おほしんたろう

福岡・佐賀でお笑いとイラストと漫画などやっています。毎日何かしらを書きます。書かせてく…

おほしんたろう

福岡・佐賀でお笑いとイラストと漫画などやっています。毎日何かしらを書きます。書かせてください。

最近の記事

なんなんでしょうね

SNS等で何かを褒めたいときに「最高」と表現するのに少し抵抗がある。便利な言葉すぎてなんだかズルをしているような気になるのだ。頭を使わずに軽妙な空気だけ出せちゃう、みたいな。あと、「評価している」感じが出過ぎて居心地が悪いのもある。なんにせよよくわからない感覚だ。よくわからないのだが、気になるものは仕方ない。 そんなわけで、結局使うのは「好き」とか「いい」とかになる。個人の嘘のない感覚にしようと思うとこれに落ち着くのだ。「最高」と何が違うのかと言われると、そんなに変わらない

    • N引き剥がしの儀

      面白いことが思いつかなかったり、切符を買い間違えたり、無印良品にハンガーを買いに行っても目当ての形が売ってなかったりと、どうも上手くいかないなあという今日このごろ。 何かを変えた方がいいのかしれないという漠然とした思いはありつつも、何をどうすればいいやら見当もつかず新しく何かを始めるまでのモチベーションも湧かない。そんな感じで漫然と日々を過ごしてしまっていて、基本的にはそれでも平気なのだが、ふとしたときに自己嫌悪に襲われ気が滅入って何もしたくなってしまう。何もしない→自己嫌

      • そんな一日

        どら焼きをもらって食べた。けっこう大きかったので「一個は多いな」と思って誰かと半分ずつ分けられないかと思ったが誰もおらず、とりあえず半分残すつもりで食べ始めたら美味しくて全部食べてしまった。そんな一日。

        • 存在する気満々

          明日仕事で小倉に行くので券売機で博多→小倉の新幹線のチケットを買ったら、間違って当日のみ有効の特急のチケットを買ってしまった。慌ててみどりの窓口に向かって払い戻しをしてもらい、改めて正しいチケットを購入する。こんなことなら最初から窓口に並べばよかった。効率よくやろうと券売機を選択して、余計に手間がかかっているのだからどうしようもない。そういえば前も同じミスをしたことを思い出し、自分はチケット一つまともに買えないのかと心底嫌な気持ちになった。 とにかくしょうもないミスが多い。

        なんなんでしょうね

          やよい軒行けばよかった

          映画を観に行ったら「ミッドサマー」の予告編が流れた。リバイバル上映をやるのかな?と思ったがそんな情報もなくごく普通の予告編だった。あれは一体なんだったのだろう。でもまあ、リバイバル上映をするんだろうな。普通に考えて。 映画は面白かった。 帰りにうどん屋に寄ろうと思ったら閉まっていて、だったらその手前で通ったやよい軒に行けばよかったと後悔したが、今日観た映画の主人公がしたであろう後悔に比べらたマシだ。そのくらい気の毒な主人公だった。

          やよい軒行けばよかった

          根源的コミュニケーション

          口に飲み物を含んだ瞬間に挨拶をされて慌てることがある。問題なのは、ここで咄嗟にどんな対応をとるのかだ。急いで挨拶を返そうと焦って飲み込むと気管に入ってむせてしまう可能性が高く、そうなるとまともに挨拶を返せないばかりか相手にいらぬ気を遣わせてしまう。かといって口の中のものをゆっくり飲み込んで喉の状態が整ってから挨拶を返そうとすると、発声ができるときにはもう相手がいなくなっている恐れがある。急いで飲み込むのも地獄、ゆっくり飲み込むのも地獄。飲み物を口に含んだ瞬間に挨拶をされた時点

          根源的コミュニケーション

          テレ東の深夜で

          仕事で行った武雄で「温泉タクシー」というタクシー会社を見かけた。武雄が温泉街であることからつけられたのだろうが、シンプルでまっすぐなネーミングはなかなかのインパクトがある。 「温泉◯◯」という言葉には「温泉饅頭」「温泉卓球」「温泉卵」などがあるが、「温泉タクシー」はそのような一般化した言葉ではなくいちタクシー会社の名前であるため耳慣れておらず新鮮だ。「温泉」が持つのほほんとした雰囲気と「タクシー」のシステマチックな響きが合わさることで独特の魅力を生み出している感じがする。

          テレ東の深夜で

          最高!新500円玉!

          自販機で飲み物を買おうと新500円玉を投入したら、カランという音と共に返却口に戻ってきた。どうやらこの自販機は新500円玉に対応していないらしい。ならば交通系ICでと思ったがそちらも対応しておらず、結局千円札を崩すことになった。 このような経験をしたのは一度や二度ではない。今年だけでも3、4回はある。体感としては新500円玉を受け入れてくれる自販機の方が少ないくらいで、財布に小銭が新500円玉しかないときは若干諦めかけている自分もいる。 それにしても、いつまでこんな状況が

          最高!新500円玉!

