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【2022年J3編】第1回!Jリーグ筆おろし女王決定戦

誰だって、忘れられない女性(ひと)がいるー

祝☆J3初上陸!!
J3の皆さん初めましてこんにちは。呼ばれてないでしょうが勝手にやります筆おろし女王決定戦J3編!
ついにJ3ロゴに色が付いた記念、J3初開催です!

なんてったって、J3といえば「生命の源である海の青」ですからね。
生命をダイレクトに感じる筆おろしと相性が悪いはずありません。っていうか「生命の源である海の青」って、J3には松本山雅・長野パルセイロ・FC岐阜と海無しクラブが3つもあるんですが、これ絶対煽ってますよね?
3クラブの皆様におかれましては、悪辣非道なJリーグと野々村チェアマンに毅然とNoを突きつけ群馬、栃木、浦和&大宮、甲府らと共にJリーグを脱退し「スーパー海無しリーグ構想」をぶち上げるのもよろしいかと存じます。

ところでJ3(海)→J2(樹木)→J1(太陽)と来てJリーグ全体ロゴが黒=「全要素の統合色」って要するに小学生男子が水彩画の時間に全色混ぜて黒になって先生に怒られるやつじゃないですか。
つまりJリーグはだいたい小5男子くらいの知能、ということだと思います。
いきなり日本最高峰プロリーグの試合が運動会に見えてきましたね。

小5男子視点だと海とか太陽とか一気に戦隊ものっぽくなって、いいですね。

2022年J3を軽く振り返ると、生まれた得点は797ゴール!J1と同じ18チーム全34節なので総ゴール数もほぼ同じ(2022年J1は771ゴール)

これはちょっと意外でした。試合数同じならゴール数も同じくらいに収束するんですかね?
まぁとにかくいってみましょう、2022年J3筆おろし女王決定戦~!!

※J2第1回大会 2020年シーズンはこちら!
※J2第2回大会 2022年シーズンはこちら!

※J1第1回2020年シーズンはこちら!
※J1第2回2021年シーズンはこちら!
※J1第3回2022年シーズンはコチラ!


(J2編に引き続き、全てのデータ収集は福岡の生んだ変態きょんもりが担当してくれました。マジ最高大感謝。)

ルール
・対象は『Jリーグ初ゴール』とし、リーグ戦のゴールのみが対象。ゼロックス杯・ルヴァン杯・天皇杯・ACLは除外するものとする
・対象期間は2022年J3第1節~最終節
・J初ゴールが対象なので外国籍選手も対象とする
・2種登録選手も対象とする
※J3初ゴールではありません。
例:「2021年にJ1・J2でゴールを決めた選手」が「J3初ゴール」を決めても対象外、筆おろし済みです。

筆おろし女王決定戦~J3編~

第3位

筆おろし人数:5人
2クラブ

記念すべきJ3編、第3位は5人です!J1第3位の2人よりは大幅に上ですが、J2第3位の6人を下回ったのはちょっと意外でした。
というのもご存じの通りJ3は「J初挑戦」の選手が多いのが特徴。正直もっと多いかと思ってたので意外と慎ましいんですね皆さん。

それでは発表、第3位は

AC長野パルセイロ!!
鹿児島ユナイテッドFC!!
おめでとうございます!!

※カッコ内はJ初ゴールを決めた選手の所属チーム、選手名。カッコ内の並びは試合日順。

・AC長野パルセイロ
古川 大悟(いわき) 小川 真輝(宮崎) 野瀬 龍世(八戸) 遠山 悠希(沼津)
青戸 翔(讃岐)

いやーいいですねJ3!日本人しかいません!先に言っておきますが、さすがリアルローカルフットボールリーグ=J3。2022年のJ3全体でなんと全74人もの若者が筆おろされてるんですけど、外国籍選手は3名だけ。
地方都市で若者が羽ばたいていくJ3、本当に甘酸っぱくてエモです。

話をAC長野パルセイロ姉さんに戻しましょう。
いわきから始まり宮崎、八戸、沼津、讃岐と全国地方都市をまんべんなく回る長野姉さん。特に7月~9月に3人筆おろしとさすがサマーウォーズの長野県、夏女のパルセイロ姉さんにみんなで「お願いしま~~~す!!」、、、大丈夫かなこれ?サマーウォーズの上田市って松本エリア?これ山雅サポに刺されない・・?よくわからないので気にせず進めます。

最後は例によってその土地のラブホもご紹介して空気感を感じ取ってみましょう、長野市のおススメラブホはコチラ、エーゲ海!!

