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「白い水玉」の解説のような

先月の(4月)の詩学舎のお題を、
誰も手を挙げなかったので、
私が思い付きで
「水玉」
と言いました。

何で水玉だったかというと、
次の会で最初の5分スピーチをする方が、
「〇が好き」
というのと、その日のその方の服が四角だけど水玉柄だったので、
あー、水玉みたいにまるかったらいいのに、
と思ったら手を挙げていました。

そして自分で上げておいて困る、という笑。

そんな私の最初の水玉。

わたしはあなたを信じましょう
あなたがわたしをうつすままに

わたしは
黒や赤の縞模様だった
そこへきてまさかの
白き水玉

虫喰いにあい
色が滲みだしても
それでもやがてなだらかな色合いにおちつき
そのうちに
また白い水玉を放り込まれる

私のあらん限りの空白を
ちぎって降らすひとがいる
そんなひとを信じている
あなた さあ 一つ手の中に
丸めているものを
そろそろ私に与えなさい

「白い水玉」

私の中に投げかけてくるあなたがすきだというわたしの純粋よ。
わたしを異色の水玉に仕上げればいい。
という詩です。


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