          フレミングの朝

          おしっこが二手に分かれて出ることがある。主に朝方に起こる現象だ。割とあるあるみたいに語られているので、経験している男性は多いのだろう。 「ご報告 この度我々おしっこは解散することになりました。お互いに話し合って決めた結論です。結果を残せなかったのが残念ですが、最高に楽しい時間を過ごすことができました。今月末のライブが最後の出演となります。今後どうなるのかはわかりませんが、お互いに活動は続けるので見守っていただけたら嬉しいです。ファンの皆様、スタッフの皆様、今までどうもありが

          フレミングの朝

          「ちっちゃい虫」と言う人は優しい人

          顔の前に虫が飛んできてビクッとなった人が「どうしたの?」と聞かれて「ちっちゃい虫!」と答えることがあるが、その状況で咄嗟に虫のサイズ感を伝えるのはすごいと思う。「虫!」に加えて「ちっちゃい」という情報まで付け足してくれる名古屋の喫茶店のモーニングのごときサービス精神。それを「より詳しく伝えるぞ」的なモチベーションではなく自然とやっているのがすごい。 もしかしたら、周りに余計な心配をさせまいという無意識の配慮なのかもしれない。「虫が飛んできてびっくりしちゃいましたけど、でっか

          「ちっちゃい虫」と言う人は優しい人

          もう住みたくはない

          バスから自分が学生時代に住んでいたアパートが見えるとテンションが上がる。住んでいたのはもう15年以上前で外壁の色も当時とは変わってしまっているのだが、それでも懐かしさでぐっとくる。 家賃はそんなに安くないくせに入居時から換気扇のヒモが油でベトベトで、プロパンなのでガス代がバカ高く、上の階からたまに汚水が漏れてくるという今考えると最悪の部屋だったのだが、思い出補正でそんなに悪くなかったような気がしてくるから不思議だ。 もう一度住むかと言われたら絶対嫌だし、退去時に不動産屋の

          もう住みたくはない

          週末に期待

          今日は虫に刺されて首元が赤くなっていたので、地元の情報番組の中継で「キスマークです」と言おうと思っていたのだが、すっかり忘れていた。せっかくのチャンスをみすみす逃した形だ。もったいない。きっとウケただろうに。 次の出番は週明けだが、そのときにはきっと治ってしまっているだろう。リベンジするには、土日でまた虫に刺されるか、本物のキスマークをつけるかしかない。本物のキスマークをテレビで「キスマークです」と紹介するのは、もはやボケでもなんでもないけど。 とりあえず、週末に期待であ

          坊主頭のメリット

          ずいぶん長いこと坊主頭で過ごしている。大学の後半くらいからずっとなので、もう人生の半分は丸坊主だ。昔は理髪店でやってもらっていたが、バリカンを買ってからは二週間に一度くらいのペースで自分で3ミリに整えている。 坊主頭の利点はいくつかあるが、一番は「お金がかからない」ということである。美容室でちゃんとやってもらおうとすれば男性でも3〜5千円はかかるし、安さがウリのところでも千数百円はかかってしまう。それが自分でやればタダなのだ。バリカンの初期投資こそ必要だがそれでも5千円もあ

          坊主頭のメリット

          異世界に迷い込んだかもしれない

          堀田茜氏が載っているホットヨガの広告ポスターを見かけた。「もしかして“ホット”と“堀田”の響きが似てるからか!?」と、自分の中でちょっと盛り上がったのだが、念のため「ホットヨガ ポスター 堀田茜」で検索してもそれらしいページがヒットせず、見間違いだった可能性が出てきた。 ポスターの女性は堀田茜似の別人だったのだろうか。もしくはホットヨガではなく何か別の広告だったのか。それともそもそもそんなポスター自体存在していないのか。 もしかしたら、僕は異世界に迷い込んでいたのかもしれ

          異世界に迷い込んだかもしれない

          ジャンボと言うだけあって

          仕事先でチョコモナカジャンボを差し入れしていただいた。今日は暑かったのでとても美味しかったのだが、正直ちょっと量が多かった。できることなら半分残して後日食べたかったが、外なので当然そんなことはできず、頑張って全部食べた。 ただ、最近あらゆるお菓子が小さくなっている中で「多いな」なんて感じたのは久しぶりだったので、少し嬉しくもあった。さすが自らジャンボと名乗るだけのことはある。チョコモナカジャンボのプライドを感じた。終わらない円安と物価高に抵抗する最後の砦。それがチョコモナカ

          ジャンボと言うだけあって

          チャットモンチーはすごい

          日常生活の中で「サングリア」という単語が出たとき、結構な頻度で 「サングリア」 「チャットモンチー?」 「シャングリラね」 というやりとりが生じがちだ。もはや面白いとか面白くないとかは関係なく、誰かが言い始めたら当たり前に誰かが応じる。それによって盛り上がるとかもなく、ただやる。そんなやりとりだ。 例えるならしりとりの序盤における 「しりとり」 「りんご」 「ゴリラ」 「ラッパ」 の流れみたいなものである。人々の意識の中にこの流れが完全に染みついていて、それを大多数

          チャットモンチーはすごい