第2回！Jリーグ筆おろし女王決定戦【2022年J2編】

誰だって、忘れられない女性（ひと）がいるー

明けましておめでとうございまーす。
やってまいりました、第2回 筆おろし女王2022年J2編！
J1編は第3回なのになぜ第2回なのかって？そんなの2021年シーズン分を私が忘れてたからに決まってますね。ゴメンって！

まぁでも？やっぱJ2って魂を磨く場所だし？女王とか言ってる場合じゃないかもだし？円安に増税だし？薄皮パンも4個になったし？親も年だし？あなたしかいないし？ねぇ？　　

ちなみにこれまで全ゴールを手作業で根性マイニングしていた本企画、
なんと今回からJリーグを盛り上げたい！と願う志の高い青年 無賃労働で集計してくれる男が現れました。それがコチラ。

↑クリスマスイブを筆おろし集計に捧げた超ド級の変態、きょんもりです

持つべきものは関数とデータ集計が大好きな友人ですよね。マジで三国志でいうと「変態」のパラメータが94くらいありますからね、彼。

2022年 J1は771ゴールだった総ゴール数が、2022年J2はなんと1136ゴール！！4試合多い42試合制とはいえ、ちょっとはっちゃけ過ぎてない！！？？

それでも私には、クリスマスイブに女の子より筆おろし集計を選ぶ心強いド級の変態がついている。
クリスマスイブ明け方（朝4時）に集計が届いた時は、わりと引いたぜ！

それではいってみましょう、
J2でもっとも慈愛に満ちた姉さんは誰なのか？
魂とリビドーを磨くJ2編！はじまりまーす！

※J2第1回大会 2020年シーズンはこちら！

※J1第1回2020年シーズンはこちら！
※J1第2回2021年シーズンはこちら！
※J1第3回2022年シーズンはコチラ！

（全てのデータは「持つべきものは夜中に1人データ収集してくれるド変態な後輩」、きょんもり提供。君が変態で本当によかった）

ルール
・対象は『Ｊリーグ初ゴール』とし、リーグ戦のゴールのみが対象。ゼロックス杯・ルヴァン杯・天皇杯・ＡＣＬは除外するものとする
・対象期間は2022年J2第1節～最終節
・J初ゴールが対象なので外国籍選手も対象とする
・2種登録選手も対象とする
※J2初ゴールではありません。
例：「2021年にJ1・J3でゴールを決めた選手」が「J2初ゴール」を決めても対象外、筆おろし済みです。

筆おろし女王決定戦～J2編～

第3位

筆おろし人数：6人
1クラブ

いきなり来ました！6人です！

ここは無法地帯アンダーグラウンドJ2、日の当たる地上（J1）の常識と貞操観念は捨ててください。第1回2020年の第3位も6人だったので、このあたりがJ2の筆おろし基準ですね。さらっと「筆おろし基準」という、絶対にこのnoteでしか出てこない日本語が生まれましたね、今。

それでは早速第3位、1クラブの内訳を見ましょう。
※カッコ内はJ初ゴールを決めた選手の所属チーム、選手名。カッコ内の並びは試合日順。

・町田ゼルビア
坪井 清志郎(徳島)　植田 啓太(栃木)　サムエル(大分)　土信田 悠生(熊本)　キム テヒョン(仙台)　イゴール(甲府)

きました第3位にゼルビア姉さん！
ところで「町田ゼルビア」って字面、前から思ってたんですがハーフタレントっぽくないですか？モデル上がりでバラエティもいけちゃうポジションで、昨日も有吉の番組で滝沢カレンの横に座ってたじゃないですか、町田ゼルビア。

そんな数年前からIT社長とお付き合いを始め、めちゃくちゃ羽振りの良くなったウマ娘が第3位にランクイン。
時代は港区女子じゃありません、町田女子です。
「神奈川第5のクラブ」「神奈川県町田市」「市内の銀行は横浜銀行」など散々な言われっぷりの町田市ですが、私も野津田競技場に着いた途端、福岡県民歌「いざゆけ若鷹軍団」が流れてきて膝から崩れ落ちた経験があります。本当に何県なんだよ。

筆おろしも6人、北は仙台南は熊本まで綺麗に地方在住の若者だけ手玉に取ってる感じがなんかいいですねゼルビア姉さん。そのあたりが町田女子たる所以か。

どうでも良い情報ですが、この企画やるときその街の雰囲気を感じるため、各クラブ所在地のラブホも調べてるんですよね。ちなみに町田でいちばんおススメのラブホはこちら、『HOTEL CUE SEA STORK』

