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ツィッターで気まぐれに発信しているakbalです。akbalとはマヤ暦で『青い夜』青い夜の性格は、夢を見て、夢を実現させるー良くも悪くもー 自身のダークな経験をライトな文章で書いてみようと思いつき、エッセイ風の日記にチャレンジすることにしました! ※閲覧注意 ※恐いもの見たさOK

最近の記事

私に何が起きたのか?

身体はトラウマを記録する を読んでいくうちに、この本に出てくる深刻なトラウマ被害者の身体症状が、私が抱えてきた身体症状とよく似ていることがわかって来ました。 幼い頃から自分の身体をうまくコントロールできなかったり、逆に過剰に意識してしまったりすることで、非常に具合が悪くなったり、運動が巧くできなかったり、その場に不釣り合いな緊張や被害意識に苦しんだりしてきました。 それが原因かどうかはわかりませんが、幼い頃はぼんやりして口をポカンと開けていることが多く、祖母から「バカな子

    • 大したことじゃない

      子どもの私が、自分の悲しさ苦しさを表現できなかった…表現しても誰も大したことだと取ってくれなかった。 これこそが、私のトラウマが消えない根本原因なのでしょう。 幼児期に、病気で苦しい思いをしていても、そのくらい大したことじゃないと放置され、 友達とケンカをして悲しい気持ちになっていても、「言い返せるくらい強くなりなさい」と言われ、 小学校でひどいイジメにあっても、「そのくらいのことは誰でもある。嫌なら嫌と言えば良い」と言われ、 宿題が間に合わないと泣いていると、親がさっさと

      • シンデレラは罪

        小さい頃から「生きにくい」と思っている子どもって、どのくらいの割合でいるのでしょうか? 逆に、他の人は、小さい頃はそんなに悲しいとか寂しいとか思うことは少なかったのでしょうか? 少なくとも私は、小さい頃からいつも悲しくて、寂しくて、自分がみじめな子だという自覚がありました。 親戚の家の集まりなどに行って、いとこたちと遊んで楽しかった思い出もあるけれど、それ以外の日常は、いつも何か嫌な感じを抱えていて、いつ何で叱られるかわからなくて、怯えていた覚えがあります。 子どもって、誰

        • ああ無情

          私の出生について、何となく感じていたことが、もしかしたら真実なのかな?と気づくことがありました。 本当のことかを証明する手立てはないので、ここで詳細を書くことは控えますが、もしもそうだったら?と可能性を考えて恐れているより、そうであると割り切ってしまった方が次への手立てが考えられるので、そう信じることにしました。 要するに、私は両親にとって『歓迎されない命』だったわけです。 特に母にとっては、私を妊娠したことで、自分の人生が狂ってしまったという恨みがあった。 母の口からも、

        私に何が起きたのか?

          最大・最悪の社会問題

          『児童虐待は、アメリカで最も深刻で最も費用のかかる公衆保健問題だ。 児童虐待の問題の対応にかかる費用の合計は、癌にかかる費用も、心臓疾患にかかる費用も上回るし、児童虐待を根絶すれば、うつ病の割合を半分以上、アルコール依存症を3分の2、自殺や静脈注射薬の使用、家庭内暴力を4分の3、減らせるという。 また児童虐待をなくせば、職場での勤務成績にも劇的な効果をもたらし、投獄の必要性が大幅に減少するだろう』 『身体はトラウマを記録する』より もうすでに、トラウマの研究者たちは、この当

          最大・最悪の社会問題

          自分をあきらめた思い出

          小学校の高学年だったか、中学生になった頃だったか、はっきりはわかりませんが、こんなことを思ったのを覚えています。 「どうせ私は何もわからないし、何をやっても上手くいかない。だから親や大人の言う通りにしておけば、最終的には大人が何でも助けてくれる。自分で勉強したり、社会の仕組みを覚える必要なんて無い!」 その時は、それが子どもの『当たり前』だと本気でおもっていたのです。 もっと小さい頃には、大人の話に入れてもらえないこと、大人が話している内容が理解できないことを悔しく思っ

          自分をあきらめた思い出

          いろんな人生

          ガンに全身を侵され余命いくばくも無い女性が、安楽死を希望し、スイスでそれを実現するというドキュメンタリーを観ました。 ガンが脳全体におよび、頭にはいくつもコブが出来て、視神経も侵して片側が見えなくなっている。呼吸器にも影響して咳が止まらない。 本当に痛々しい様子で、それでも最期まで明るく、残された家族を気遣い、安らかに逝く。 自分の人生に悔いはない。そして家族の負担を最小限にと選んだ安楽死。 素晴らしい生き方だと思いました。 日本では許されない安楽死。 それを選択するには、

          いろんな人生

          その場その場で生きる

          ある人から、「普通の人なら生きられないような難関を生き抜いてきたのだから、疲弊して当たり前よ。今は休む時」と言われました。 親から受けた仕打ちがどれほど苦痛だったのかということは、誰かと比較出来るものでもなく、自分自身も親のやることに完全に不信感を持つことはできないため、その大変さを自覚することはできません。 けれど、一つ一つ事実だけを思い返してみても、親としてあるまじき態度で一人の人間を苦しめてきたことがわかります。 子どもの私にとっては大変な被害だったのに、当時の私の頭

