高伏 アサ

食べ歩きとお絵描き大好き主婦。 どら焼き・実話怪談・食べ物にまつわる徒然を書き散らす所…

高伏 アサ

食べ歩きとお絵描き大好き主婦。 どら焼き・実話怪談・食べ物にまつわる徒然を書き散らす所存でございます。 いいね・フォロー大歓喜✨ よろしくお願いいたします☺️ 虹の橋🌈の向こうにいるニック&こゆきのまま🐶 X(Twitter)は @fun_fun_pumpkin

マガジン

  • ◆どら焼き備忘録

    ある日突然どら焼きにハマったわたしの、これまで食べたどら焼きの備忘録です!和菓子はいいぞ!

  • ◆ひねもすgdgd雑記

    日々、何かのきっかけで突発的に書きたくなったけど、おそらく他人にとってはどうでもいいであろうと思われる独り言をため込んでおく倉庫。

  • ◆怖い体験 備忘録

    今ではすっかり何も見えなくなったけれど、子供の頃から数十年間にわたって不思議な怖い体験をしてきたわたしの備忘録。 そんなに怖くないです。

  • ✨食の名文✨

    個人的に感銘を受けた、食に関する名文を収集して保存しておくお部屋でございます

  • ◆ひねもす飲んだり食ったり

    食べ物に関するわたしの戯言を置いておく部屋

最近の記事

◆どら焼き備忘録 41個目/わかさや本舗(札幌市) 〜創業100年の老舗が放つ大冒険のあんこ爆弾〜

◆店名/わかさや本舗 ◆品名╱どどらー ◆価格╱270円 ◆サイズ╱中 わかさや本舗と言えば、北海道銘菓『いも風味』で知られる創業100年を誇る老舗和菓子メーカーである。 なので、ふるさと納税のサイトでこのど迫力どら焼きを見つけた時は、姿に驚いたあと、メーカーで更に驚いた。 老舗、という重い看板を背負うようなお店はだいたい「伝統と格式を重んじる」かと思いきや、ずいぶんと冒険したものである。 いつか食べてみたいと思っていたが、これまた夫のお土産で、予想以上に早くお目にかかるこ

    • ◆日々のうたかた 〜今さらながらにおばちゃんがポケモンGO〜

      ポケモンGOって、そういえば昔流行ったよなあ。 それぐらいの、印象しかなかった。 全然ポケモン世代じゃないし。 でもオタクだから、一応ピカチュウとイーブイとポッチャマとニャースくらいは知ってる。あとサトシ。 認識としてはそんなもんだから、転職して古巣に戻った時、そこにいる人たちがこぞってプレイしてたことにはちょっと慄いた。 いい年した兄ちゃん姉ちゃんはいざ知らず、おいちゃんおばちゃんまでが休憩ともなると近所の公園に「レイドがあるぞー!!」などと叫び散らかしながら、大挙して

      • ◆怖い体験 備忘録/第24話 愛犬は父と共に

        まだまだ、父の死をめぐる不思議な話は続きます。 今回は、当時飼っていた犬のお話。 父の死に纏わる前記事はこちらからどうぞ⏬⏬ さて、父が事故で他界した当時、実家には老犬がいました。 黒くて小さな雑種で、汚い鍋に入れられて工事現場に棄てられていたところを、父が見兼ねて拾ってきて以来、19年も共に暮らしてきた愛犬でした。 ニックと名付けられた彼は、父が「この犬が死んだら他の犬は飼うなよ。こんなに賢い犬はなかなか居ないから、どんなのを飼っても絶対にガッカリする」と、生まれた時から

        • ◆怖い体験 備忘録/第23話 父と伯父の別れ

          前回は、父とのお別れの話を書きました。 決して『怖い話』ではありませんでしたが、今回もどちらかと言えば、怖いというより不思議な話です。 父は、7人兄弟の下から2番目でした。 兄弟の中でも飛び抜けて腕っ節が強く、弁も立ち、気性も激しかったので、何となく親戚を取りまとめるようなポジョンに居たかと思います。 父の死後、大いに混乱した父の兄弟たち、わたしにとっての伯父や伯母とは一気に疎遠になるのですが、それはまた別の話。 父の1番上の兄・T伯父さんは、父が事故死した当初、寝たきり

        ◆どら焼き備忘録 41個目/わかさや本舗(札幌市) 〜創業100年の老舗が放つ大冒険のあんこ爆弾〜

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        • ◆どら焼き備忘録
          42本
        • ◆ひねもすgdgd雑記
          11本
        • ◆怖い体験 備忘録
          24本
        • ✨食の名文✨
          16本
        • ◆ひねもす飲んだり食ったり
          4本
        • ◆わたしが推す理由
          4本