なんでや!!海無し県やろ!!!!!!!!!!

町田ゼルビア姉さんといい、なんで海無し都市は海に出たがるんでしょうね。。

そして3位入賞もう1クラブはこちら

・鹿児島ユナイテッドFC
嵯峨 理久(いわき) 小川 大空(愛媛) 大熊 健太(宮崎) 相田 勇樹(八戸)

あれ?4人?というのには理由がありまして、
J3の特徴として「JFLからの昇格」があるので、クラブのJリーグ初ゴールつまりクラブ自体が筆おろし!という本企画初めてのパターンがありました。ご存じ筋肉とタンパク質で全てを解決するマッスルいわきFCですね。いわきFCの初ゴールを筆おろしした姉さんには特別ルールで2ポイント進呈したのですが、そのお相手が鹿児島ユナイテッド姉さん!
記念すべきJ初戦、第1節でいわきFCの筆おろし。そしてシーズンでは4人筆おろしをした鹿児島姉さん。マッスルボーナス2ポイント追加で見事3位入賞!裏ドラみたいなもんですね。実にヒキが強い。

余談ですが、若い頃鹿児島に住んでいた私の経験上、鹿児島はマジで情に厚いというか、さすがはイタリア・ナポリと姉妹都市の解放感というか、そりゃあ桜島も大噴火ですよ。

世界一うどんがうまい活火山、桜島(※桜島フェリー内のうどんが美味い)

第2位

筆おろし人数:7人

来ましたね7人!誰ですかJ3は慎み深いとか言ったの。
ちなみに2022年J2の第2位も7人ですので、ここでJ2に並んできましたね。
第2位は・・

福島ユナイテッドFC!!
おめでとうございます!!

来ましたね―福島。よっ猪苗代湖!磐越自動車道から見える磐梯山が雄大!
すいません、福岡県人が福島について持ってる知識はこれくらいが限界でした。なにせ私、新潟から山形に抜ける際に磐越自動車道を通ったくらいしか福島県歴ないので・・でもめちゃくちゃ親近感だけはあるんですよ、福島に。なぜか。 FUKUOKAFUKUSHIMA。つまり、、、

フ○ック姉妹都市!!!!!!

いやーなんて本企画にふさわしいんでしょうかFUK島姉さん。
7人の内訳はコチラ

・福島ユナイテッドFC
吉澤 柊(いわき) 照山 颯人(今治) 神山 京右(富山) 大山 武蔵(富山)
新井 泰貴(鳥取) 平山 駿(北九州) 後藤 卓磨(讃岐)

奥ゆかしそうな福島の地ですがやることは大胆。
いわき、富山と近隣ボーイズから遠くは北九州まで食い散らかしております。どうでもいいですけど鳥取新井泰貴選手、限りなく鳥貴族成分が高めの字面ですね。めちゃくちゃ焼き鳥食べたくなりました。
福島姉さん、2023年もFUK島の名に相応しい活躍を期待しております!
目指せ1位!

特別賞

1位の発表の前に各賞です!特別賞は、筆おろし人数とは別に「筆おろしした相手の運気がどれだけ上昇したか」で決定します。毎年同じ説明しますが、俗にいうアゲなんとかです。
栄えある2022年の受賞者は・・

愛媛FC!!