          その場その場で生きる

          やりたいこと、やりたくないこと

          自己肯定感を上げるために、自分のやりたいことを優先しよう! なんてことが言われますが、自分のやりたいことって何だろうか?と改めて考えたとき、本当の私がやりたいこと、やりたくないことがわからないことに気づきました。 勉強は基本的に嫌いです。 でも、興味のわいたことをとことん追求するのは好きです。 しかし興味のわいたことも、数年前は全く興味がわかなかったことだったり、かつて興味があって夢中になって勉強していたのに、今はさっぱりということも多いです。 これは好きと言えるのか?嫌い

          やりたいこと、やりたくないこと

          この世の立ち位置

          身体はトラウマを記憶する の内容は、私の状態とこれまで起きてきたトラブルの原因を理解するのに非常に役立ちます。 例えば、それほど深刻な虐待を受けた記憶がないのに、これほどまでに自分に自信が無いのはなぜなのか? 例えば、私が独断で行ったことに対して、あらゆる人から非難を浴びやすいのはなぜなのか? 例えば、1人で居る時も不安であったり、人と楽しい時間を過ごしていても離人感があったり悲しかったりするのはなぜなのか? その答えが、後天的に作られた神経回路にあったということが解説され

          この世の立ち位置

          ゆるやかに生きる

          自分のペースでゆるやかに生活したいと思うのに、なぜか気持ちが沈んだり、焦ったりしてしまいます。 私のやるべきことというのは、 それほど無いので、やるべきことをやって、できないことには目を向けないでいれば、かなり心が安定して過ごせるのでしょうが、なにもやることが無い時に不安を感じてしまうのです。 焦っていても結局は何もやっていないし、逆に体がぐったり疲れていてロクな動きもできない。 だったら気持ちを落ち着けることが先決です。 無駄な労力を使う。 それも必要とされていない時に、何

          ゆるやかに生きる

          それ、誰のため?

          私の中にいる『影子』を意識するようになってから、私の生活のほとんどの場面で、影子の恐れや遠慮で自分をセーブしていることに気づきました。 朝起きて、やらなければならないことを数え憂鬱になる。 このやらなければならないことは、まず家事、そして今日行かなくてはならないところ、守らなくてはいけない時間など……。 影子は、常にビクビクしていて、この『やらなくてはいけない』という強迫観念は、「叱られるのが怖い」という動機から来ています。 家事をやらないと、家族から文句が来る。 約束の時

          それ、誰のため?

          影の子

          「本当の自分」がわかる心理学 を読み進めています。 一部ネタバレになるかもしれませんが。 この本では、幼少期の親や養育者の接し方によって生まれた『影子』『日向子』が自分の心の中に居ることを意識して、不適切な行動や無邪気な気持ちなどが、どこから発生しているのかを見極め、『大人の自分』が『子どもの自分』をいたわり、導いていくというワークのやり方を解説しています。 アダルトチルドレンのワークでも、インナーチャイルドを癒すという方法があるのですが、私はインナーチャイルドが居るこ

          影の子

          罪を感じる

          罪悪感と寂しさ という記事を書いたことがあります。 この記事の中で、なぜ、私が罪悪感を感じやすいかということを、母の育て方や接し方から分析しました。 母の日常での態度、養育姿勢そのものが、子どもに『生きているだけで罪深い』と思わせるものばかりで、それが唯一の母親であることから、私はどうやっても罪の意識を持たずにはいられないように育ってしまったということがよくわかりました。 しかし、原因がわかり、それならこれからは罪の意識を持たないで前向きに生きよう!と、そんな簡単なことで済

          罪を感じる

          どうしようかな

          毒親もちは、他人の振る舞いや言動に過剰に反応してしまう。 毒親もちは、すぐに諦めてしまう。 毒親もちは、無理なものも頑張ってしまう。 毒親もちは、無駄なところに力を使ってしまう。 毒親もちは………。 最近、毒親に育てられた人のメンタル面について、いろいろと言われています。 どれもこれも、当てはまり過ぎていて、しかもこれまで自分が『うまくいかない』と感じていたことについての原因がわかり、「なるほど!そうだったのか!」と腑に落ちて気持ち良かったのですが…… 一周回って、「で?私

          どうしようかな

          『お母さん』というアイコンを慕う

          毒親なのに、母を慕う。 この矛盾した心理をどう解釈すれば良いのか、ずっと悩んでいました。 私の母が毒親だということを知るキッカケを与えてくれた人がいます。 もう何年も前に亡くなったのですが、私より5つほど年上のお姉さんのような人でした。 彼女の家も大変な家で、とにかく父親はDVがひどいうえに認知症も重なって、毎日家族に包丁を向けて暴れ回るような人。 母親はそんな父親に愛想をつかしながらも黙って耐えている。しかしそのストレスをぶつけるかのように、娘である彼女に冷たい態度を取る

          『お母さん』というアイコンを慕う