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ドイツ在住。スペイン✖️日本の3人家族。 海外で働きながらの子育て、3ヶ国語で育つ3歳息…

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ドイツ在住。スペイン✖️日本の3人家族。 海外で働きながらの子育て、3ヶ国語で育つ3歳息子のことなど。

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    スペイン人と日本人の親を持ち、ドイツで育つ息子の成長日記。

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100円均一がある生活と、ない生活

ドイツに住んで9年の私が、出産のために日本に帰ってきて5ヶ月が経った。日本の生活は便利すぎて、ドイツに帰りたいという気持ちは小さなポケットに収まりそうなくらいちっぽけなものだ。 それでも、長く外国に住んで日本に再度暮らし始めると、便利すぎて麻痺しそうなことが多々あるなあと思う。その代表格が、100円均一だ。 100円均一のある生活は、それはそれは便利で。私の父親は、孫用の母屋から、DIYするための道具など、ほぼ毎日100円均一で何かを買っている気がする。 ドイツにも、一

    • 子供と過ごす休日。ストレスを減らすためのコツ。

      幼稚園に通う4歳息子の四連休が終わった。楽しい思い出もたくさん出来たが、未就学児二人と24時間ずっと一緒に過ごす四日間は、ストレスが無かったと言えば嘘になる。 特に、二人目は赤ちゃんだから良いものの、我が強めの4歳とどうやって過ごすのかが問題で。だからと言って、4歳がやりたい事ばかり優先していると親の私達の方が、やりたい事が出来ないストレスが溜まってくるのだ。 親の私たちだって、休日を楽しみたい。だから、休日にそれぞれが最低一個やりたい事を予定にいれることにした。 例え

      • 夫婦円満に近づくため、雨の日にラーメンを食べに行く

        今日は朝から土砂降りの大雨だった。こんな雨の日は、化粧も気分もノリが悪い。願わくば家に一日中引きこもっていたい天気だ。 でも、今日の私はそうはいかなかった。第二子の誕生に合わせて、長期休暇を取り、私の故郷に来てくれた夫が近所のラーメンを食べたがったから。 幸か不幸か、昼頃には雨は小降りになっていた。雨が上がりそうになっても、私の気分は上がってはいなかったのだが。ラーメンも食べたい気分では無かったのだが。 海を渡り遠くから来ている夫が食べたいというなら、ひきこもりたい気持

        • 子育てには余計な一言を

          最近、子供がいることの人を子持ち様と呼んだりするらしい。子供の急病で仕事を休んだり、育休を取ったり、と子持ちの人のシワ寄せが行く子持ちじゃない人が、子持ちは優遇されていると言い始めたようで。 はじめてこの言葉を耳にしたときは、子持ちの身として悲しい気持ちになった。 だからといって、独身の人が子持ちの人の為に不公平に我慢すればいいとも思わない。 子供がいると、独身の人に迷惑をかけてしまうことはたびたびある。 先日、レストランで食事していたときのこと。二人の小さな子供を連

        100円均一がある生活と、ない生活

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          日本の幼稚園に通わせて良かったこと

          ドイツ生まれハーフの息子4歳を、日本の幼稚園に通わせてみて四ヶ月経ちました。息子を1歳半からドイツの幼稚園にも通わせていたので、日本の幼稚園に通わせて良かったことをまとめてみます。 幼稚園バス黄色い幼稚園バスは日本特有のもの。ドイツでは、バス通園はなく徒歩か自転車か自家用車通園なので、お友達とバスに乗るのは新鮮だったようで。初日から全く泣いたり嫌がったりしませんでした。 親の私も、毎日バス停までの送迎で済むのは近くて助かってます。ドイツの幼稚園でもバス導入してくれないかな

