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SHElikes入会後、自分の殻を破った経験

すっぽんぽんで歩いても、好きでいてくれるひとがいる。

そう思えるようになったのが、一番大きな変化だと思う。

振り返るといままでのわたしは、他人からの見え方ばかりを気にして生きてきた。そして、身につけたものばかりを褒められる人生だった。

他人からの見え方ばかりを気にしていたわたし。


それは、小学生の頃まで遡る根深い影。2クラスしかない小中学校で、9年間同じメンバー。高校の理数科は、40人1クラスで3年間。大学の学科は60人弱、普段のクラスは15人ほど。

狭い世界で生きてきた。

なかなか環境は変えられない。この世界で、どう波風立てずに生きていくかばかりを考えた。そこに、わたしの本音はいなかったように思う。

身につけたものばかりを褒められるわたし。


それは、どんどん自信のなさに繋がっていった。髪型・服装のような外見や、学部、研究内容、資格、留学経験など、肩書ばかりを褒められる。わたしではなく、わたしの胸のバッジを褒められているだけじゃないか。

この学部で学んで感じていることを聞いてよ。この研究にかける想いを聞いてよ。この資格をもっていま、なにを想うのか聞いてよ。留学先での思い出話を聞いてよ。

もっともっと、「わたし」を見て!

ずっと、本音が言えていなかった。ずっと、わたしの存在が見てもらえていない気がしていた。見え方ばかりを気にしてゴテゴテの装飾をしたわたしは、自分の心のど真ん中にあるものを誰にもさらけ出せずにいた。

2023年2月1日、SHEに入会した。


一番大きかったのは、Twitterの繋がり。不思議なもので、いいねがひとつも付かないなんてことはめったにない。いいねの数がひとつでも、数百、数千のビューがつく。いつも、どこかで誰かが見守ってくれている。Twitter見てました!と声をかけてくれる。その存在に、どれだけ救われたか。

わたしのツイートは、いつも自分宛て。


誰かの人生を変えようとか、行動を変えようなんて気持ちは一切ない。わたしが、わたしに向けて書くお手紙。

だから、素直に正直に書ける。だから、いつも一貫性がある。そこに、いいねがつく。わたしという存在がありのままで認められているんだとわかる。

わたしは、正直なわたしでいればいいんだ。

SHEに入会して4ヶ月半。


いまわたしの心にあるのは「いまのわたしが一番好き」という気持ち。

自分のありのままを素直に認めて、素直なことばで発信できている。周りには、あたたかく迎えてくれるやさしい世界があることを知っている。

ゴテゴテに飾り立てていたわたしは、髪のセットを流して、メイクを全部落として、胸のバッジを外して、靴も服も下着も全部脱いだっていい。

すっぽんぽんになっても、なにも持たないわたしでも、変わらず好きでいてくれるひとがいることを知っているから。

そう、いまのわたしはすっぽんぽんだって歩いていける。どこまでだって、支えてくれるひとがいる。

それが、SHEだ。


ずっと伴走してくれると、根拠のない自信が背中にある。

なにも持たないわたしだって、生きている意味はあるんだよ。

そう思えるようになったのが、わたしの殻を破った経験。


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