Ann

ちょっぴり心がやさしくなるつぶやきを、のんびり書けたらな、と思います。

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最近の記事

自分を奮い立たせる"野望タイム"

エッセイ集「ゆれるマナー」の中の 服部文祥さんの「夢を語るマナー」。 山岳ガイドを養成する学校の講師として、登山をしたときに、焚火をしながら「野望タイム」といって、本当のところ自分はどうなりたいのか、夢をみんなの前で発表する企画をするそう。 みんなが様々な夢を発表する。 夢がない、という人もいる。 野望タイム、やってみたいな、と思った。 なかなか普段、"野望"を話すことはない。 自分の心の奥にある"野心"。 それをたまには引っ張り出してあげて、今の自分を奮い立たせ

    • 新しい学びの楽しさを。

      友達や知人がダンスや音楽の習い事をしてると聞くと、私も何か習い事をしたくなる。 大人になって、新しいことにチャレンジする機会が減った。 習い事のように、 新しいことに、チャレンジする。 新しいことを、学ぶ。 できなかったことが、できるようになる。 そんな楽しさを味わいたい。 それが、一番手っ取り早くできるのが、仕事なんじゃないか、と思った。 趣味の習い事もしたい。 仕事から離れた、違う居場所として。 でも、仕事でも、新しい学びはできる。 そのためには、自分で学んでい

      • もっているだけで、世界が少し違って見えるもの。

        村上春樹の1Q84では、主人公が "自分が今拳銃を所持していると意識するだけで、世界の見え方が少し違ってくる" という文があった。 拳銃なんてことはないけれど、 私にもあるだろうか。 もっているだけで、世界が少し違って見えるもの。 お気に入りの服を着る。 冷蔵庫に美味しいものがあることを意識する。 好きなキャラクターの文房具を使う。 いつでも自分が主人公だぞ、自由なんだ、という考えをもつ。 好きなテレビ番組をもつ。 休日のプランをもつ。 すこしでも機嫌よく世界をみるた

        • 自分で"発見"する面白さ

          ディズニーシーの新エリア、ファンタジースプリングスの紹介番組がやっていた。 そこでは、こんな仕掛けや飾りがあるから探してみてね、と紹介していた。 でも、それって、 自分で発見するから楽しいんじゃないかな?自分で見つける楽しさ奪われちゃってるな、 と感じた。 だから私はネタバレはなるべくみたくない。 きっと、日々の生活だってそうだよね。 何が起こるか分からない。 それが不安でもあるけど、 何が隠れてるか分からないからこそ、 自分で発見していくからこそ、 楽しいんだよね。

        自分を奮い立たせる"野望タイム"

          窮屈しないで、生きるために。

          エッセイ集「ゆれるマナー」のなかの、 白岩玄さんの「掃除のマナー」。 掃除が好きだという。暇があると、すぐにどこかを片付けたり、きれいにしたりするそう。 やった分だけ確実に成果の出る掃除が気づいたら好きになっていたみたい。 素敵な考えだと思った。 私は掃除をしたくない派の人間。 でも、暮らしていれば部屋は汚くなる。 汚いのは嫌なので、仕方なく掃除をする。 掃除することを考えて、使い方も考える。 でも、掃除を好きになっちゃえばいいのか、と気づいた。 掃除をすれば、気

          窮屈しないで、生きるために。

          歩くことで紡がれる言葉

          エッセイ集「ゆれるマナー」のなかに、 温又柔さんの「何かしている振り、というマナー」というエッセイがあった。 温さんは、歩くのが好きで、 歩いていると、書きあぐねていた小説の場面や描写を、ピッタリと表すための文章が閃くそう。 レベッカ·ソルニットさんは本で、「何もしないことに最も近いのは歩くことだ」と書いているそう。 すごく納得した。 私も歩いているときに、独り言は増えるし、 人と歩いているときも会話が一番弾む気がしていた。 歩いているとき、 他に何もできないからなの

          歩くことで紡がれる言葉

          月曜日の朝、自分を奮い立たせるために。

          週末がどれだけ楽しく幸せでも、 私たちは日常に帰っていく。 生きるために 仕事をして働き、 美味しいものを食べて、 ほどよく身体を動かしたぶん眠る。 その繰り返しのなかに、また身をおくのだ。 次の楽しみを心待ちにしながら。 昔のアルバムを開いたら、 幼い私が沢山の人と笑ってる。 ああ、こんなに小さい頃から愛されていたのだと改めて気づく。 たくさんの愛を受けてきた。 だから私もたくさんの愛を返さなければ。 身近な人や、仕事を通して、 多くの人に。 #日々のこと

          月曜日の朝、自分を奮い立たせるために。

          心と身体の可動域

          Spotifyのポッドキャスト「となりの雑談EP58」で、"可動域"について話をしていた。 少しずつ可動域を広げていく。 無理のない程度に。 そうすることで、人生の幅が広がり、 豊かに過ごせるのかもしれない。 今の私はどこまで動けるかな。 心の可動域を広げれば、物理的な可動域も広がりそうだし、 身体の可動域を広げれば、心の可動域も広がりそうだ。 #日々のこと #暮らし #勝手に元気になるヒント #生きるヒント #こつ #小さな幸せ #楽しく生きる #朝活 #眠れな

