木山 仁(きやまじん)

セミリタイアをきっかけにさまがわり中のコンパクトな街中に移り住む。のこるしごとは学習サ…

木山 仁(きやまじん)

セミリタイアをきっかけにさまがわり中のコンパクトな街中に移り住む。のこるしごとは学習サポート、研究パート、技術コンサル。生徒、学生、企業のみなさんから英気をもらいます。博士(農学)の学位もち、やさいづくりと販売を6年。絵と宇宙はこころの友。タイトル画像をみのまわりで撮影。

マガジン

  • きまぐれエッセイ

    日頃の行動にもとづいたちょっとしたこと、興味の転々とするようすをきままにきまぐれにしたためました。

  • きもちのもんだい

    どんなこころのもちようですごすと安寧にすごせるか、日々それだけをかんがえてくらして得たそれなりのつぶやき。

  • 料理いろいろ

    わが家のじっさいの食べているものの紹介です。ごくごくあたりまえのふつうの生活のなかでの気づきを記します。

  • 家しごとにまつわる話

    日々のささいな家しごとにたずさわるなかでふと思ったこと考えたことを書きつらねています。元気がでて明日へとつなげていけるようにしたいです。

  • きせつの話題

    ふとほのかにかんじる微妙なあたりの変化、ほのかに漂う風花のかぐわしさ、うつろいでいく雲のようす、雪月花、そしてきもちの変化などをあつめた歳時記

最近の記事

売ってもらえて買えるものがまだあるだけいいと思わなくては

はじめに 身のまわりが安心できるものであってほしいのは万人の願い。それを維持して保つにはどうすべきか。なにを維持しどこを是正すればそうできるか。なかなかむずかしい。 きょうはそんな話。 ひっぱりあい 世のなかではこぜりあいやせめぎあいがあちらこちらで見られる。この星に80億人あまりがくらし、それぞれ主義主張はことなり考え方は多様。それなりに矛を収めてつつましくとはいかない。 たしかにそれぞれ主張があり、相手に納得してもらおうという意図はありそう。とはいえ聞くほうにも

    • 梅雨をまえにいったんストックしている開封済みの常温保存の食品を消費してしまおう

      はじめに 梅雨入りまえというのにすでに雨つづき。このところ季節めぐりが従来のようにはいかない。梅雨もしかり。ことしもどうなるか皆目見当がつかない。その季節がやってくるまえにしたいことがある。 きょうはそんな話。 5月もやっぱり はやいもので月末。4月からひきつづいて5月も雲の低くたちこめた日が多い印象。早めに起きて外歩きしようとする出鼻をくじかれてしまう。なかなか3日つづけて傘なしで外を歩けない。 きょうもそう。習慣で朝早くめざめて雨音を聞く。ああ、けさも歩けないか。

      • 本来はもっと置いてきぼりにしてもらってかまわない存在のわたしたち世代なのに

        はじめに 諸外国とくらべるとこのクニはいつまでもわたしをふくめた世代のことに気を使いすぎてさまざま制度疲労などをおこしていないか。もっと数ではすくない若い世代へ寄り添いスムーズに新時代を切り拓いてよいのに。あくまでもじぶんにむけて思うことがら。 きょうはそんな話。 ちょうど中間で 第二次ベビーブームよりひと世代まえとしてわたしは生まれた。第一次ベビーブームとのあいだの谷間の世代。すこしだけ両方の世代より高校や大学には進みやすかったのかも。わたしたちをふくめて上の世代は中

        • もしかしてそこの学生さん、スマホだけで卒論を書こうとしていないか?

          はじめに このところパートしごとをつうじて学生たちと接する機会がある。ゼミや日ごろのやりとりの場面で、彼らはスマホをさまざまつかいこなしているなあと関心する。 わたしは同類のスマホをwifiのルーターとして、あるいは個人認証用の機器としてしかみていない。充電や持ち歩きがめんどうだなと思う。 きょうはそんな話。 列車内で ごくたまにしか利用しない(できない)列車内。立っているヒトでいっぱいの朝の通勤通学時間の車内は静かなもの。しずけさのもとはほぼ例外なくスマホをみつめて

