Rei Doi

昭和人。京都在住。かつて生活したことがある土地は、名古屋・大阪・沖縄。 このnoteで…

Rei Doi

昭和人。京都在住。かつて生活したことがある土地は、名古屋・大阪・沖縄。 このnoteでは、ことばを軸に、日々の気づきを書き留めます。

マガジン

  • ことばについてのあれこれ

    自分が書いた記事のなかで、ことばに関するものをまとめています。テーマは「ことばの移り変わり」と、「沖縄のことば」の二つです。感じたことゆるゆると綴っています。

  • 普段着の京都

    観光地京都ではなく、暮らしが見える普段着の京都をお届けします。自分の記事で構成します。

  • 番外編のまとめ

    自分の記事で構成しています。 他のマガジンに入らない記事を集めています。 沖縄単身赴任中(2024年3月まで)は、関西圏に関する記事が中心でした。 2024年4月以降は、方針はそのままに、京都に関する記事を「普段着の京都」に移す形で続けます。

  • 飛行機の窓から

    沖縄単身赴任中、ITMーOKA(伊丹ー那覇)中心にフライト中の窓からの景色をお届けしました。 定期的な更新はストップしています。時々特別編をお届けする予定です。

  • 沖縄点描

    沖縄に関する記事や写真をまとめています。自分の投稿で構成しています。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

昭和に生まれ、昭和のうちに社会に出た昭和人です。 京都に住んでいます。 アラ還を迎え、セミリタイアして、いくつかの会社で非正規としてお手伝いをしています。 note街には、小林賢太郎氏を追いかけて来ました。 初めは読むだけでしたが、ボツボツと投稿を始め、現在に至ります。 第1期 読むだけだった時期。 第2期 投稿を始めた沖縄単身赴任中。     最初はことば関係だけを投稿する予定だったが、写真投稿を始め、     「飛行機の窓から」「南の花便り」「沖縄の街角で」などを連載

    • 「不安全」と「危険」

      キャッチフレーズを考えろと言われ、ほんとうに必要なのかと、悩んだことがあります。 今や、広報活動のためだけではなく、組織の意思統一やら、意欲の鼓舞やら、一体感醸成のためにも、キャッチフレーズは頻繁に用いられます。 都道府県や市町村、さらには大学などもこぞってキャッチフレーズを用意しています。センスいいなあ、と思うものや、関西だなあ、と思うものも。有名なのは、京都経済短期大学のこれ。関西以外のみなさん、受け入れていただけるでしょうか。 工事現場でも、安全を呼びかけるキャッチ

      • 普段着の京都(9)

        久しぶりに三条通を歩く機会があった。 かつての京都では、三条通は中心的な繁華街で、梶井基次郎が檸檬爆弾を置いた丸善も、当時は三条通にあった。 店が入れ替わり、多国籍な人々が行き交う三条通を、梶井が見たら、驚くだろう。 京阪三条から歩き始める。 三条名店街へ。 歩を進めると、矢田地蔵尊もひっそりと商店街の中に。 西へ歩を進める。かつてご縁があった店がもうない、など、変化に戸惑いながら。 京都文化博物館の松尾大社展。 松尾大社は、自宅から近く、お散歩圏内。 何度も訪れて

        • 【番外編】高源寺の緑

          運営をどうするか悩んでいたマガジン「番外編」を続けることにしました。 沖縄単身赴任中は、シリーズ(飛行機・沖縄・ことば)以外の記事を「番外編」としてマガジンに集めていたため、「番外編」の主なものは、自宅がある関西圏の記事でした。 セミリタイアし、京都の自宅に戻り、新しく「普段着の京都」シリーズを始めたため、「番外編」をどうするか、しばらく考えていました。 この度、「番外編」をリスタートします。基本的に、すでにあるマガジンのどこにも入らないものを集める、という方針は変わりません

        • 固定された記事

        自己紹介

        マガジン

        • ことばについてのあれこれ
          110本
        • 普段着の京都
          9本
        • 番外編のまとめ
          23本
        • 飛行機の窓から
          136本
        • 沖縄点描
          185本

        記事

          普段着の京都(8)

          五月晴れ。外出しないのはあまりにもったいないと思うのだが、ゴールデンウィークで、どこに行っても大混雑だろうと思うと、ついつい籠ってしまいがち。 花の季節で言うと、そろそろ藤も終わり、水生植物が咲き始めている。春から夏へと移り変わる日差しの中で、カキツバタを見るのもいい。 山科にある勧修寺へ。 通称名は「かんしゅうじ」だが、正式名称は「かじゅうじ」である。 醍醐天皇の勅願寺として創建され、かつては門跡寺院であった。瓦には門跡寺院の証である菊の紋章が入っている。 駐車場に車

          普段着の京都(8)

          普段着の京都(7)

          「京都」の範囲はどこまでか、というのは、古くから論争の的だ。 山科は京都か? 伏見は京都か? 嵐山は京都か?… この話は、京都人を自認している人にはしないほうが安全だ。 逆鱗に触れる可能性がある。 意外と知られていないが、京都市はかなり広い。 左京区や右京区は、北の方向に思いの外に広がっている。 なにしろ峠を越えてもまだ京都市なのだ。 違和感を抱く方があっても不思議ではない。 周山街道を走り、三尾を越え、峠を越えて進むと、「京北」と呼ばれる地域に入る。近年はトンネルも完

