学振特別研究員DCを中途辞退する

ことはじめ

2023年2月15日(火)11時
日本学術振興会研究者養成課からメールが届きました。
タイトル:【日本学術振興会】特別研究員 採用中途辞退の手続き方法について
このメールは2023年4月1日以降特別研究員の採用を継続する予定の採用者に一斉送信しているようです。
特別研究員の採用期間はDC1なら3年間、DC2なら2年間または1年間です。
しかし、さまざまな理由で期間の満了を待たずして特別研究員を辞さねばならなくなることがあります。

通常、学振特別研究員のような恵まれた境遇を自ら辞することなんて想像もしないと思います。
私もそう思っていましたが、博士取得要件を1年早く満たすことができ早期卒業することになったこと、次年度の就職先が決まったことにより、中途辞退の必要に迫られました。
今回は、必要となる中途辞退の手続きのあれこれの記録です。

どのような時に中途辞退する必要があるのか

学振特別研究員(DC)は研究費と月々20万円のお給料をもらうことができるものです。
特別な理由がなければ、この待遇は手放したくないものです。
しかし以下の場合には中途辞退の手続きを進めなければいけません。

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