前回の記事に引き続き、燕について書きます。日本語名には「ツバメ」が使われていますが、英語名にはswallowという言葉が使われていない鳥についてです。
まず、Purple Martin (ムラサキツバメ)。北米最大の燕で、雄は全身濃紫色か黒色で、雌は腹部が白っぽい灰色です。正真正銘の燕なのにどうしてswallowでなくmartinという名前なのかと思って調べてみたら、イギリスでの分類から来ているそうです。イギリスでswallowは、燕尾服状の長いフォーク型の尻尾があるBar
【シカゴでバードウォッチング!】 Swallows 1
仲春の季語で春の到来を知らせる燕たちが今は子育てに忙しく、日本でもシカゴでも空をスイスイと飛び回っていて、その流麗な姿を見るのは気持ちがいいですね。
中学生の時に、雀はsparrow、燕はswallowと習いました。日本で雀と呼ばれているのは、Eurasian Tree Sparrow (前掲記事参照)ですが、アメリカではたくさんの種のsparrowと呼ばれる鳥がいます。同じように、日本で燕と呼ばれているのはBarn Swallowですが、ほかにもたくさんswallowと呼
American Goldfinch (オウゴンヒワ) について書こうと決めてこの記事を書き始めたら、庭のバードフィーダーに初めてAmerican Goldfinchが来ました!!あまりの偶然にビックリ。まるで「やっと私たちについて記事を書いてくれることにしたのね。」と言っているようでした。
American Goldfinch については、「鳥が脱皮???」という前出記事 に換羽の一例として少し書きました。普通Finchの仲間は一年に一回換羽しますが、American G