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紅い薔薇(ラスオリ日記)

蓮花と陰に咲く薔薇

※この記事はラストオリジン「蓮花と陰に咲く薔薇」イベントのネタバレを含みます。というか、全編のあらすじを書き出しています。読みたい方だけお進みください。
※薔花に関する公式設定は斜め読みです。読み込みが甘い可能性があります。予めご了承ください。

第一部 上 邂逅

 紅蓮率いるマングースチームは、オルカの安全確保のため偵察と鉄虫の殲滅作戦を遂行していた。既に報告のあった鉄虫の反応……と、もう一つ、生存者らしき影があった。
 マングースチームが近づくと、煙幕と共に爆弾を投げ込まれる。紅蓮と同じ顔を持ち、紅蓮を姉と呼ぶ彼女に手荒い歓迎を受けるマングースチーム。チームきっての保護能力を誇るドラコすらも膝をつく激しい攻撃の前に、一時撤退を余儀なくされてしまう。
 紅蓮に対し異様な執着を見せる彼女は何者なのか。彼女は何故生まれ、彷徨い続けたか。激しい憎悪と破壊衝動に駆られる理由は。多くの謎と、残る違和感。彼女の手がかりを見つけるべく、チームはリアンたちと共にUOU学園への潜入調査を決行する。

第一部 下 紅蓮と薔花

 彼女に関する調査を進めていくうち、アンヘル・リオボロスへのテロ活動を行うバイオロイドの情報が浮かび上がる。080機関には、彼女に関する驚くべき資料が残されていた。
 テロ活動を牽引するのは、アンヘルの義母妹であるマリア・リオボロスの一派であることが判明。そのテロ活動を担うバイオロイド、薔花。彼女のベースとなったのは、他でもない紅蓮だった。マングースチーム、ひいては紅蓮への執着はテロ活動を通じての心境によるものかと推測された。だが今のままでは情報が足りない。さらなる情報を求め、080機関のより深部へと歩を進める一向であった。

第二部 上 重なる影

 新たな友人エリーを迎えたちびっこ組は、楽しそうに校庭を駆け回っていた。その様子に薔花の影が重なる。もし薔花が、誰かの優しさに触れられていたらどうだっただろう。
 そんな思いを馳せる紅蓮自身もかつては、任務にどこまでも忠実で、厳しく、冷淡であった。だが、それはいくつもの思いの裏返しであった。マングースチームは、ただの任務遂行チームであり、それ以上であってはならない。そうであるべきなのだ。必要以上に近づけば。失ってしまったら。だから、できる限り馴れ合わないよう努めた。テロ制圧部隊という死と隣り合わせの世界に生きる紅蓮にとって、失うのが怖いなど考えてはいけないと。
 かつての自身に、薔花が重なる。もう一度薔花と話してみよう。きっと変われる。かつての私のように。

第二部 中 襲撃

 マングースチームの前に、薔花は再び現れた。一度目はあっさりと膝をついたはずのドラコが崩せない。紅蓮は薔花に訴えた。薔花の生い立ち、道具として生きた過去を知ったこと。放っておけないと叫んだ。周囲の鉄虫も戦闘に加わり、乱戦が始まった。
 鉄虫を退けると、薔花は逃走を図った。マングースチームの追跡を振り切り、鉄虫ひしめく区画へと逃げ込んだ。次こそは紅蓮の息の根を止めると誓った。

 一人になり、薔花は悩んでいた。殺そうとしていた相手に「放っておけない」なんて。意味が分からない。胸がざわつく。壊すことしか知らない私を、助けようとした。理解できない。全部壊せばモヤモヤもきっと晴れる。ああ、ああもう!壊す!!

