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団塊の世代は死なない

2025年問題はすでに始まっている。

良いも悪いもひっくるめて、団塊の世代はしぶとい。
とにかく要領がいい。
切り替えも早く、すばしっこい。
なんといっても「逃げ切り世代」なのだから。

戦後は団塊の世代が創ってきたという揺るぎない自負がある。

今なお「昭和」を引きずって生きている。

戦争は知らないけど、戦う本能を有している。
だからこうして競争社会を生き残ってきた。

エコノミックアニマルとして馬車馬のように働いて、
日本をアメリカに次ぐ世界第二位の経済大国まで導いた。
「ジャパン・アズ・ナンバーワン」として世界を席巻した。

そして、まだこれからの世の中も。

「老害」の象徴のように揶揄されてもなんのその。
打たれ強い。
ちょっとやそっとじゃへこたれない。
「俺がやらなきゃ誰がやる」
思考し、志向し、指向し、嗜好する。

100歳までまだ25年はある。

団塊の世代が100歳になるころ、死ねない時代になっていて、さらに寿命が延びる。
まだまだあと50年はこの世に居座ることになるだろう。
そして、日本をまだまだ引っ張る。

身体は衰えても、情熱の火は消さない。
しぶといのだ。

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