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わしゃがな立体物。

ワンフェス2023Winterからもう二週間が経とうとしてる。早いねー。改めて当ディーラーのアイテムをお買い上げの皆様には感謝の気持ちをお伝えしたい。ほんまありがとうございます。

さて、そろそろきちんと触れなきゃなるまいという事で前回のワンフェスで立体化に挑戦したアイテム「おうま大好きおっさんズ」と今回の新作「また明日も楽しもう」の話。

かわいい。

前職を辞めてからコロナ禍に突入し、すっかり自宅で模型を作る日々が板についてしまったのだが、以前はテレビを見たりしていた時間がサブスクでアニメや映画を観る事が増えてきた。最近ではYouTubeも多い。
そんな環境で最近我が家でハマっているのが声優の中村悠一氏とゲームライターのマフィア梶田氏、漫画家の大川ぶくぶ先生の三人がパーソナリティを務める「わしゃがなTV」なのだ。ぶくぶ先生は正確には構成作家でありパーソナリティではないんだけどね。テクノロジーではない。パーソナリティたちの年齢も近く、趣味嗜好も共感できる内容が多いため、非常に面白い。まだ未見の人がいるならばオススメだ。週2~3で動画UPやライブ配信を行っているので奥さんと晩御飯時に見るのが日課となっている。LINEのスタンプもかわいいぞ。

さて、「おうま大好きおっさんズ」の話をしよう。大川ぶくぶ先生の漫画「GOHOマフィア!梶田くん」に登場する「架空の」キャラクターである。この漫画はぶくぶ先生とマフィア梶田氏がタッグを組んでいるWeb連載の漫画であり、単行本も2巻まで出ている。
梶田氏とぶくぶ先生はこれまでにワンフェスなどでガレージキットとして立体化され、当日版権という枠で販売もされている。それどころか梶田氏はプラモデル化されているから何時でも買える。つまり立体化は恐らく可能だ。

しかし、果たして可能なのかどうかのギリギリラインだったのは「LA帽子とヒゲのおじさん」。この人を立体化する為に奥さんと色々協議した結果がこの「おうま大好きおっさんズ」だったのだ。
このおっさんズが登場する回には欄外に大きな文字で「このおっさんたちは架空のキャラクターです」と明記されており、決して梶田氏やぶくぶ先生ではない。勿論帽子とヒゲのおじさんも架空のキャラなのだ。まあ、ほぼ屁理屈なのだが欄外に明記されている以上はきっと版権が降りるに違いな…いや、降りたら奇跡だという気持ちでいようとダメ元で申請したところ…降りた。ありがとうございますありがとうございます。
それで無事版権も降りたという事でTwitterで告知をしたところ原作者でもあるぶくぶ先生にもRTしていただりして予想以上に反響があり、ワンフェス会場に持ち込んだ20個はあっという間になくなってしまった。正直驚いた。一緒に持ち込んだぶくぶ先生のフィギュアもすぐに売り切れてしまい、奥さんとブースの内側で驚いたのを覚えている。ワンフェス会場にこんなに十代美少女がたくさん居たのか。
ちなみにおっさんズはわしゃ生に登場している。昨年末の馬券を買う回なので未見の方は是非チェックを。これも有難い話であるなあ。

小さいんだか大きいんだかよく分からないサイズのぶくぶ先生です

さて、夏のワンフェスが終わった直後に奥さんと協議に入る。勿論「次は何を作ろうか」という話だ。今回おっさんズがいけた事で「GOHOマフィア!梶田くん」方面から攻める事が出来るのは分かった。因みにぶくぶ先生はGOHOマフィア版権ではなく「大川ぶくぶのお日記させていただく」というまた別の漫画へ版権申請している。
しかしやはり我々の気持ちはあの「ヒゲのおっさん」を正規に作る事だった。2023冬のワンフェスから版権枠が1つ増え、合計6アイテム申請出来るという事だったので増えた一個の枠を冒険枠とし、ダメ元で「わしゃがなTV」アイテムを申請してみようとなった。LINEスタンプにもなっている「また明日も楽しもう」をわしゃがなTVへ申請したのだ。このタイトルはわしゃがなTVのライブ配信「わしゃ生」のエンドクレジットにこのイラストが使われるところからチョイスしている。
そしてぶくちゃん作ったんだったら梶田くんも作りたいよね!という事でGOHO版権として「マフィア梶田」を申請。これはポーズなどは奥さんにデザインをお願いして劇中には登場しない座ってスマホを弄るポーズとした。通称「御神体梶田」。スマホ梶田でもよい。というか商品名を考えなしに敬称略にしてしまってここは申し訳ない気持ちです。

申請後はあとは降りるかどうかをじっと待つしかないわけで、ドキドキしながら結果を待っていたところ「展示のみならいいよ!」というお知らせが!いや、これも正直降りないもんだと思っていたものだから展示だけでも出来るというのはびっくりもしたし嬉しくも思った。何故?と言われたらこれしかないのだ。

中村悠一を立体化出来てワンフェスで展示できる。

大きな声で繰り返したい気持ちだ。ぶくぶ先生の手によってディフォルメ化されたイラストだとしても今回は正々堂々「なっか」を立体化出来るのだ。勿論ファンアートとして立体化する事自体は問題ないが、ワンフェスでおっさんズと一緒に展示出来るのは嬉しいのだ。


全員集合

ただこれで一つ弊害が生まれてしまったのも事実。Twitterや会場で何度となく「わしゃがな版権降りるんだー」「わしゃがな版権、販売出来るんだ」という声を聞いた。いや、降りるんですけどね…あくまで今回は「わしゃがな版権は展示のみ、販売はなし」という内容であり、おっさんズや梶田くん、ぶくちゃんはわしゃがな版権ではないのだ。なので版権許諾の内容が今後変化しない限り「また明日も楽しもう」は展示のみで販売の予定はない。ご了承くだされ。

当日の展示風景。

前回の反省を踏まえ、再販のおっさんズやぶくちゃん、新作の梶田くんも多めに持ち込んだのだがまたも早々と売り切れてしまい有難い限り。また明日も楽しもうも皆さんに写真撮ってもらったりして展示のみの為にちゃんと仕上げてよかった。
そして当日、なんと4Gemerの取材が入り、記事にしますねーと撮影をしていってくれた。まあ、イベント取材自体はゲーム情報サイトとしては通常営業だとは思うのだが、4gemer.netに掲載された記事を見て驚愕。企業スペースよりも先に記事になってる…これはもう公式といっても過言ではないのでは???(それはない

さて、そんな怒涛のワンフェス2023Winterも終わり、また半年後のワンフェスのラインナップに悩んでいる。わしゃがな系アイテムは再販も含めまた悪巧みをしているのでお楽しみに。せっかく自分達の手で切り開いた道ではあるのでもっといろんな姿で立体化&販売したいなあと思う…「ヒゲのおっさん」もまたチャレンジ出来たらなあ!■

また明日も楽しもう。


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