第二部 下 救出

 本隊からの支援体制が整い、万全を期して薔花を誘い込む作戦に出た。
 ピントから通信が入る。薔花が大量の鉄虫を引き連れて向ってきている……だが薔花の様子がおかしい。鉄虫を相手に、ただただ攻撃している。自分が傷つくことも厭わず、ひたすら破壊行為を繰り返す。このままでは薔花が死んでしまう。
 マングースチームが薔花の援護に入る。戸惑う薔花。「あんたが怪我したら!!お母さんが心配すんのよ!!」気持ち悪さが増す。なんで?どうして?意味が分からない。
 再び相対する紅蓮と薔花。襲い来る鉄虫から薔花を助け出す。紅蓮に守られてしまった。その事実は、薔花の生きる意味を完全に消してしまった。なおも押し寄せる鉄虫の波に向って薔花が歩き出す。
「アタシはこれからなんの為に生きていけばいいのよ……」
 鉄虫と戦い、きっと死のうとしている薔花に、紅蓮が語り掛ける。
「いいのですか!?あなたの本当の望みは……
 本当に私を殺すことだったのですか!?」
 ようやく、薔花の目が覚めた。
「誰かと一緒にいたい……、誰かに……愛されてみたい……
 もう独りは嫌…」
「その言葉を待っていました」
 鉄虫の攻撃を受けて倒れた薔花を抱え、紅蓮は撤退を指示する。かくして、薔花救出作戦は成功を収めた。

第二部 終 家族

 紅蓮を庇って倒れていた薔花が回復し、ポツリポツリと話し始める。
 女帝マリアの下でアンヘルへのテロ活動を行っていた事。いくら懸命に働いても誰も認めてくれなかった事。同じ顔を持ち、自分とは正反対に生きる紅蓮を、深く、深く憎悪した事。
 しばらくオルカで過ごした後、薔花はオルカを出ると決めた。破壊の限りを尽くしてきた自分が愛されることを認められないと。
「またね、お姉ちゃん」

完走した感想(そこそこ愚痴)

 シナリオライター呼んで来いやあああああ!!!!
 
いやお前マジでなんでこんな掘り下げる余地しかないストーリーをクッッッソあっさり塩味スナックみてえな感覚で終わらしてんだよ!!!!!!今回まとめに時間かかった理由分かる!?忙しかったのもあるけど情報凝縮し過ぎなんだよ!!!!最低でも6部に分けて描け!!!!!

 まず紅蓮。顔が同じだけの他人をなんでそんなに心配する!?思うところがあったんだろうけどもっと紅蓮の葛藤とか心象を描け!!!優し過ぎて意味分かんねえだろうが!!!!

 次にエリー。UOU学園にあったので復元しました。必要な権限あります。あと爆弾処理とかできます。よろしくお願いします。扱いが雑!!!そのくせちゃんと暗い部分があることをちらつかせるな!!!いろいろと可哀想だろうが!!!!

 
最後に薔花。だから!!ちゃんと!!掘り下げろや!!!!
 
紅蓮に放っておけないって言われるだけでグラつくとこ。チョロ過ぎるだろ!!!もっと拒絶しろ!!!もっと悩め!!!その後いっぱい幸せになれ!!!!!!
 
鉄虫引き連れて無差別攻撃してるとこ。「ヤケになって攻撃している」じゃねえだろ!!心がぐちゃぐちゃになってるとこピックアップしろ!!!さくっと「ヤケ」で終わらしてんじゃねえよ!!!!!
 紅蓮を庇って倒れるとこ。天丼じゃねえか!!さっき紅蓮が薔花庇ったとこだろうが!!!いいとこで鉄虫に攻撃させるんじゃねえよ!!!!変身中に攻撃するタイプの悪は要らねえんだよ!!!!!
 紅蓮が許せなかったって話すとこ。回想入れろや!!もったい無さ過ぎるだろ!!!女帝に認められなかったっていうのがどれだけ悔しかったか描け!!!!屈辱と侮辱に耐える日々をちゃんと描け!!!!!いいから掘り下げろや!!!!!!

 以上!!!!

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