愛媛姉さんの受賞ポイントは、何と言ってもいわきFCルーキー有田 稜選手。3月27日にプロ初ゴールを筆おろししたのをきっかけに有田選手はシーズン17ゴール。なんと大卒ルーキーにして「J3得点王」「J3年間MVP」を獲得し、いわきFCJ2昇格の原動力となる成長っぷり。これもすべて愛媛姉さんとのあの道後温泉の夜から始まりました。。
ちなみに愛媛が全国に誇る道後温泉街、奥のコアゾーンはかなり開放的(意味深)です。

ドッピエッタ賞

ドッピエッタ賞です。「1試合2ゴール」という本来の意味があり、本企画では「筆おろされた試合で2ゴール」で定義しているんですが、完全に語感です!

なんと受賞は3クラブ!たぶんしばらく破られない凄い記録、歴史に残るシーズンとなりました。
サービス精神旺盛な3クラブはこちら!

FC岐阜
FC今治
ヴァンラーレ八戸

内訳は
FC岐阜 4月17日:松本山雅 住田 将選手
FC今治 6月12日:SC相模原 加藤 拓己選手
ヴァンラーレ八戸 9月3日:テゲバジャーロ宮崎 奥田 雄大選手

特筆すべきは八戸姉さん。宮崎の奥田選手を筆おろし2ゴールなんですが、なんと奥田選手はDF登録なんです。八戸姉さんの巧みなリードで張り切っちゃった奥田選手。クラスマッチで憧れの3年先輩の前で張り切っちゃう1年生男子みたいでいいですね!若いって素晴らしい!
2023年の奥田選手にも注目ください。

姫はじ(自主規制)賞

今シーズン初に贈られる賞です!
J3 2022年の姫はじ(自主規制)賞は・・

ガイナーレ鳥取!!おめでとうございます!!

鳥取姉さんは3月12日開幕戦、

藤枝MYFC 土井 智之選手

を相手に姫はじ(自主規制)。このシーズンは計4名の若者を筆おろししております。ちなみに同じ藤枝の神谷凱士選手も筆おろししており、きっと2人の若者は「なんだよ、お前も鳥取姉さんに相手してもらったのかよ~」なんて照れ笑いをしていることでしょう。青春!

第1位

筆おろし人数:10人

じゅじゅじゅ、10人!?!?!?!?
出ました、前人未到の2桁斬り!若さとリビドー大爆発!さすがは「生命の源である海の青、J3」生命があふれまくってます。
そんな第1位はこちら!

SC相模原!!おめでとうございます!!

SC相模原
吉田 知樹(いわき) 鈴木 翔大(いわき) 千葉 寛汰(今治) 鈴木 大誠(愛媛) 板倉洸(八戸) 佐々木 快(八戸) 栗原 イブラヒム ジュニア(福島) 狩土名 禅(北九州) 内田 瑞己(讃岐) 長谷川 隼(讃岐)

リストが長い!いやー、やりたい放題ですね。日本全国、各地の若者を卒業させ続けた相模原姉さん。剛の者すぎます。だってもう1人卒業させてたらJ3に「相模原姉さんで卒業したFC」が爆誕してたわけですよ皆さん。
ワンナイトカーニバルどころじゃないです、毎日がフェスティバル。
J3男子憧れの聖地に認定です。近年、Jリーグの王者に君臨する神奈川県ですが、夜の女王は相模原にいました。
相模原姉さん、2022年J2筆おろし女王おめでとうございます!!

番外編:卒業No.1クラブ

ここからは番外編です。
筆おろしとは逆に「最も多く卒業した選手が多かったクラブはどこなのか」が、この番外編です。
若さの象徴、卒業が最も多かった、部室のような甘酸っぱい青春のクラブはどこなのか?2022年シーズン、J3卒業No1クラブはこちら!

いわきFC!!おめでとうございます!!