          普段着の京都(7)

          普段着の京都(6)

          以前、洛西用水について記事にしたときに、松尾大社の鳥居のそばには、石碑が2つあることを綴った。 今回は、もう一つの石碑について、紹介してみたい。 「義民市原清兵衛君之碑」 市原清兵衛と聞いて、「ああ、あの人ね」という方があれば、それはかなりの日本酒通だろう。 丹波杜氏の活動を守り、人々の生活を守るため、義に殉じた市原村の農民らしい。ただ、その活躍は正確にはわからず、伝承と考えた方が良いようだ。 彼の顕彰碑は、篠山城にもある。この碑には、毎年、丹波杜氏が蔵入り前に挨拶に来

          普段着の京都(6)

          普段着の京都(5)

          今年の桜は、何かが違う。 考えてみると、ここ数年、沖縄に単身赴任をしていたので、週末に帰省した時にしか桜を見ることができなかった。 桜の開花の流れをじっくり観察するのが、久しぶりなのだ。 満開の時が一番美しいのは間違いないが、桜の魅力はそれだけではない。 「そろそろ咲きそうだ」「あ、咲いてる!」「だいぶ開いてきた」「ああ、満開だ」「散り始めたなあ」「地面が桜色だ」「また来年ね」 という一連の流れを受け入れながら見るのもまた、あるべき鑑賞法なのかもしれない。

          普段着の京都(5)

          沖縄に津波警報が出ていますね 沖縄のみなさまに被害がないように 心からお祈りしています 沖縄行きの飛行機も引き返したり、鹿児島や宮崎にダイバートしていますね 新年度の始まり、影響がある方も多いかもしれません どうか少しでも被害や影響が少なくすみますように

          沖縄に津波警報が出ていますね 沖縄のみなさまに被害がないように 心からお祈りしています 沖縄行きの飛行機も引き返したり、鹿児島や宮崎にダイバートしていますね 新年度の始まり、影響がある方も多いかもしれません どうか少しでも被害や影響が少なくすみますように

          「早いこと、片付けちゃいましょ」

          年度の変わり目は、異動があり、机の移動やレイアウトの変更の好機です。 特に、1人ではできない片付けは、こういう時にみんなでやらないと、次はいつできるかわかりません。 ドミノ倒しで、片付けたい場所が出てきます。やり始めたら、とりあえず全ての机や棚が収まるまでは、終われません。 「どうする?もう少しかかりそうだけど、少し休憩する?」と持ちかけてみると、若手はまだまだ元気が残っているようで、「いやあ、やっちゃいましょ」「そうそう、早いこと片付けて、美味しいビール、の方がいいです

          「早いこと、片付けちゃいましょ」

          普段着の京都(4)

          久しぶりに晴れた。 桂川の堤防に出てみると、1本だけ早々と満開の桜があった。 鶯の声も聞こえる。 歩みを進めて、松尾大社の大きな鳥居を潜るとすぐ、石碑が2つ並んでいる。 そのうちの一つが、「洛西用水竣工記念碑」。ほとんどの参拝者は気づかずに通り過ぎていく。 この辺りを散策すると、水路が多いことに気づくが、それらの水路が、長い歴史を持っていることは、住民もあまり知らない。 京都で疏水といえば、「琵琶湖疏水」だが、この「洛西用水」も「疏水百選」に選ばれている。 現役で活躍す

          普段着の京都(4)

          飛行機の窓から 連載お休みのお知らせ

          JALのHPを確認しても、もうこの先の予約が入っていません。いよいよ、OKA(那覇空港)とITM(伊丹空港)の往復も終わりになります。 みなさんは、飛行機の座席は、窓側派でしょうか?それとも通路側派? もちろん私は窓側派です。中央や通路側の方が、気持ちよさそうに寝ていたり、テーブルを下げて、熱心にPC作業をなさっていると、ああ、今日はトイレ我慢だなあ、と思うことはありますが、窓からの風景をぼーっと見る、という特権には代え難い、と感じます。 当初、このnoteで写真を投稿す

          飛行機の窓から 連載お休みのお知らせ

          飛行機の窓から(135)

          飛行機の窓から(135)

          飛行機の窓から(134)

          飛行機の窓から(134)

          飛行機の窓から(133)

          飛行機の窓から(133)

          「ケンゼイ」を応援

          最近はテレビ離れに拍車がかかり、テレビがない家庭もあると聞きますが、昭和人にとって、テレビは家族を結びつける装置であり、「同じ情報を同時にシェアする」ことで絆を生み出す魔法の箱でした。 特に何を見るわけではなくても、テレビはついていました。特に朝と夕方のニュース番組は必須。 その習慣から、単身赴任先の沖縄でも、在宅の時は常時テレビはオン。たまに、同じニュースを見ているであろう京都の家族に「また◯◯さん、しょうもないギャグ言うて、アナウンサー困ってるがな」とメッセージを送った

          「ケンゼイ」を応援