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未熟な自分を受け止める

せっかく咲いた桜が
冷たい雨であっという間に絨毯になってしまいそうで
何だか落ち着かないここ数日。


昨日はちょっとの晴れ間を惜しむように
公園へ繰り出したのだけれど
結局すぐ土砂降りで
親子揃ってびしょ濡れになりながら
自転車を走らせたりして。。

そんな土砂降りの雨も
子どもにとっては
楽しいおもちゃのようで

大きな木の下で
濡れないようにする母と対照的に

わざと濡れるところを
駆け回るちびっこ。

喜びの舞を踊るように
サッカーを続けるお兄ちゃん。

初めから雨が降っていたら
外に出なかっただろうし
急な土砂降りって
悪くもないなと思った昨日の午後。


そして今日は
朝から雨だから
将棋をしてたりケンカしたり
トミカを並べてみたりケンカしたり。

そんな子どもたちを横目に
一人読書にふける。


アーユルヴェーダの学びを深め
アーユルヴェーダ料理を出すお店の店主さんの本。

その本は
よくあるアーユルヴェーダの理論や健康法が
書かれた本とは違い
小説のようなエッセイのような
美しい言葉が綴られたもの。

その言葉ひとつひとつが
私の胸をぎゅーっと掴んでいくような
心を震わせるような
はたまた
鳥の羽になったように軽やかに
ゆるませてくれるような
不思議な感覚。


そもそも小説が好きではない私は
読書好きだけれど
基本実用本ばかり読んできた。


独特な比喩表現や
独り言のような言葉尻。
周りくどい感情表現や
スッキリしない結末。


白黒はっきりしない小説が
何だか苦手で
今でもほとんど読むことはない。


でも最近
文章を書き始めたという方のエッセイを読み
何だか小説チックな文章に
やけに惹かれてしまい


今日読んだアーユルヴェーダの本の
曖昧な情景描写に
(いやむしろ微細で明確なのかもしれない)
無性にのめり込んでしまった。


そんな文章を読んでいて
「この人たちは人として深みのある人だなぁ」と
感じずにはいられなかった。


たくさんの経験を通して
私の計り知れない感情と思考を巡らせて
きたのだろうと想像してしまった。

同時に自分の薄っぺらさというか
経験値の低さというか
未熟さを
何だか痛感させられたのです。


人の話を聞くことが好きで
人の役に立ちたいと思い
カウンセリングをさせてもらっているのだけど

人の気持ちを理解したつもりでいること
人の役に立てたつもりでいること

それって本当に思いこみで
他人を真に理解することなんて
5%もできていないような
そんな気づきもあったわけです。


自分の想いを伝えたいと思った時も
その気持ちを明確に言葉にすることも
ろくにできず
「何だかまとまらなかったですが…」
というのが私の口癖。


自分の未熟さに直面すると
若干落ち込みに似た感情も現れるけれど
それよりも
その未熟さが人間くさくて
さらに伸びしろを感じられるようになった。


先日36歳になったのですが
これから歳を重ね
経験を重ね
人として深みを増していけるのが
とても楽しみ。

だからこんな自分もさらけ出す。
何を言いたいかうまく伝えられずとも
ここに残しておきます。

これから5年後10年後。
30年後。50年後。(生きていれば)

36歳になりたての私の想いを読んで
私も少しは成長したのね。。。
そんなふうに素直に思えるように。


……………………
♢子育てママのためのアーユルヴェーダカウンセラー*まみ
 ・ママの心と身体を調える個別カウンセリング
 ・心地よい人生に導く継続サポート
 ・5月【季節のアーユルヴェーダ講座・夏】
 ・5月〜 アーユルヴェーダ養成講座開催予定
Instagram : @mami_mumsvada
StandFM : https://stand.fm/channels/62689333fd1be6fc467c7764


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