寺越隆喜

俳優、パフォーマンス、展示、駄菓子屋などなど様々な表現活動している。 いろんな土地に行…

寺越隆喜

俳優、パフォーマンス、展示、駄菓子屋などなど様々な表現活動している。 いろんな土地に行き、そこに住んでる人たちと一緒になって作る企画「出会った人と作っていくぜ」を決行中。

マガジン

  • 第十弾 宮崎編(新富町)

    新富芸術祭のHPを発見して宮崎県の新富町でやることに。今回から滞在期間も2週間に。珍しかったからなのかいろんな人がとてもよく協力してくれる。役場の町長に呼ばれて町長の部屋に入ったのは初めての経験。今後二度となさそうだ(笑

  • 第九弾 沖縄編

    「出会った人と作っていくぜ沖縄編」 事前に誰とも繋がる事ができず、一緒にいくはずだった樋口さんもコロナでこれず。久しぶりの一人。いろんな事がうまくいかず途中で挫けそうになるも、まさかの出会いがありなんとか作る事はできたが‥

  • ゴン田中は今日もゆく

    吉田豪先生に憧れてインタビュアーを目指していたが、自分の方向はこっちじゃないのかなぁと思い始めた。もっと人間に肉薄したくてドキュメンタリーを作ったりしたいと考えている今日この頃。最近気になってる寺越さんの企画にちょくちょく顔を出している

  • 中谷計氏のレポート

    以前は戯画リンピックを中心に記事を書いていた中谷計さんが寺越の活動のレポートを頼まれたことにより寺越の活動のレポートを度々書くことに。

  • 第八弾 西成編

    「出会った人と作っていくぜ西成編」 ”路地裏の舞台にようこそ2022”に誘われ樋口綾香さんとBobuuunというユニットを結成して参加。延々と西成でクリエーションして「包容の渦」というものが出来た。 西成の人たちが共演者として(勝手にコッチがそうおいてる)いいスパイスを与えてくれた。喧嘩するわ、馬乗りにされるわ、助けてくれるわで毎回違う事が起きた。強烈な人たちが多い西成。

最近の記事

宮崎は太陽が近い

第十弾は九州にしようと思い、いろいろ調べていた時に目に飛び込んできたのが 新富芸術祭!! ちょうどこの期間開催してるし、これは一緒に何かできるかもしれないと目的地を宮崎県新富町に決定!しかしもうこの企画も十回目かぁ〜。 樋口さんと話し合い今回から滞在期間を2週間にすることに。Bobuuunで共通して思ってたのは一週間では短い。もっとじっくり作りたいし、その土地に浸透したいというのがあった。 飛行機で宮崎に飛び、まずは宮崎市を散策。 空港や駅がWBC一色で盛り上がってる

    • 沖縄またね〜byゴン田中

      あ〜昨日ちょっと飲み過ぎたなぁ。どうも二日酔いのゴン田中です。今日で沖縄ともおさらば。あっという間だね。もう朝早いのが連日続いたから今日も起きちゃった。あ、ボーっとタバコ吸ってる寺越さん発見!うんうんもうしかめっ面はなくなってるね。ちょっと最後に沖縄の振り返り聞いてみよう!寺越さん〜今回沖縄どうでしたか? 「いや〜めちゃくちゃ大変だった。沖縄にいいイメージないもん。やっぱりシャッターでできなくなったのがデカかった。あと最後には繋がったけど人と繋がる事ができなかったなぁ。」

      • UnvisualPainting

        お〜昨日の雨がすっかりやんでまた沖縄の日差しが戻ってきたぜぃ!どうもゴン田中っす! 昨日はやっちまったっなぁ‥でもぶちまけてスッキリしました〜。喫煙所で寺越さん発見!お、しかめっ面してない。 「どんな人なんでしょうね。なんか作れるかなぁ」 お、ワクワクしてる。こんな寺越さんは沖縄きてから始めてみる。僕もワクワクしてきた!やっぱりこうでなきゃ。待ち合わせ場所に向かい、待っていると車が止まりカメラを首からぶら下げてグラサンかけた一見何やってるかわからない人が降りてきた。寺越さ

