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書籍化。

 お久しぶりになってしまった。なんかこう、ネタがなかったわけじゃないが、これではいけないとカタカタとキーボードを叩く。

 さて、少々遅くなってしまったが僕が月刊アーマーモデリング誌で連載していた(正しくは終わってないのでまだ続く可能性もあるのだが)ガルパン戦車を作り倒す「コレが本当の戦車模型道」が書籍化された。

コレが本当の戦車模型道: 『ガールズ&パンツァー』に登場する車輛を現在のAFVモデル環境でよりよく再現する

編集:アーマーモデリング編集部
判型:AB判ソフトカバー
頁数:128ページ
発売日:2021年1月19日
ISBN:978-4-499-23310-1
発売:大日本絵画

 この連載で大事なのは「完全再現」ではないというところ。いや、モノによってはそれなりに手を加えているが、実際のところ大幅なプロポーション変更とかはやっていないし(B1bisなど)、CG画稿では描き込まれていない溶接跡とか装甲の組み合わせなんかは意図的に残してたりしている。

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 まあ、ここらは匙加減なのでガッツリ手を加えてもよいわけだが、やっぱりあくまで「実物がある戦車の模型」なのだ。戦車プラモからガルパン登場車輛を作るという事が最重要テーマなので「ある程度のリアルさを残しつつアニメ登場車輛にする」という軸はブレないようにしている。今回は作っていないが黒森峰のヤクトパンターとか再現しようと思うと戦闘室フルスクラッチになるからな!そういうのは野暮っていうものである。

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 この知波単学園のハ号なんて逆にほぼプラモと同じで改造するポイントが少ないキットだった。制作するにあたっては嬉しいが作例としては苦労したんだよ(遠い目

 あと、今回の書籍にあたっては僕だけの作例ではなく他の方の作例も掲載されている。「内藤あんもの作品集」というわけではないのでご注意を。僕の作例でもアーマーモデリング誌だけではくモデルグラフィックス誌のガルパン特集号用だった作例が掲載されていたりもするのだ。未収録の作例もあったりするのでまたこういう機会があるといいなあと思いつつ継続高校のT-26をどう料理するのかワクワクしたりするのだ。まだまだ模型戦車道は終わらない。■



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