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紫式部と清少納言の関係は…


紫式部と清少納言の関係〜紫立ちたる枕草子〜


春は、曙。やうやう白くなりゆく、山際すこし明かりて、紫立ちたる雲の細くたなびきたる。


あまりにも有名な枕草子の第一段の冒頭です。
うっとりするような名文ですね。

これだけのものが書ける清少納言でさえも和歌は厭!となっていたらしく(歌人の家系でもあったので)、和歌の奥深さ、むつかしさを感じます。平安時代の文芸レベルは恐ろしいですね😱

紫式部と清少納言の関係を匂わせる次のような詩を書きました。かなり前のもので、ちょっと恥ずかしいのですが…

れもん


源氏物語の上に

がたがた

ふるえながら

そうっと

枕草子を

重ねて

去る


いとおかし


はい。梶井基次郎の檸檬のパロディであります。タイトルも「れもん」(なんのひねりもない)なのであります。

基次郎の空想檸檬爆弾に対抗して、平安の才媛の関係、バチバチ感を置いてみたのでした。


こわいよー

こわいよー


紫式部に呪われないか(なんせあの六条の御息所を描いた紫式部なのですから)作者はびびっております。さらに、引き続き、ひびりながらも、おすすめの一冊をご紹介します✨(今さらではありますが、学校の授業で読むだけではもったいないので!)

清さんの超超超ロングセラー名エッセー集✨


こわいよー

こわいよー

以上、紫式部と清少納言の関係〜紫立ちたる枕草子〜でした💨



〔簡単な自己紹介〕
詩書き。〈青い鳥書店〉店主。
noteでは詩の投稿や販売、人生で出合った特別なものを紹介する『重吉おすすめの本・漫画・音楽マガジン!』の運営などをしています。
詩の面白さを伝えたい。
何度も読んでもらえる詩を書いていきたい。





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