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スコットランド在住|本が好き|日本の書籍が気軽に買えなくなって聴く読書にはまる|not…

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スコットランド在住|本が好き|日本の書籍が気軽に買えなくなって聴く読書にはまる|noteでは聴く読書(Amazonオーディブル)の感想、スコットランド生活について書いています|犬の散歩、家事、歯磨き中も聴く読書してます|チェンソーマン大好き|Amazonアソシエイト参加中です

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自己紹介「私はこんなやつ」5月20日更新

<最終更新日:2024/5/20> はじめまして まるです。 私はスコットランドに家族4人+ワンコと暮らしています。 私がスコットランドに住むことになった経緯、noteをはじめた目的について書いています。 話は過去にさかのぼります。どうか最後までお付き合いくださいませ。 出会って5ヶ月後に結婚式をあげる池袋東口交差点で信号待ちをしている時、バグパイプで演奏中のスコットランド人と出会い、5ヶ月後に電撃結婚しました。 誰もがびっくり。私もまさか自分が結婚できるとは思って

    • エジンバラの雑貨屋さんで見つけた本のしおりが可愛かった

      数ヶ月ぶりにエジンバラの街にでました。犬の散歩以外はほぼ引きこもりの日常。いろいろなお店が並ぶ通りを歩くのは新鮮です。 雑貨屋さんで見つけた本のしおりが可愛くて、購入しました。 本に挟んでみました。 本を読むのがさらに楽しくなりそうです。よいお買い物をしました。 スコットランドにユニクロ第1号店がついにオープン ついに、ついにこの日がやってきました。スコットランドにもユニクロがオープン!ずっと待ち望んでいた私です。 ユニクロ店内に”かつて100”というカフェもあり

      • 褒めてもらえると嬉しいね。

        • ひいろさんが私のマンガ感想文をマガジンに載せてくださいました。どうもありがとうございます!! とっても嬉しいです。 https://note.com/hiiro_archive153/m/m619527c861f3

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        自己紹介「私はこんなやつ」5月20日更新

        • エジンバラの雑貨屋さんで見つけた本のしおりが可愛かった

        • 褒めてもらえると嬉しいね。

        • ひいろさんが私のマンガ感想文をマガジンに載せてくださいました。どうもありがとうございます!! とっても嬉しいです。 https://note.com/hiiro_archive153/m/m619527c861f3

          「洗礼」を読んで|マンガ感想文

          もし、あなたの人生を9歳までくるくる巻き戻すことができたら、どんな人生を送りたいですか? このマンガは大女優 若草いずみが少女に戻り、人生をやり直そうとするお話。ジャンルでいえば、ホラー漫画、でも深みのある哲学ホラーです。 まずは著者の紹介 楳図かずお先生は現在87歳(1936年生まれ)、代表作は漂流教室、まことちゃん、わたしは真悟など多数の作品が生まれました。 こんなマンガです あらすじ老いていく自分の姿に耐えきれなくなる若草いずみ スマフォ画面にふいに自分の顔

          「洗礼」を読んで|マンガ感想文

          友人に貸していた本をずっと返してもらえなくて、7年後に勇気を出して、返してほしいと伝えた話

          結果報告から先に伝えます。 セコいとか思われるかもしれません。たかが一冊の本で7年間も迷いやがって、おまけにnoteの記事にしやがってと。でも私の本だったし、思い出がある本だったから、私のもとにもどってきて欲しかった。 その友人と会うたび、彼女の顔が本にみえてしまう自分がとても嫌でした。セコい女だな私って。 はい、おっしゃる通りでございます。まずは私の話を聞いてください。 その友人とは、よく飲みに行ったり、ランチをする、いわゆるママ友のひとり。その本も一緒に食事をした

          友人に貸していた本をずっと返してもらえなくて、7年後に勇気を出して、返してほしいと伝えた話

          「ラブカは静かに弓を持つ」を読んで|読書感想文

          さて、あなたは他人から裏切られた経験はありますか? この小説は人を裏切る側のお話です。 私はAmazonオーディブルで聴きました。本作品はナレーターに声優さんが勢揃いという豪華版。小説の内容はけして明るくないけれど、イケてるボイスにうっとりできます! あらすじ主人公の橘は少年時代、チェロ教室の帰り道に誘拐されそうになった経験がある。その事件以来、チェロを弾くことはなかった。大人になっても、その事件がトラウマで暗い日々を送っていた。 ある日、勤めている上司から音楽教室へ

          「ラブカは静かに弓を持つ」を読んで|読書感想文

          「二木先生」を読んで|読書感想文

          予備知識なしで読みました。(実際はAmazon オーディオブック) まずは結論から言うと、 めちゃくちゃ面白かった。あらすじ高校生の広一は、まわりから”へん”と言われ続けていた。友達もできず、どうしたら普通にみえるのか、常に考える日々を過ごしていた。 ある日、担任の美術教師・二木の秘密を偶然知ってしまう。二木は学校で特別人気のある教師ではないが、嫌われてもいないごく普通にみえる人間だった。広一は、それが許せない。学校のみんなが知らない秘密をもつ二木と広一の関係はどうなっ