        記事

          ◆追悼・大好きなこゆきへ

          愛犬こゆき、18歳。 2024年6月1日の深夜、虹の橋を渡りました。 結婚してから6年。 ずっと猫派を自称していたぱぱはボロ泣きで「寂しいなぁ、寂しいなぁ」を繰り返し、何でみんな葬式で酒を飲むのか解ったわ、と言いながら、大して飲めないお酒を買いにいきました。 子どもがいないわたしたち夫婦の、宝物。 愛しくてかけがえのない娘みたいなミニチュアダックス。 もうあなたのもふもふの毛に顔を埋めて匂いを嗅げないかと思うと、何かを催促するときの ワン!という甲高い声を聞けないかと思う

          ◆追悼・大好きなこゆきへ

          名字がないのが寂しかったので、人と犬を表す『伏』を含む良き字画の名字を探してくっつけてみました 改めまして宜しくお願い申し上げまする

          名字がないのが寂しかったので、人と犬を表す『伏』を含む良き字画の名字を探してくっつけてみました 改めまして宜しくお願い申し上げまする

          ◆ひねもす飲んだり食ったり ~noteは宝庫じゃん!~

          子どもの頃から、お菓子の本をただひたすらに見るのが好きだった。 母が持っている分厚い『お菓子大全』みたいな本を、日がな1日飽きることもなく眺めている。 子どもだから、そこに描かれているお菓子のほとんどは口にしたことがない。 けれども、それらのキラキラと美しく、こんがりと香ばしげで、わくわくするような色彩は、幼いわたしの脳を刺激するには充分すぎる魅力を秘めていた。 そして現在。 食べることは言わずもがな、作るのも好きだ。 買わずとも、ただ食べ物を見たい一心でデパ地下に行く。美

          ◆ひねもす飲んだり食ったり ~noteは宝庫じゃん!~

          ◆どら焼き備忘録 40個目/コメダ珈琲店 〜くつろぎカフェが贈る小ぶりのおやつ〜

          ◆店名/コメダ珈琲店 ◆品名╱コどら ◆価格╱140円 ◆サイズ╱小 我々北海道の田舎民からすると、コメダ珈琲店はまだまだ目新しいお店だ。 わたしを例にすると、一番近いコメダでも車で2時間は走らないと辿り着けないし、何なら初のコメダ体験は2年前だ。 テレビや雑誌で見かける度に指を咥えて見ているしかなかったシロノワールや味噌カツパンを初めて食べた時の感動と来たら、おそらく愛知県民の方々には想像もつかないレベルだったのではなかろうか。 コメダは想像以上に美味かったっす! さて

          ◆どら焼き備忘録 40個目/コメダ珈琲店 〜くつろぎカフェが贈る小ぶりのおやつ〜

          ◆怖い体験 備忘録/第22話 父からの一撃

          今回のお話は、実は「怖い話」とか「実話怪談」とかでひと括りにはしたくないのですが、分類するとこのマガジンになるんだろうなあ、ということでお話していこうと思います。 ここからは、大好きだった父がこの世に別れを告げてあちらの世界へ旅立って行った話がたくさん出てくるので、もしかすると今 自分で思っているより重い話になるかも知れません。 それでも構わないから聞きたいよ、という寛容な方だけ、のんびりお付き合い頂ければ幸いに存じます。 実は、父が事故で亡くなる3日前に、母のお葬式を出す

          ◆怖い体験 備忘録/第22話 父からの一撃

          ◆生々流転 ~カレー粉情話~

          冬になると、土木作業員の父には仕事がなかった。 しかしどういう仕組みかは解らないが、収入が完全にゼロになるというわけではなかったらしく、仕事がない日は鹿撃ちに行ったり、猟銃の手入れをしたりして、日がな一日を悠々と過ごしている。 母が男を作って家を出て行ってから、家事全般はわたしの仕事になったが、冬の失業中だけは、気が向いた時に限り父が夕食を作ってくれることがあった。 昭和の頑固親父を絵に描いて額に入れたような父は、母が居る頃から「男子 厨房ニ立チ入ルベカラズ」といった気質を