なんでや。町田、海無いやんか。どこに出航するんだよ。

第2位

筆おろし人数：7人
1クラブ

続いて第2位7人も2020年と同じです。やはり混戦のJ2、「地獄」と形容されるだけのことはあります。

そんな第2位は・・
ブラウブリッツ秋田！！
おめでとうございます！！

私が更新忘れた2021年シーズンからJ2昇格・参入した新人さんが、見事第2位にランクイン！
早速内訳を見てみましょう。

・ブラウブリッツ秋田
沼田 駿也(山口)　松本 大輔(金沢)　チアゴ アウベス(山形)　デラトーレ(山形)　井上 健太(大分)　シマブク カズヨシ(新潟)　野澤 陸(甲府)

ところで秋田姉さん、J2昇格までスローガンが
2014：挑
2015：闘
2016：躍
2017：突
2018：志
2019：昇
2020：結
と7年連続一文字で来て「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」に替わる、新しい九字護身法の提案かと思いきや2021年は「秋田一体」、2022年は「超秋田一体」とまさかの一文字脱却。どうでしょう、ここはスローガンを一文字に戻し、筆下ろしの「筆」「下」で九字完成するのは。
「挑・闘・躍・突・志・昇・結・筆・下」、ほらなんか強そう。「突」とか「昇」「結」とか筆おろしとも相性よさそうだし。「挑」とかも。

そんな秋田姉さん、奥手そうな雪国のイメージとは裏腹に近場の山形、新潟、金沢から遠くは山口、大分まで食べまくります。やはり短い夏を謳歌するのは雪国の宿命でしょうか。冬になると雪に閉ざされ、人肌恋しくなる秋田姉さん。めちゃくちゃにエモいです。

特別賞

1位の発表の前に各賞です！特別賞は、筆おろし人数とは別に「筆おろしした相手の運気がどれだけ上昇したか」で決定します。毎年同じ説明しますが、俗にいうアゲなんとかです。
栄えある2022年の受賞者は・・

大宮アルディージャ！！

大宮姉さんは2022年、

ステファン ムーク(岡山)、ブルーノ パライバ(甲府)、石浦 大雅(東京V)　

と、3人の若者を大人に手ほどきしているのですが、特筆すべきは4月9日第9節でのブルーノ・パライバ筆おろしですね。

ブルーノ・パライバ、本名「ブルーノ・ペレイラ・デ・アルバカーキ」
このブラジル出身なのかニューメキシコ州出身なのかよくわからないブラジル人ＦＷの筆おろしまで、ヴァンフォーレ甲府は開幕以来リーグ戦1勝3分け4敗で20位という地獄！ところが4月9日第9節の、大宮姉さんとの筆おろし＆勝利を皮切りにリーグ戦4連勝、順位を一気に6位まで上げました。
しかも筆おろしで羽ばたいたブルーノ・パライバはその後天皇杯ベスト16のサガン鳥栖戦でゴールを決める活躍。そして大宮姉さんに授かった運気で甲府は天皇杯優勝まで駆け上りました。
大宮姉さん、特別賞にふさわしいアゲ※※っぷりです。マジで凄すぎる。

甲府が降格しないよう、1つ下の順位で最後まで残留を見守り続ける大宮姉さん。海よりも深い愛情に泣けてきます。

ドッピエッタ賞

はいドッピエッタ賞です。「1試合2ゴール」という本来の意味があり、本企画では「筆おろされた試合で2ゴール」で定義しているんですが、完全に語感で決めたタイトルです！
J2の２はドッピエッタの２！では行きましょう。

今年の受賞は
横浜FCです！！おめでとうございます！！

内訳は
5月21日：アルビレックス新潟　小見 洋太選手
9月3日：レノファ山口　成岡 輝瑠選手

横浜FC姉さんはなんと前代未聞、1シーズン2回のドッピエッタ！
さすがハマの恋多き女って感じです。
そういえば2021年シーズンJ1編のドッピエッタも横浜F・マリノス姉さんが受賞してたので、やっぱり開放的でいいですね、横浜。ちなみに横浜市内のホテル数は97軒と、これも全国有数。やっぱりワンナイトカーニバルが盛んな開放的なお土地柄の様子です。
そんな横浜で気になったホテルはコチラ、ホテル AKAIKUTSU
いや赤い靴ってホテル、ホラーすぎるでしょ。

