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PUTTABONG FTGFOP1 2023-DJ11(プッタボン エフティージーエフオーピー1 2023―ディージェー11) ―バランスの良さが光るダージリンファーストフラッシュ

 慌ててルピシアのダージリンファーストフラッシュを取り上げ始めて、3回目となる。今回は、
を紹介する。ちなみに前回のキャッスルトン農園と同様にTWGでも扱いのある農園だ。


 袋を開けると、爽やかさな香りが漂ってくる。湯で抽出すると、一層香りが良い上に程よい重さもあり、個人的にバランスの良さがピカイチだと感じた。他のブランドではあるが、TWGのティーサロンの店員の複数人が「ダージリンファーストフラッシュではプッタボン1番が好き」と話していただけのことはある。
 話が逸れたが、飲み方としてはストレート一択だ。何も加えることなく楽しんでほしい。


 バランスの良さが良い紅茶のため、マリアージュはあまり困らないはずだ。
 食事系なら、多少重さのあるホットドッグやエッグベネディクトでも大丈夫だろう。紅茶自身に繊細さはあるものの、濃厚な味わいでも一緒にペアリングが楽しめるはずだ。
 スイーツの場合、特に何でも気にせずクッキーやマドレーヌ等の焼き菓子からショートケーキやチョコレートケーキ等の生菓子まで合わせられるはずだ。また、洋菓子だけでなく、抹茶や餡子といった和風のテイストがある物といったものもいけるだろう。個人的には、抹茶チョコレートがかかったドーナッツと合わせたところ、良いペアリングだった。

 恐らくこの記事を公開する頃には、2024年のダージリンファーストフラッシュが売られ始めているのではないかと思う。ただ、毎年同じ農園から買い付けるのか不明なため、今年もプッタボンがルピシアの店頭にあるかは不明だ。もし見かけた際には、ぜひ手に取ってバランスの良さを実感してほしい。茶葉しかないと思うので、扱い辛いとは思うが、何か1つダージリンファーストフラッシュを買うなら、その候補なり得る紅茶だ。

PUTTABONG FTGFOP1 2023-DJ11の茶葉が入っている袋

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