          日本の幼稚園に通わせて良かったこと

          海外在住者が日本滞在で感じた違和感

          ドイツに7年住んだ私が、日本に長期滞在して3ヶ月が経った。当初は長く海外に住んだ後の長期日本滞在なので、逆カルチャーショックがあるのかな?と思っていたけど、そんなことなく久々の快適な日本生活を毎日エンジョイ中。 そんな時に、あれ?と違和感を感じることが。 それは、ある和食レストランに食事に行った時のこと。トイレに行ったら、こんな張り紙がしてあった。 従業員がトイレを利用するのは普通のことだし、謝らなくてもいいのに・・。そして、ただ謝っているのではなく、「誠に」と、最上級

          海外在住者が日本滞在で感じた違和感

          一人目をドイツで産んだ私が、日本での妊娠・出産であれ?って思っていること

          二人目の里帰り出産のために、長年住んでいるドイツから日本に帰ってきた。日本で受ける妊婦健診中のもっぱらの話題は、「ドイツでは、どうなの?」だ。産科の先生は、ドイツの医療システムに興味津々である。 日本とドイツで妊婦健診を受けてきた私が感じた違いをまとめてみようと思う。 日本)診察後の会計待ち時間が長すぎる・・! 知っていたけど、ドイツに長らく住んですっかり忘れていた。それは、病院で診察を受けた後にはお会計をしないといけないことを。 ドイツでは基本医療は無料だし、診察で支

          一人目をドイツで産んだ私が、日本での妊娠・出産であれ?って思っていること

          のりもの大好き3歳児が釘付けに!オススメ絵本たち

          のりもの好きなお子さんを持つ親御さんは、やはり乗り物の絵本を読み聞かせしてあげたいと思うのではないでしょうか。 我が家の3歳の息子は、1歳を過ぎた頃から乗り物全般への興味がムクムクと出てきて、彼の興味に合わせて絵本を選んでいたら、気がつけば乗り物の絵本が増えてきました。 そこで、3歳息子のお墨付きのオススメ乗り物絵本を紹介しようと思います。電車だけではなく、踏切や飛行機の絵本もありますよ〜! でんしゃにのったよぼくとママが、とうきょうのいとこに会いに行くまでのお話。描か

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          ハーフの子の外見と日本人のコンプレックス

          我が家の息子は、スペイン人と日本人のハーフ。スペイン人夫は、黒髪黒目なので、髪の毛の色が金髪だったり、肌の色が違ったり、という所謂明らかなハーフっぽくはない。 それでも、おめめぱっちりで彫りも深めで、顔も小さめ。標準的な和風な顔立ちである母親の私には、あまり似ていない。 息子と私は、今しばしの間日本に拠点に置いて暮らしている。日本に住み始めて、ハーフの彼の見た目について言われることがあまりにも多く、ちょっと気になってきている。 よく外見について声を掛けられるのが、外出先

          ハーフの子の外見と日本人のコンプレックス

          ドイツ在住9年の私が、第二子を里帰り出産する理由

          第二子を妊娠し、ドイツ在住の私は日本で出産することに決めました。所謂里帰り出産です。 第一子はドイツで産む一択でしたが、今回は色々と考えた末に、里帰りさせてもらって産むことにしました。 海外から里帰り出産するとなると、飛行機を利用して移動するので、日本国内で里帰りする人よりも早めに移動しなければなりません。そして、赤ちゃんが生まれてすぐには海外の自宅には帰れないので、半年近く里帰り先に滞在することになり、里帰り期間が長くなります。 海外に住む私が、何故わざわざ日本に帰っ

          ドイツ在住9年の私が、第二子を里帰り出産する理由

          働く親として、ドイツにもあって欲しいけど、ないもの

          日本にあって、ドイツにない物。それは、お惣菜である。働く親の味方、お惣菜。ないんです、ドイツには。 スーパーのお惣菜コーナーに並ぶ、唐揚げや芋の天ぷらや、ポテトサラダ。保育園のお迎えがてらにスーパーで、これらの惣菜を買うことができたら、時々食事の準備をしないで済むのに・・。と幾度となく思ったことだろう。 先ほど、ドイツにはお惣菜がないと行ったけれど、正確に言うと、ギリギリお惣菜と呼べるのかもしれない、出来合いのものはスーパーによっては売っていたりする。 でも、それらは、