とにもかくにも横浜FC姉さん、ナイスドッピエッタ！
2023年はJ1でドッピエッタ、期待してます！

姫はじ（自主規制）賞

さあ、姫はじ（自主規制）賞です！
特に説明なし！

J2 2022年シーズンの受賞は・・

ヴァンフォーレ甲府！！おめでとうございます！！

甲府姉さん、まだ寒さの残る開幕戦2月20日に

ファジアーノ岡山　田中 雄大選手

を相手に姫はじ（自主規制）　開幕戦といえば言わば入学式。この日がJ初出場の田中君を入学式中に呼び出して筆おろし。ってめちゃコミのCMじゃないんだぞ。

姫はじ（自主規制）から天皇杯優勝まで、やりたい放題の甲府姉さんでしたが意外なことに、2022年の筆おろしはこの開幕戦の1回きり。
1人に狙いを絞り、一撃で仕留める甲府姉さん。まさにプロの所業でした。
天皇杯は優勝したのにリーグ戦は18位、ノリと気分で生きてるパリピっぽさを感じます。そして2023年はノリでACL出場、海外初進出！
アジアの少年たちを、たくさん大人にしちゃってくださいね！

第1位

筆おろし人数：8人

さあ2022年シーズンJ2の筆おろし女王発表です。
総筆おろし人数は8人！
ちなみに2020年シーズン第1位も8人でしたのでタイ記録です。
それでは第1位は・・・

Ｖ・ファーレン長崎！！おめでとうございます！！

V・ファーレン長崎
飯島 陸(甲府)　奥村 晃司(群馬)　天笠 泰輝(群馬)　チアゴ デ レオンソ(千葉)　オタボー(盛岡)　弓削 翼(盛岡)　マルセロ ヒアン(横浜FC)　栗本 広輝(大宮)

2023年J2優勝し2024年の新スタジアム完成をJ1で迎える。
そのためにまずは2022年筆おろし女王と、着々仕上げてきていますね長崎姉さん！
筆おろし8名の内訳も凄いです、第3節に甲府：飯島選手を筆おろししてから最終42節の大宮：栗本選手までシーズンフル回転！
もう年中長崎くんち（※長崎のお祭り）のパリピです。盛岡のオタボー選手、初めて知ったのですが新種のポケモンっぽくて可愛いですね。顔もかわいいです、オタボー。

そんな家業の家電通販店が絶好調、社長令嬢の長崎姉さん。
2024年には実家が移転予定。ショッピングモールとホテル併設で市内の一等地に超デカい新築を建てるらしいです。
地方女子大に必ず一人はいる実家が超太い女子大生=ゴージャス長崎姉さん、2023年のJ2女王に向けまずは2022年筆おろし女王と着実にステップアップを図っていますね！

この調子で2023年も頑張ってください！2024年、新築のごつい実家を訪れるのはJ1のボーイズかJ2のボーイズなのか、乞うご期待！
2022年、筆おろし女王おめでとうございました！！

長崎姉さんのヤバイ新築実家（予定）

番外編：卒業No.1クラブ

はい、番外編です。筆おろしとは逆に「最も多く卒業した選手が多かったクラブはどこなのか」が、この番外編です。開幕前とシーズン最終戦、集合写真を見比べてください。きっと大人になった彼らに気付くはず・・
そんなちょっと甘酸っぱい記憶が残るシーズンを経験した選手が最も多かったクラブはどこなのか！？2022年J2リーグ、卒業No.1クラブは、、、

ファジアーノ岡山！！おめでとうございます！！

本山 遥（23歳）
ステファン ムーク（27歳）
田中 雄大（23歳）
佐野 航大（19歳）
仙波 大志（23歳）
ハン イグォン（28歳）

2022年J2で3位、惜しくも自動昇格を逃したもののJ2主役級の大活躍だったファジアーノ岡山。その原動力はやはり若い力でしたね。というわけで6人が卒業して大人の階段を昇っていきました。
ちなみに単に若いだけでなく、例えば佐野航大選手はU-19日本代表の有力選手で、岡山のそして日本の将来を担っていく選手。
そんな選手も経験する、一生に一度の筆おろし。我々はこれからも未来ある選手たちの筆おろしを見守り続けたいと思います。

おまけ：～オ・ウンゴール選手の2022年～

おまけです。サッカーの誕生と共に生まれ今なお活躍する現役最年長、永久不滅選手オ・ウンゴール選手。このコーナーでは全く日の当たることのないオ・ウンゴール選手2022年J2リーグでの活躍をお送りします。