        売ってもらえて買えるものがまだあるだけいいと思わなくては

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        記事

          あっさり暑くなってしまったようでもうすこし朝のすずしさを満喫しながら運動の習慣をつければいいかもしれない

          はじめに このまま気温があがりあっさり梅雨にむかうのだろうか。どうもそろそろからだが慣れたころだし、と出歩こうかと思っていた矢先に昼間の暑さ。すでに日中には半袖ですごす。かろうじて朝は20℃を切るのでさわやか。朝のうちに運動などすませてから職場に向かえばいいと気づいた。 きょうはそんな話。 時間の使いかた きょうの午後は職場の研究室の講読(ゼミ)。したがって午前中のうちに事務仕事を済ませておこうとPCにむかう。どうにか昼前に終わらせ昼食。ひと息ついたあとにゼミがはじまっ

          あっさり暑くなってしまったようでもうすこし朝のすずしさを満喫しながら運動の習慣をつければいいかもしれない

          もと住んでいた家のまわりがつくづくみどり一色なのにあらためて気づいた

          はじめに 中山間地のもとの家を学習サポートの教室につかっている。週に2回通い、半日をここですごす。昼間の気温が上がり草木が繁茂しはじめた。管理しないとすぐに茫々になってしまう。 ふと部屋からそとを向くと窓いちめん新緑のみどり。木々の緑はこれほど多様なんだとあらためて知る。 きょうはそんな話。 通う場所 学習サポートの教室の拠点のひとつはもと住んでいた家。ここは建てたあとに行政から災害の想定される場所に3重に指定され、ここ数年は年にいくたびか避難をくりかえしていた。さす

          もと住んでいた家のまわりがつくづくみどり一色なのにあらためて気づいた

          生鮮やさいに手が出にくいのでストックしておいた冷凍のものをつかう

          はじめに あらかた予想どおりといっていい。野菜が半端なく高い。数か月前の例年以上のあたたかさとそのあとの雨つづきの気候。やさいづくりをしているとよくわかるが4月末から連休明けの頃は例年端境期になる。今シーズンはその傾向が極端に出てしまい、供給不足。その対策をふだんあまりしない方法ですすめていた。 きょうはそんな話。 例年以上 ことしの春は暖かかった。ほぼ毎日のようにいつもより気温が高かった。やさいづくりをしていた頃はこういうときは育ちがよく予想していた日よりもはやく販売

          生鮮やさいに手が出にくいのでストックしておいた冷凍のものをつかう

          ひとつのことを10数年つづけて見えてくるもの・気づくこと・この先に必要なもの

          (2024.5.27加筆あり) はじめに すでにまえのしごとで16年、いまの学習サポートでおなじく16年。後者とともに農業を6年、そしていまの研究パートで3年目。昨今の状況下に基礎疾患もちのわが身には、まわりに支障の出ない範囲でやれることはまだ限られている。だがわたしにのこされた時間を考えるとやれることはそう多くない。 転業し学習サポートに着手したころ「10年つづけばたいしたもの。」と声をかけていただいたのを覚えている。あっというまに駆け抜けて気づくまもなくとっくに過ぎて

          ひとつのことを10数年つづけて見えてくるもの・気づくこと・この先に必要なもの

          学習サポートの一室に中古のエアコンをとりつけてもらえてほっとした

          はじめに 昨年末、長年借りていた学習サポートの教室をひきはらい、かわりにもとくらしていた家の1室をあてがった。生徒たちには快適に学んでもらいたい。19年まえのエアコンは残念ながら稼働しなかった。 この冬はファンヒーターでなんとかしのいだ。これから暑くなりながい夏をどうするか。そろそろ判断しようと日常の困りごとでお世話になる業者の方へ相談。 きょうはそんな話。 この部屋は いまは街中ぐらしでそこからふたつの反対方向の職場、学習サポートと研究パートにそれぞれ通う。研究パー

          学習サポートの一室に中古のエアコンをとりつけてもらえてほっとした

          ひとつ上の学校にすすむ意義はひとつまえの学校の内容をやさしく感じて活かすことにあるのではないか

          はじめに このクニでは幼児教育をべつとして小学校から大学院博士課程までだと、じつに21年ほど学校(+大学・大学院)に通う機会が設けられている。もちろんほかの道すじもある。わたしは人生の4分の1ほどを学びに費やし博士号を得たことになる。もちろんそののちもみずから学ぶチャンスはある。 ふりかえるとひとつまえの学校で身につけたこと、あるいはものの見方や考え方をそののちの人生で活かすぐらいがちょうど無理がなくていいのかもしれないとふと思った。 きょうはそんな話。 まなびつづけ

