煩悩と悟り ご意見振り返り
先日、煩悩について書きました。思ったことをある程度言葉にできてスッとしたんですが、とは言え中身についてはテーマが"煩悩"だったり"悟り"だったりと深くて難解なことでしたので、どうも書いただけではスッキリできません。困った時には助けてもらおう。お知恵を拝借したい。
そんなこんなで、Twitterで皆さんにおねだりしてしまいました。
するといろんな方から反響を頂くことができました。本当に本当にありがとうございました。嬉しくて嬉しくて、ラジオで募集したお便りを紹介する人の気持ちは想像していたものよりよっぽど嬉しいことなんだなと身をもって感じた次第です。
読みやすいなど思ってもなかった感想に驚きましたが、とても面白かったのは、皆さんにとっての悟りや煩悩に対するイメージや認識が私のものと違うことに気づけたことです。以下に挙げさせて頂きます。
感情の振れ幅はどんなに大きくても元の凪に戻ればいい。: @ierobe
「悟り」って全て枯れるイメージだったし、煩悩をそれほど敵視してなかった :@Sunivanheijst
悟りすらも諸行無常の中にあるとすれば、やはりそれはひとつの状態であり刻々と移ろいゆくものなのだろうな。:@adamas_acco
人間に生まれたからには様々な感情を味わう為に生まれたのかも?と。(中略)そして、贅沢だなとも。
コテンラジオ聞いてると生活環境が厳しい時代が多かったなと(例外の時代もあるけど)。
現代って衣食住が満ちてきて、生きる意味に注視しやすい環境だなって。
んならば、煩悩にまみれて生きたろうじゃん!と開き直ったりもww :@kinta_vesa
皆さんの悟りや煩悩に対しての感想や考えを通じて、それぞれの人生観に触れることができた印象です。新しい発見もいっぱいありました。感情の起伏を起こさせないことが悟りと思っていましたが、元の凪に戻す手立てや波の大きさを大小コントロールできるようにしてもいい。煩悩をマイナスに捉える必要はないし、必ずしも悟りに向かわなくてもいい。特に、悟りは通過点でライン状のものであり、到達点ではないという印象が得られたのは個人的に驚きでした。これまでは「悟り=山頂」のイメージでしたが、これが「8合目」の印象に変わりました。さとりのしょを手に入れて賢者属性を身につけたらその属性は身についたまま、というか。自転車に乗れるようになったらその後はいつでも乗れるというか。
無知を晒して聞いてみてよかったなと思います。これからいろいろと勉強したいですね。
みなさんありがとうございました。また聞きたいことが出たらたまにはお願いさせていただきます。
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