2022年J2リーグでのオ・ウンゴール選手の総得点は15。正規王者小川航基選手の26点、2位のチアゴ・アウベス選手を超えることはできませんでした！
いやー凄いです小川選手。J1編見てもらえばわかるんですけど、オ・ウンゴール選手を上回るの、相当難しいんですよね。
J1は直近2シーズン、オ・ウンゴール選手が得点王ですし。
改めて小川航基選手の得点力を思い知らされました。
小川選手、おめでとうございます！

2022年J2得点ランク
1位：26点　小川航基（横浜ＦＣ）
2位：16点　チアゴ・アウベス（岡山）
3位：15点　オ・ウンゴール（全）
4位：14点　高橋利樹（熊本）
4位：14点　中山仁斗（仙台）

被オ・ウンゴール

次は被オ・ウンゴール、文字通りオウンゴールを食らった回数です。
こちらは全クラブランキングです。

1位：2点　いわてグルージャ盛岡　東京Ｖ　レノファ山口　　

2位：1点　ブラウブリッツ秋田　モンテディオ山形　アルビレックス新潟　栃木SC　ザスパクサツ群馬　ファジアーノ岡山　大分トリニータ　ロアッソ熊本　FC琉球　

3位：0点　ベガルタ仙台　ツエーゲン金沢　水戸ホーリーホック　ジェフユナイテッド千葉　大宮アルディージャ　町田ゼルビア　横浜FC　ヴァンフォーレ甲府　徳島ヴォルティス　V・ファーレン長崎　

意外と少ない！完全に偏見ですけど、火の玉フットボールのロアッソ熊本とか15点ぐらい被オウンくらってそうですけどね。
筆おろしのはっちゃけぶりとは違い、被オウンはみなさん少なめでした。総ゴール数1136に対し被オウン15ってのは被弾率1%くらいなのでかなりレアです。「そんなはずない！しょっちゅうオウン食らってるぞウチは！」というあなた、J2での暮らしがだいぶ長くなってきたようですね・・

得オ・ウンゴール

文字通り、オウンゴールを得た回数ランキングでこちらも全クラブ対象です。

1位：2点　ブラウブリッツ秋田　モンテディオ山形　東京Ｖ　　
2位：1点　ツエーゲン金沢　栃木SC　ザスパクサツ群馬　町田ゼルビア　徳島ヴォルティス　大分トリニータ　V・ファーレン長崎　ロアッソ熊本　FC琉球
3位：0点　いわてグルージャ盛岡　ベガルタ仙台　アルビレックス新潟　水戸ホーリーホック　ジェフユナイテッド千葉　横浜FC　ヴァンフォーレ甲府　大宮アルディージャ　ファジアーノ岡山　レノファ山口　

得オウンも偏りないですねー。面白いのは新潟、横浜FCと昇格達成そして総得点上位クラブが得オウン０です。2022年J2の総得点1位はアルビレックス新潟の「73」なのですが、得オウン0ということで100%自力ゴールのみ。これ、何気にすごいです。完全自給自足、さすが日本一の米どころ。J1昇格には自力で何とかする力が必要ってことでしょうか。

そして得オウン・被オウンともゼロのノーノー達成クラブは
仙台・水戸・千葉・横浜FC・甲府
以上5クラブ！手堅いシーズン、お疲れさまでした！

まとめ

いかがでしたでしょうか？
見事にV・ファーレン・実家が超太い・長崎姉さんが筆おろし女王の座に輝いた、2022年筆おろし女王決定戦。

全42節の長丁場、1年間お疲れさまでした。2023年は筆おろし女王1~3位が残留の上、清水＆磐田というW静岡が加わりますます混戦が予想されるJ2。実家新築を控える長崎姉さん、IT彼氏の廃課金ガチャ勢ゼルビア姉さんが健在、さらにジム狂いのマッスルいわき姉さんも加わり、ますます魂が磨けそうですね。

それではそろそろお別れのお時間です！
分配金などリーグの仕組みが変わり、2023年シーズンはより一層”地獄”感が増すJ2。ですが筆おろしの精神と慈愛の心だけは忘れずに、各姉さんたちは頑張っていただけますと幸いです。

くちびるに歌を、心に太陽を、若者には筆おろしを！

それでは来年までさようなら！

※第1回2020年シーズンはこちら！