[恋愛小説]1981年の甘い生活...6 /ハネムーンはNZ その1 秘められた目的
結婚して早4年、念願のハネムーンを計画している美愛。
八王子駅ビルの旅行代理店でパンフレットを沢山貰ってきた。
美愛「だから、ハワイかオーストラリアかニュージーランドはどう?」
優樹「ハワイはみんな行くからな…オーストラリアはシドニーのオペラハウスだし、ニュージーランドは羊しかいないし….。任せるよ。」
という、具合である。いつもの優柔不断な返事。
美愛はこのハネムーンには、優樹には言ってないが、拘っていることが有った。
自分たちは、若干24,5歳で結婚という選択をした