          ◆生々流転 ~カレー粉情話~

          ◆ラブレター ~今なら言えるあの頃のキミへ~

          誰にでも、ひとつくらいは忘れられない恋があるのではないだろうか。 とりわけ、肉体の思い出と直結しない実らぬ恋ほど、酷く美しく記憶の中に残るような気がする。 今日は、わたしの心に小さな棘のごとく長年刺さっていた、淡い恋の話をしようと思う。 ◇再会 彼女と再会したのは、部活の同級生たちと年に何度か集まる飲み会だった。 薄雪の舞う日で、待ち合わせ場所になっていた居酒屋の前で他の面子が到着するのを待っていた時、彼女は一番最初に到着して、少しつまらなそうに道を行き交う人や車を、眺める

          ◆ラブレター ~今なら言えるあの頃のキミへ~

          ◆生々流転 ~アスパラガスビスケットの美味さが解る年頃~

          この間、親友からタケノコが届いた。 北海道ではまず採れないこの春の味覚は、ひそかに毎年楽しみしているものだ。 ところが、蓋を開けてみると、今年はいつもと少し様子が違う。 タケノコが入った段ボールには、見たことがないものからあるものまで、とにかくお菓子がぎゅうぎゅうに詰め込まれていたのだ。 お礼かたがた親友に電話したところ、スペースが余ったので家にあるお菓子を適当に入れてみた!とのこと。 そんな…お菓子を緩衝材みたいに…と些か可笑しかったが、昔から屈託のない人なので、とりあえず

          ◆生々流転 ~アスパラガスビスケットの美味さが解る年頃~

          ◆どら焼き備忘録 39個目/花ロードえにわ(恵庭市) 〜要素詰め込み系ご当地どら焼き〜

          ◆店名/道の駅 花ロードえにわ ◆品名╱えにどら ◆価格╱???円 ◆サイズ╱小 自分で買ったのにレシートを失くしてしまい、価格がわからなくなってしまった。 なんたる失態。 しかし近年はネットで調べたらすぐ出てくるもんねー!と思って色々調べたが、まったく出てこない。 まぁいい。とにかく味だ。 食べてみないことには始まらない。 パッケージは非常に可愛く、地元名物にしようという意識が感じられる。 かぼちゃで有名な恵庭市の【えにどら】で、生地が黄色いとくれば、これはもう十中八

          ◆どら焼き備忘録 39個目/花ロードえにわ(恵庭市) 〜要素詰め込み系ご当地どら焼き〜

          ◆どら焼き備忘録 38個目/浅草梅園(東京都) 〜黒糖×栗きんとんが織りなす和の真髄〜

          ◆店名/浅草梅園 ◆品名╱栗きんとんどら焼き ◆価格╱324円 ◆サイズ╱大 感謝しかない。 何がって、イオンのご当地フェアには。 でなければ、こんな北海道の辺鄙な片田舎に暮らす者が、まさか浅草の梅園さんのどら焼きに、こうも簡単にお目にかかれよう筈がないのである。 そんなわけで、近頃は事あるごとにチェックしてしまうイオンの【関東・神奈川フェア】で、梅園さんの『栗きんとんどら焼』をゲットしてしまった。 本当はスタンダードタイプが食べてみたかったけれど、来てなかったので仕方が

          ◆どら焼き備忘録 38個目/浅草梅園(東京都) 〜黒糖×栗きんとんが織りなす和の真髄〜

          ◆怖い体験 備忘録/第20話 人形の夢と、先生との出会い

          20代も中盤を過ぎた頃になると、わたしの霊感めいた何かはすっかり日常生活の中に定着するようになっていました。 恐怖心はないことはないのですが、あまりに頻繫だと、多少の金縛りや目撃には動じなくなります。 ただ、干渉してくるタイプのものや、予感めいた悪い夢にはいつまで経っても慣れることができませんでした。 この日見た夢も、そんな「予感めいた悪い夢」でした。 当時わたしが務めていた会社は残業が多く、帰りが深夜になることもしばしばだったため、入浴はしっかり目を覚ますためにも朝にする

          ◆怖い体験 備忘録/第20話 人形の夢と、先生との出会い

          ◆怖い体験 備忘録/第21話 壁から出た手

          あれは、一度戻った実家で父と大喧嘩をして家を飛び出し、しばらく経った頃のことでした。 実を言うと、完全なる独り暮らしは初めてのこと。 寮生活は経験したことがありましたが、所詮若い子たちが寄せ集まって集団生活をする場所、寂しいと思ったことは一度もありません。むしろ、毎日が修学旅行みたいな。 対して、近隣に誰が住んでいるかもよくわからないアパート暮らしは、ほとんど他人の干渉がありません。 なので、慣れるまでには些か苦労しました。 何しろ霊感体質なので、無音とかが怖い。 知ら

          ◆怖い体験 備忘録/第21話 壁から出た手