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製造業・ものづくり

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記事一覧

原子拡散接合法(ADB法)とは?

一言で言えば…原子拡散接合法(Atomic Diffusion Bonding, ADB)は、接合面に薄膜を形成し、…

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ドラッグ・ラグ、ドラッグ・ロスの原因の一つに日本経済の低迷?

海外ではすでに承認されている薬が、日本では承認されず、開発に着手できなかったりする「ドラ…

Thomas Red
12日前
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なぜ私が消費財製造業の現場カイゼンにこだわるのか

元DeNAの経営企画本部長、小林賢治さんのFB投稿がバズりました。 スタートアップばかりを持…

村上 善行
4週間前
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トヨタ自動車のデジタル変革!日本最強の自動車メーカーも苦難の連続だった!

やや旧聞に属するが、昨年、トヨタ自動車がSAPジャパンのカンファレンスで発表した内容につい…

Thomas Red
2週間前
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とっても大切な調達(購買)の話

サプライチェーンにおいて、生産管理は頻繁にトピックに上がる。だが、調達(会社によって呼び…

Thomas Red
2週間前
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SMCという超優良企業をご紹介!

SMCという超優良企業をご存知だろうか?空気圧制御による工場自動化などで存在感のあるメーカ…

Thomas Red
2週間前
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AI技術とロボットの付加価値:HBMメモリ、IPC制御、そして未来への展望

1. はじめに 近年、AI技術は目覚ましい進歩を遂げ、様々な分野に革新をもたらしています。ロボット工学も例外ではなく、AI技術の導入により、ロボットの機能や性能は飛躍的に向上しています。本稿では、AI技術とロボットの付加価値の関係性について考察し、特にHBMメモリ、IPC制御、そして未来への展望について論じます。 2. HBMメモリとAI処理能力 AI処理において重要な役割を果たすのが、HBM(High Bandwidth Memory)と呼ばれる半導体メモリです。従来

半導体製造装置を巡る米中の戦争

5月21日の日本経済新聞13面に面白い記事があった。 中国の半導体製造装置市場規模は、2023年…

Thomas Red
3週間前
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三菱電機とアイシン、電気自動車(EV)部品の合弁設立で合意

三菱電機と、トヨタグループのアイシンが、電気自動車(EV)向け部品の合弁会社を設立すること…

Thomas Red
3週間前
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BYDの圧倒的な強さ、日本の自動車メーカーは勝てるのか?

前々から恐れられていたことが現実になった。電気自動車においては、エンジンではなく、電池で…

Thomas Red
1か月前
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競合の将来の成長を見誤ったツケ、シャープ液晶事業の凋落

戦争もビジネスも同じだが、敵戦力(競合の競争力)を見誤ると、負ける。シャープは、もともと…

Thomas Red
1か月前
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ダイキン工業、実は超優良企業!

ダイキン工業といえば、「エアコン」だろう。三菱重工や三菱電機、日立製作所や東芝などと比較…

Thomas Red
1か月前
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日立製作所、東芝、三菱電機

重電3社と呼ばれる、日立、東芝、三菱電機。 日立はコアとなる事業以外はほとんど売却し、逆…

Thomas Red
1か月前
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電気自動車(EV)は環境にやさしい、は幻想?

電気自動車(EV)は環境にやさしいと言われるが、実はそうでもない。EVを製造するときにCO2が排出され、それはガソリン車よりも多い。理由は電池製造時に大量のCO2が排出されるからだ。また、パワーを電気に依存するが、その電気が石炭や石油で作られていたら意味がない。 さらに、5月19日の日本経済新聞によると、EVは電池の分だけガソリン車よりも重くなる。すると、摩擦でタイヤから粒子状の汚染物質が放出されるとのことだ。 そろそろ、EVの幻想にだまされないことだ。ハイブリッド車やプ