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<今しかない!>

第二十一候【竹笋生(たけのこしょうず)】

『立夏』の末候 5/15〜5/20頃

「竹笋生」は、筍が顔を出す頃ということですが、
もう筍の時期は終わりでは???
と思いませんでしたか?
私たちがよく知っている筍は、中国原産の孟宗竹で、3月〜4月に出回ります。
一方、日本原産の真竹は、5月〜6月に旬を迎えます。
このことから、「竹笋生」は、真竹のことを指していると考えられます。

竹冠に旬という漢字の筍は、まさに旬を感じる野菜の代表です。
食べごろの期間は非常に短く、土から顔を出してからわずか10日間です。
1ヶ月を上旬・中旬・下旬と10日間ずつに分けるのは、このことからきていると言われています。

「今でしょ!」という言葉が流行ったことありますが、何かを始めるタイミングにも旬があるように思います。
最適なタイミングを逃すと、もう始めることが出来なくなる。
そんなこと、今までありませんでしたか?

そして、チャンスはチャンスの顔はしていなくて、時にはピンチの顔をしていたり、面倒くさい顔をしていることもある。
何かを始める時、「面倒だな…」とか「うまくいかなかったらどうしよう…」という考えが頭がよぎりますが、そこを乗り越えた先に得られるものを意識して、一歩踏み出していきたいですね。

筍も、下処理がちょっと面倒💦
でもそこを乗り越えれば、美味しくいただけます。
旬の味をいただいて、心も体もパワーチャージして頑張りましょう😊

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