          働く親として、ドイツにもあって欲しいけど、ないもの

          マルチリンガル三歳児の語学習得法

          我が家の三歳児は、日本語、スペイン語、ドイツ語の三ヶ国語を操っている。(正確に言うと、時には三ヶ国ごちゃ混ぜがごちゃ混ぜになりながらもコミュニケーションをとっている。) まだ三歳児だし、完璧なマルチリンガルとは程遠いけれど、彼を見ていて、自然とやっている語学習得法を見つけた。 それは、耳に入った言葉を繰り返して言う、ということ。 私が学生の頃は、英語の授業で、先生が英語で話した後「リピートアフターミー」と言われ、同じ英語の文を繰り返して読む、ということをよくしていたもの

          マルチリンガル三歳児の語学習得法

          幼稚園の工作から垣間見えたドイツと日本の違い

          三歳の息子は、週五でドイツの幼稚園と、週一だけドイツ幼稚園後に日本の補習校(日本国籍を持つ子が通える学校)に通っている。 補習校とはいえ、三歳は年少組にあたるので日本の幼稚園を体験させてもらえる貴重な場所。この補習校に通い始めて、ドイツと日本の幼稚園の違いが如実に感じられる事がひとつ。 それは、工作である。 ドイツ幼稚園の工作息子が通っている幼稚園だけかもしれないが、一歳半から三年間通わせているのに、工作物を持って帰ってきたことは数えるほど。 幼稚園に通い始めたら、お

          幼稚園の工作から垣間見えたドイツと日本の違い

          【ドイツで働く】病気休暇を乱用する同僚たち

          ドイツ現地の企業で働き始めて、早7年経ちました。最近、ある二人の同僚のズル休み(疑惑)にモヤモヤ中。 一人は、12月末で退職する子。もう一人は、二人子持ちの子。なぜ、ズル休みの疑惑を持っているのか。なぜなら、彼らが、病気休暇を乱用しているから、です。 病気休暇の仕組みドイツは、病気休暇が取りやすく、連続して2日までは医師の診断書なしで会社を休むことができます。そして、病気休暇合計6週間分の給料は、全額雇用主が払い、それ以上は加入している保険会社が補填してくれます。 言い

          【ドイツで働く】病気休暇を乱用する同僚たち

          【ドイツならでは】真っ暗闇の保育園お迎えを楽しくする工夫

          本格的に冬がやってきた。ドイツ(ベルリン)の冬の夜は長い。16時過ぎの保育園お迎え時には外はもう薄暗い。 保育園から家へ帰るときには、外は真っ暗。口から出てくる言葉は、「暗いねー。」か「寒いねー。」ばかり笑。 暗闇の中のお迎えは気分が上がらない。それは他の親子連れも同じなようで。おのおの気分を上げるための工夫をしている。 私が、一番感銘した!のが、イルミネーションしたベビーカー。あのクリスマスツリーなんかに飾るイルミネーションライトを、ベビーカーにくくりつけている。

          【ドイツならでは】真っ暗闇の保育園お迎えを楽しくする工夫

          専業主婦を持つ上司が羨ましい、共働きの私。

          1年前から一緒に働いている直属の上司には、小さな子供が二人いる。奥さんは、専業主婦だ。(ドイツでも、夫婦共働きが主流ではあるが、結構夫が外で働き、妻は専業主婦、という家庭も少なからずいる。) この一年、彼が子供の体調不良を理由に休んだことはない。一方、我が家は共働きなので、子供が体調を崩したら、私7対夫3の割合で、子供の病気休暇を取得している。(私の方が取得が多いのは、夫の会社より私の会社の方が、病気休暇を取りやすいため。) 上司の働き方を見ていると、完全なる分業体制だよ

          専業主婦を持つ上司が羨ましい、共働きの私。