          「二木先生」を読んで|読書感想文

          頭の中を文字化する作業は難しい

          4月は毎日投稿のチャレンジをしました。自分の思いを書き殴る紙のノートと違って、Noteは誰かの目に触れることを意識するから、難しかったです。 スキの数をけっこう気にする自分なんだな、と気づきもありました(笑 頭の中を文字化する作業は思った以上に難しい。でも、やっぱり楽しい。Noteをはじめて本当に良かったです。 さて、あなたはCreepy Nutsの"Tarinaifutari"(たりないふたり)​を聴いたことありますか? 私はこの曲の歌詞にがっつり鷲掴みされました。

          頭の中を文字化する作業は難しい

          ハウスクリーニング|Aさんの家

          ハウスクリーニング駆け出しの頃のおはなしです。掃除をお願いしてくる人にはさまざまな事情があり、掃除は大変だったけど、人生いろいろでおもしろいなあ、良い経験をしたなあと今でも思っています。 ハウスクリーニングをはじめた頃の話はこの記事に書いています。↓ Aさんの家はザ・金持ちエリアにある3階建てのお屋敷でした。 白髪まじりで気品が漂う紳士Aさんは自分のデスクの上を忙しそうに片付けながら、私に言った。 「先週フランスに行くことが決まりました。本当に急な話で、僕も困惑していま

          ハウスクリーニング|Aさんの家

          言葉がわかる犬の話

          うちの麦は毎晩、私の隣に寝る。夫のことが大好きなくせに私の隣にぴったり身体を寄せて寝る。 夫が右側、私が真ん中、麦が左。川の字で寝る私たち。真ん中の私はときどき、窮屈に感じる。身体を大の字にして寝てみたい。 娘が久しぶりにマンチェスターからエジンバラに帰ってきた。リビングで淹れたてのコーヒーを飲みながら、私は娘に言った。 「麦がね。私の横でぴったり寝るからさ、たまにはゆったり寝てみたいのよ。だから、あなたがここに戻っている間は、麦と一緒に寝てくれる?」 娘はもちろんだ

          言葉がわかる犬の話

          「われら闇より天を見る」を読んで|読書感想文

          われら闇より天を見るは数々の賞をとった作品です。 ・2021年ゴールド・ダガー受賞 ・2023年本屋大賞 翻訳小説部門 第1位 ・2023年宝島社 海外編 このミステリーがすごい!第1位 ・2022年海外部門 週刊文春ミステリーベスト10で第1位 ・2023年ハヤカワミステリマガジン2023年1月号海外篇 今日はAmazon オーディブルで完読したわれら闇より天を見るの感想文です。 あらすじ舞台はアメリカ カリフォルニア州の海沿いの町ケープ・ヘブン。12歳の少女ダッチェ

          「われら闇より天を見る」を読んで|読書感想文

          坂上忍のお母さんからお手紙もらった話

          中3だった私の推しは坂上忍だった。新宿ルイードで坂上忍のライブを見て以来、夢中になった。 ライブハウスに行ったのも初めての経験。そこは天井が低く、薄暗くて、タバコの匂いがする。なんだか悪い子になったみたいで高揚感があった。大音量のギター、ドラム。人の息遣いが間近に感じられるそのライブハウスでみた坂上忍はすっごくカッコよかった。 若い世代は想像もできないだろうけれど、あの頃の坂上忍はロックミュージシャンだったんだよ。 ロッテリアでせっせとバイトをしてお金を貯めては、坂上忍

          坂上忍のお母さんからお手紙もらった話

          一旦、退社。〜50歳からの独立日記|読書感想文

          おはようございます。まるです。 本日はAmazon オーディブルの読書感想文です。 +++++++++++++++++++++ TBSの売れっ子アナウンサーだった堀井美香さんは50歳になるタイミングでTBSを退社することを決意する。退社する前の話から、退社後の話を堀井さんご自身がナレーターとなり、語りかけます。 +++++++++++++++++++++ こんな素敵な女性が世の中に存在しているのかと思うと、なんだか憎たらしい。お顔も綺麗、すらっとしてる。 アナウンサーだ

          一旦、退社。〜50歳からの独立日記|読書感想文

          ロンドンのおばけの話

          私は20代の頃、ロンドンでサリーという女性の大家さんの家の一部屋を借り、住んでいた時期があった。 3階建ての家で3階はサリーの部屋、2階に私の部屋、そして1階にはキッチンとリビングがあった。 その家は駅からも近く、素敵な家々が並んでいたし、内装も素敵で私はいいところを見つけたと喜んだ。 サリーは早く寝る人で、夜10時過ぎに帰宅すると、もう家は寝静まっていた。私はなるべく音を立てないよう、歯を磨いて、パジャマに着替えて寝床につくのが日課になっていった。 その家に住むよう

          ロンドンのおばけの話

          スコットランド人と出会って5ヶ月後に結婚した話

          私が結婚することを伝えた時、友人たちはみな同じリアクションをとった。 少しだけへんな間があり 「-----。へえ、そうなんだ。ふーん」 驚きでもなく、感嘆でもない。みんな、どう答えてよいのか分からない感じ。とりあえず「へえ。そうなんだ。」そして 「おめでとう。よかったね」と付け加えた。 私を理解している数少ない友人たちは口を揃えて言った。 「でも、あなたらしいと思う」 私らしい?? らしさ、というのは実は本人がいちばん理解していないものかもしれない。 この結婚が

          スコットランド人と出会って5ヶ月後に結婚した話