        • 寺越さんにムカついた

          うわ〜どしゃ降りだよ。どうもゴン田中っす! 寺越さんは朝からまたしかめっ面して何か考えてるよ‥昨日何かみつかったんじゃないの〜。もう毎日このしかめっ面は勘弁してほしいわ。昨日のやつは形になりそうですか?と聞いたら 「う〜ん‥形になりそうでイマイチならない‥」 マジかよー昨日はなんだったんだよ。え、毎回こんなに決まるの時間かかるんですか? 「こんなに決まらないの始めてかもしれない。シャッターのペインティングがダメになってから何かくるい始めた気がする」 ダメになったって‥

        宮崎は太陽が近い

        マガジン

        • 第十弾 宮崎編(新富町)
          1本
        • ゴン田中は今日もゆく
          7本
        • 第九弾 沖縄編
          8本
        • 第八弾 西成編
          12本
        • 中谷計氏のレポート
          19本
        • 久しぶりの演劇
          2本

        記事

          なにかみつかりました?

          これからどうなるんだろうなぁ〜どうするんだろうなぁ〜寺越さん‥ドキュメンタリー的にはワクワクした展開で迎えたこの日、どうもゴン田中です。 シャッターでボディペインティングする事が中止になり、何を作ればいいかわからない迷走状態の寺越さんは放心状態でタバコを吸っていた。これからどうするんですか?と聞いても 「どうしようかぁ‥わかんない」 あら〜これは本当にヤバいね。目が死んでるもん。とりあえずここにいてもしょうがないから動きましょうよ!と声をかけると、フラフラと漂いながら歩

          なにかみつかりました?

          立ち上がれ、寺越

          こんにちは、ゴン田中っす。寺越さんの企画に今回同行している、ゆくゆくはドキュメンタリー作家かなぁ〜なんて(笑) 昨日の夜、寺越さんはラフスケッチに必死にとりかかっていた。シャッターに描く絵をみせるため‥しかし絵心ないなぁ。大丈夫か? 一息着いた寺越さんとオリオンビールで乾杯した(悲しいかな、今のところオリオンビールが一番沖縄っぽい)寺越さんにその土地の食べ物とかあんまり食べないんですか?と聞いてみたら 「別に食べなくはないけど結局時間なくなってコンビニとかスーパーになっちゃ

          立ち上がれ、寺越

          もしかして沖縄満喫できない?

          朝はえ〜眠いっす。基本夜型の人間なんだよなぁ。 寺越さんは「おれバイト朝早いから起きちゃうんすよ」とかいってたけど、いつもこんなに朝早く動くのかよ〜。 僕、ゴン田中は今回寺越さんの企画で沖縄に同行させてもらってます。作っていく過程をドキュメンタリーでみてみようってね。 昨日も夜スナックいったらママさんや地元のおっちゃんたちに「うん?それはなんなんだ?」とか言われてたなぁ寺越さん。「今回はシャッターに身体で描くんすよ」と自信満々にいってたけど、ママさんもおっちゃんも???な顔し

          もしかして沖縄満喫できない?

          ゴン田中、沖縄に登場

          この日東京からゴン田中さんがきた。 ゴン田中さんは作っていく過程を実際にみてみたいらしく、これから終わるまでずっといる。休みをとってわざわざきたらしい‥有り難いが、変わった人だ(笑) 折角だからここからはゴン田中さんの視点で今回の沖縄編は書いてもらうことにした。 ーーーーーーーー はじめまして!ゴン田中っす。 プロインタビュアーの吉田豪先生に憧れインタビュアーをやってましたが、最近僕はコッチの方向違うんじゃないかなぁなんて思い始めたんすよねぇ。もしかして寺越さんに触発された

          ゴン田中、沖縄に登場

          寂しさなんてなんのその

          第九弾は沖縄。 首里城再建の際につかわれている”見せる復興”という言葉がなぜか気になり場所を沖縄にした。この企画は場所選びが意外と大変で、自分の中で引っかかるものを発見するのが時間がかかる。 「〇〇に来てください!」「△△にいってみてください!」とか要望があればそこに飛んでいこうと思っているが中々自分たちの知名度ではそんな声はかからない。気軽にいってくれればいいのになぁ。 いつものように事前にSNSで沖縄の人を紹介して欲しい旨を流したが繋がらない。そういえば当初は紹介しても