          心と身体の可動域

          ピンチで困る度にふれる優しさ。

          エッセイ集「ゆれるマナー」のなかに、 青山七恵さんの、忘れ物のマナーが載っていた。 わたしも、これまで沢山の忘れ物をしてきた。 誰でも忘れ物はする。 でも、その度になんとかなってきたのは、誰かが助けてくれているからなのかもしれない。 一番の忘れ物は、高校受験の時。 受験会場に時計がないのが知らされていたにも関わらず、私は時計を忘れた。 もう、時間配分分からずやるしかない!と腹をくくっていたら、近所の同級生が届けてくれた。そのときは、王子様に見えたくらい、希望がさした

          ピンチで困る度にふれる優しさ。

          5分、10分、生活を離れる時間

          やらなきゃいけないことや、 どうするか考えなきゃいけないこと等で、 頭のなかが忙しなくフル回転した一日だった。 疲れきって、 でも自分の好きな読書をする時間もなく布団にもぐる。 次の日の朝、 やることしながら無理やり気分でもなかったけど、ディズニーのwishのミュージカル部分を観る。 なんだか、ちょっと元気が出た。 自分の生活とは全く関係ない世界。 それでも、ちょっとだけ楽しさを分けてもらう。 時間があって、10分だけ読書ができた。 本当に、少しの時間だけど現実の生

          5分、10分、生活を離れる時間

          言葉でシャッターを切る

          片手に手軽に撮れる写真があるから、 心ときめいた一瞬を、 写真を撮ることで満足してしまい、 味わいきれてないのかもしれない。 散歩していて、紫陽花を見つけた。 可愛くて、「もう咲いてるんだ!」と心がときめく。 素早くスマホを取り出して、シャッターを切る。 ちゃんと記録できたと満足して、歩きだす。 でも、一日を振り返りながら、 記録はできても、 記憶には残せなかったと振り返る。 どんな色だったのか。 形だったのか。 なぜ、私は心がときめいたのか。 どんな美しさだった

          言葉でシャッターを切る

          草むらにささやかにある小さく光る幸せ。

          椿山荘のお庭で、夜にホタルがみられた。 恋人を求める優しい光。 かすかな光をみつけて、 「ひかった!」と思わずいっちゃった。 飼われてるホタルとは違う。 光を自分で見つけるからいいのかな。 自然の生き物の光。 電気みたいに明るくて、 生き物って不思議だね。 昼間はただの虫だった。 夜に飛んだらまるでティンカーベル。 一人で歩く。 たそがれながら、 ヒールでいつもより小股でコツコツ。 お腹すくのも忘れる夜の散歩。 ホタルの光は肉眼でしかみれない。 カメラにはなかなか美

          草むらにささやかにある小さく光る幸せ。

          自由にのびのびと泳ぐ。

          ホテル椿山荘で、鯉のぼりが100匹空を泳いでいた。 鯉のぼりみたいに 自由にのびのびと、およげたらな。 自由にのびのびと、生きていたい。 自由にのびのびと、どこまでも行きたい。 自由にのびのびと、仕事したい。 本当は、できるはずだ。 自由にのびのびと。 なにが私をしばってるのだろう。 自分自身なのかな。 こわがらず、 はじめから完璧をもとめず、 自由にのびのびと、 風に流されるままに、 楽しんで泳いて生きたい。 やりたいことを もっと自由に。 #日々のこと #

          自由にのびのびと泳ぐ。

          "贅沢"な余白を、つくる。

          母の還暦のお祝いに、サプライズで椿山荘のレストランへ。 玉手箱みたいな茶碗蒸し。 どんな具が出てくるかわからなくて宝さがしみたいだね、という妹。 松ぼっくりの形をしたくわい。 くわいの苦手な母の感想は、ポテトみたいだよ! おちゃめで、かわいい。 いいものをちょこっとずつ、 適度に食べる贅沢さ。 お腹いーっぱいにならない、余白が残る感じが贅沢なのだろう。 色んな人のここのホテルでの思い出が展示してあった。 様々な人の思い出のエピソード。 私にもある思い出たち。 思い出っ

          "贅沢"な余白を、つくる。

          世界に入り込む

          妹が映画「夜明けのすべて」がよかったよ、と語ってくれた。 特に何か大きいことが起こるわけではないけど、 日常の風景がきれい。 あー、ここに繋がってたんだってなったりする。 飽きやすくても、スマホとかは置いて、映画館とかで没頭して世界に入り込んでほしい。 ほんとに、登場人物の感情に入り込めるから。 って言われた。 私はドラマや映画を家で観てても、すぐ飽きて違うことをしてしまい勝ち。 現実の生活でもおなじなのかも。 ちゃんと、"今"目の

          世界に入り込む

          「おかえり」と言ってくれる"ふるさと"

          原田マハさんの小説「丘の上の賢人 旅屋おかえり」では、旅を通してふるさとについて考えるテーマだった。 「おかえり」と言ってくれる人がいる。 だから、すこし心を休めに旅をしたり、 仕事を頑張るために家を出たりすることができるのかもしれない。 「おかえり」と言ってくれる人がいる、という安心感。 とても幸せなことだ。 小説の解説では、 旅をしたら、帰る場所がある。 私たちは、旅をする。 休暇に出かける大きな旅だけではない。 週末のちょっとしたお出掛け。 家で本や、テレ

          「おかえり」と言ってくれる"ふるさと"