          ひとつ上の学校にすすむ意義はひとつまえの学校の内容をやさしく感じて活かすことにあるのではないか

          週はじめの夜半にふだんはみることのないへんな夢とともに思うようにうごかないからだ

          はじめに このところねむい。寒暖差、湿度や気圧の高低などさまざまな要因もありそう。どうも寝が浅いかもしれない。 連休があけて4,5日しかたっていない今週はとくにそう感じるどうやらひとつのことがきっかけ。 きょうはそんな話。 陽にあたる 昼間によく陽にあたっていないせいかなと、学習サポートの生徒のための予習をすませたあとはしごと場の庭に出て接ぎ木などのしごと。木かげでの作業でさほど陽にあたった感触がなかった。よく陽にあたるとほのかに感じる皮ふの表面の「陽なたのかおり」が

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          みずからの発する語が自動翻訳でしっかり日本語として認識されるかどうか

          はじめに 日常生活でつかう程度の英会話をしたい、できたたらいいなと思う。たびたび諸外国の方と顔見知りになるのにこちらとは関係なしに流暢な日本語をお使いになる。ほっとするがときにはこちらからせめて英語でコミュニケーションしたいときがある。 推しのバンドがこのところぜんぶ英語の歌詞で新曲をだした。詞を書くのはメンバーのひとり。すでに何年ものあいだ海外ツアーに出て、ファンとのコミュニケーションをとろうとして、すこしずつ英語を身につけつつある。きっと努力されているのだろうなあ。

          みずからの発する語が自動翻訳でしっかり日本語として認識されるかどうか

          海外の方々のふだん使いの単語はいまの中学で習うものが多いので訳さずそのまま聴けそう

          はじめに 最近、時間があるとFMラジオかYoutubeで音楽を聴く。車の運転中はラジオ英会話。ひとりぐらしでしごと場も単独行動ばかりでほとんど日本語を発することはないし、生の会話に接する機会はごくかぎられている。 そんな生活を数か月。いくつか気づきがあった。 きょうはそんな話。 音をくわえる ひとりぐらしはつねに外からの音にかぎられる。ひとりごとを発しないかぎり、くらしのなかでみずから声にだして音にすることはない。あくまでもしごとや店での交渉などごくかぎられた場面だけ

          海外の方々のふだん使いの単語はいまの中学で習うものが多いので訳さずそのまま聴けそう

          あたりまえかもしれないが加工度の低い素材にちかい常温保存できるものほどやすいものが多い

          はじめに 日ごろ節約してすごす。ここでは食品を主要なものと限定する。それには買いものにある方針でのぞめばよさそう。料理に費やす時間でどこまで加工品に手をのばすか選択。その結果、費用をかけないで満足するためにわかってきたこととは。 きょうはそんな話。 (タイトル写真:もとの家のロードヒポキシス(Rhodohypoxis baurii、アッツザクラ) 街に住むうえで せっかく街に移ったのだから食べものはえらんで買いたい。鮮度のいいものを手頃なねだんで入手したい。その希望に

          あたりまえかもしれないが加工度の低い素材にちかい常温保存できるものほどやすいものが多い

          英語の壁が氷解していく過程(希望)かもしれない体験を記しておく

          (2024.5.20加筆) はじめに こどもが言語を習得していくプロセスはなにもテキストによるものでない。身近なヒトビトとのコミュニケーションのなかからほんの数年のあいだに急速に身につけていく。 そのプロセスはおとなにはあてはまらないものか。せめて日常生活に使う程度の英会話に不自由しない程度でかまわない。しかしなかなか容易でないのは方法がなにかおかしいのではとふとした疑問がわき起こる。 きのうとはすこしだけちがう視点から書いてみたい。きょうはそんな話。 ある経験 なに

          英語の壁が氷解していく過程(希望)かもしれない体験を記しておく

          英語>日本語の生活をたのしみ半分でそのままつづけるうちに話の内容がすこしずつ伝わってきた

          はじめに このところスキマ時間に英語のものを聴いている。ラジオの音楽やYoutubeの動画。車ではいつも洋楽。テレビは見ない。日ごろをかえりみるとどうやら意識しないまま英語に接している。あきらかに母国語よりもながい。そしてふと数日前に気づいたことが。 きょうはそんな話。 (タイトル写真:もとの家の庭のミツバをうかべた中華スープ) 日ごろの生活 車のなかではFMもしくはCDを流している。もっぱら洋楽もしくはラジオ英会話。基本的に日本語なのはラジオから流れるニュースもしく

          英語>日本語の生活をたのしみ半分でそのままつづけるうちに話の内容がすこしずつ伝わってきた