          寂しさなんてなんのその

          「包容の渦」レポート

          路上で座り込み酒を飲む人たちがところどころに存在して大声で喋っている。道路をみると酒の缶やタバコの吸い殻が散乱している。長テーブルが路上にせり出しており丸椅子がチラホラ置いてある決して綺麗とはいえない居酒屋に私達3人は手書きの品揃えをみながら酒を飲んでいた。 そうか、これが西成か。そう、私達は西成にいる。 例の如く寺越に呼ばれ西成にまできてしまった私はどうかしているんだろう、本当に。 私とインタビュアーのゴン田中(ゴン)、そして今回たまたま大阪にくる予定があったアートディレク

          「包容の渦」レポート

          なかなか帰してくれない、西成

          「包容の渦」は終わったと思ったが、この作品を気にいってくれた西成のEBUNEという団体のKORYOUさんが 「この作品を配信でやりませんか?」 と誘ってきてくれた。 「ただいつもやっていた公園はいろんな人が写ってしまうため配信ができないのでEBUNE×EARTH(彼らのビル)の前の路上はどうですか?」 う~~ん。 「包容の渦」は四角公園でそこにいる住人たちが存在してるからいいと思ってるし、Bobuuunは彼らを共演者だと思ってるので場所が違うとなぁ。 でもKORYO

          なかなか帰してくれない、西成

          これこそ渦!

          この日がついに「包容の渦」最終日。 ラストのパフォーマンスも勿論3回。もうここまできたら疲労困憊の状態にも慣れてきたね。 この日の1回目はあれていた。 一眼レフを首からかけた謎の4人組がきていた。恐らくこの「路地裏の舞台にようこそ2022」を一通り見てる人たちかな。なんか悪い予感がする。 パフォーマンス中に一眼レフをおれに向けめちゃくちゃ撮る謎の4人組に対して四角公園の住人たちが徐々にキレ始める。 相変わらずここの住人とおもわれてますねぇ~おれ(笑) そこからキレている

          これこそ渦!

          住人たちと演劇へGO!

          この日もパフォーマンス「包容の渦」3回本番。 連日のパフォーマンスにだいぶ疲労が溜まってきているのを感じる。やはり3回はやり過ぎだ。 身体バキバキのこの日1回目は四角公園の住人や外から足をとめてみてくれてる人が多かった。土曜日だからかな。 おれと樋口さんの集中力も高く、Bobuuunに引き寄せられたのだとしたら嬉しい。 疲労困憊のこの日2回目は静かだった。 住人も外を歩いている人も少ない印象。パフォーマンス目的で来てくれる人もいなかった。 誰に向けてやっているかわからなく

          住人たちと演劇へGO!

          西成の住人と化す

          この日から本番3回。 今思えばなぜ3回やることにしたのかよくわからん。ただやる度に四角公園の空間は変化していき、一つとして似たような雰囲気な回はなかったし、おれと樋口さんのパフォーマンスは回を増す事にブラッシュアップされていったから回数重ねてよかったのかな、ただ身体しんどかったわ〜。 雨が降っていだが、ちょうどやんだ位にこの日の1回目が始まった。雨のせいか四角公園にいつもいる住人たち(共演者)がいなく、パフォーマンスをわざわざ見に来てくれた2名のみ。 いつもより静かなこの場

          西成の住人と化す

          天然?樋口さん

          パフォーマンスの本番2日目。この日も2回。 1回目の四角公園の住人たち(共演者と勝手に捉えてる)は普段あんまり来てない人が多いのかな…コチラに対して意識が薄い気がした。 だからなのかなぁ、おれはあまり空間に溶け込む事が出来なかった。 樋口さんの知り合いの女性二人組が来てくれ、公園の端っこの方で、こわごわ見てくれていたがラスト前に早々に退散していた。そのあと樋口さんに連絡がきて 「あそこにいるのが耐えられなかった」 と言っていた。それだけ西成にある四角公園は異様なようだ。

          天然?樋口さん

          パフォーマンスがはじまる

          「包容の渦」のパフォーマンス本番が始まる。 この日は2回。いつもと変わらない感じになるのかぁと思っていたけど、やはり¨パフォーマンスを見に来た¨というスタンスの人がいると空気が違ってくるし、コチラのテンションも変化する。 それのせいか1回目は二人の体感が早くなってしまって今までで最短の時間で終わった。5分位早かったのかな。 まぁでも内容はヤバかったわけではないのでこういうもんだろうと。次はより丁寧に繊細にやる事を二人で共有。 2回目は四角公園の住人(共演者)のテンションが

          パフォーマンスがはじまる