞めることもできず、不幸な仕事を今も続けています。会社としてもそんなスタッフはお客さんに失礼だし、あんまりフロントラインに立たせられません。そうすると地味で退屈なつまらない仕事しか任せられなくなります。ますます仕事嫌いになっちゃいますよね。

というわけで志望動機を見る際も、「この人うちの仕事好きになってくれるかな」という視点で見ています。
なので、大事なんです自己分析。ほんとの意味での自己分析、つまり自分が何者であるかをちゃんと考えてるのか。
もちろん自己分析ができていなくても就職はできますし、自己分析してる風のESで企業を騙くらかすことはいくらでもできます。
でもそれってほんとにあなたのためになってますか?あとあと後悔しませんか?ってところなんですよね。

ミスマッチが起きてお互いにデメリットを抱える前に、真剣に考えてみてもいいと思います。
今日は疲れたのでこのへんで!


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