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「おばあちゃん、わたし」の解説のような

祖母の家に行く前に、
我慢できず書いた詩です。
もう詳しくはnoteにて。

まともな孫じゃなかった
さいしょから
まともであろうとする努力のあとなんて
見つけられなかったでしょう

だけど
成らないといけないのかも
くらいは思ってた
ずっと静かに
おばあちゃんが私を収めていてくれるあいだも

新しいひとでもなければ
古い人形のようでもなくて
ただただ変わり者のジャンクの赤い指輪だった
孫のわたしは

だから言いたいことってある?って聞かれたら
たったひとつよ おばあちゃん
ごめんっていいたいのを歯を食いしばって
こんな孫も良かったでしょ!

「おばあちゃん、わたし」

最後は強く言ってみたかった。

祖母に私の印象を聞いたら、
無口で本を読んでいる子供だったと。
こんなに話せるようになったことを喜んでびっくりしておりました笑

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