まぁこれは予想通りですね。JFLから昇格したのでほとんどの選手がJリーグ筆おろし。ちなみに卒業人数は13人。内訳は以下となります。

吉田 知樹 鈴木 翔大 吉澤 柊 家泉 怜依 古川 大悟 宮本 英治 山口 大輝 嵯峨 理久 日高 大 有田 稜 遠藤 凌 谷村 海那 岩渕 弘人

最短でJ3も卒業していったいわきFC、2023年はJ2筆おろし女王の座を狙って頑張ってください!
ちなみに次点はヴァンラーレ八戸の6人でした。

おまけ:~オ・ウンゴール選手の2022年~

おまけです。サッカーの誕生と共に生まれ今なお活躍する現役最年長、永久不滅選手オ・ウンゴール選手。このコーナーでは全く日の当たることのないオ・ウンゴール選手2022年J3リーグでの活躍をお送りします。

2022年J3リーグ、オ・ウンゴール選手の総得点は20。正規王者 有田稜選手の17点を上回り堂々の得点王獲得に!
それにしてもルーキー有田稜選手、オ・ウンゴール選手に迫る17得点は素晴らしい記録。J2でも暴れまくってほしいものです。

2022年J3得点ランク
1位:20点 オ・ウンゴール(全)
2位:17点 有田稜(いわき)
3位:16点 藤岡浩介(岐阜)
4位:15点 石川大地(鳥取)
4位:15点 有田光希(鹿児島)

被オ・ウンゴール

次は被オ・ウンゴール、オウンゴールを食らった回数です。
こちらは全クラブランキングです。

1位:2点 松本山雅 藤枝MYFC AC長野パルセイロ ヴァンラーレ八戸 福島ユナイテッドFC カターレ冨山
2位:1点 いわきFC 愛媛FC YSCC横浜 テゲバジャーロ宮崎 カマタマーレ讃岐 ガイナーレ鳥取 FC今治 SC相模原
3位:0点 鹿児島ユナイテッドFC ギラヴァンツ北九州 FC岐阜 アスルクラロ沼津

意外と少ない!総失点66、得失点差驚異のー49を叩き出してしまったYSCC横浜も被オウン1ってのは、どうなんでしょう完全に実力でやっちまった感じで悲しくなるのか、もうここまでディフェンスがザルというか網の目すらないただの「枠」だけだとオウンだろうがなんだろうが達観してる感じでしょうか。後者かな?

得オ・ウンゴール

文字通り、オウンゴールを得た回数ランキングでこちらも全クラブ対象です。

1位:3点 いわきFC ヴァンラーレ八戸
2位:2点 鹿児島ユナイテッドFC
3位:1点 SC相模原 アスルクラロ沼津 藤枝MYFC 松本山雅 AC長野パルセイロ FC岐阜 FC今治 愛媛FC カマタマーレ讃岐 ガイナーレ鳥取 ギラヴァンツ北九州 テゲバジャーロ宮崎
4位:0点 カターレ冨山 福島ユナイテッドFC YSCC横浜

1位いわきは納得ですね。総得点72というぶっちぎりの攻撃力、というかゴール前にあれだけ筋肉が押し寄せてきたら、そりゃあDFもクリアの足がビビってミスが起こるってもんです。もはやこれは生物の本能なのでしかたないでしょう。あと特筆すべきは長野パルセイロ。シーズン得失点が+1なのでオウンなかったら±0でしたね。

そして得オウン・被オウンともゼロのノーノー達成クラブはなし!
リーグ全体を通してオ・ウン選手が活躍したJ3でした。


まとめ

いかがでしたでしょうか?
前代未聞、2ケタ筆おろし女王SC相模原姉さんが爆誕した2022年のJ3。
最短J2昇格を果たしたいわきFC姉さんが荒らしていった2022年、という印象が強かったですけど振り返ると相模原姉さん以下、色んな姉さんがはっちゃけてましたね。
冒頭でも述べたように日本人の若者が一番活躍するリアルローカルフットボールリーグ、J3。読んでて知らない選手の名前をたくさん目にした、という人も多いでしょうし、J3のクラブ自体よく知らなかった、という人も少なくないのではないしょうか。これを機に2023年はJ3に注目してみてはいかがですか。
ちなみに私はこの企画で、行ったことない地方Jクラブホームタウンのラブホ知識ばかり増えていっています。なんでや。

それではそろそろお別れのお時間です!
2023年はいったいどんなシーズンとなり、どんな筆おろしが生まれるでしょうか。

それでは来年までさようなら!
皆さん良いシーズンを!アディオス!


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