【12連勝】最強の5cニューゲイズを求めて【27弾】
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※《 》で囲われているのはクリーチャー名、【】で囲われているのはデッキ名です。一部略称を含みます。
今回はAll Divisionで最大12連勝できた【5cニューゲイズ】を紹介します。《世紀末 ヘヴィ・デス・メタル》が入っているなど、テンプレとは大きく異なる構築です。【5cニューゲイズ】が好きな人も、新しい発見があると思います。
最近noteを更新しなかったので、その分気合いを入れて書きました。最後まで見ていただけると嬉しいです。
《神聖貴 ニューゲイズ》の登場
PLAY’S CHRONICLE PACK で5cに革命を齎したカードが登場しました。それが《神聖貴 ニューゲイズ》です。
バトルゾーンに出た時と攻撃時に最大5コストまでのエレメントを出せるということで、非常に高い汎用性をもったカードと言えるでしょう。
紙に似たような効果を持ったクリーチャーに《最終龍覇 グレンモルト》がありますが、明確に差別化点を持った、勝るとも劣らない性能と言えます。具体的には、前者はウェポン以外も出せることやそれが2回できること、後者は色が優秀なことや除去耐性があることなどでしょうか。
《ニューゲイズ》の効果を最大限に活かすために、現在では5色デッキでの運用が殆どです。
自分も元々【5cコントロール】が大好きということで、発売当初からこのカードを使い倒していました。最終入ることはできませんでしたが、レジェタッチくらいならちょこちょこできていた感じです。
他にも【赤白サムライ】や【赤黒ゼロフェニ】など様々なカードが環境入りしました。環境を塗り替えた、物凄いパックでしたね。
27弾環境到来
環境を一変したPLAY’S CHRONICLE PACK環境も終わり、先日27弾である「禁断伝説」が発売されました。そして、ここでも環境が大きく変わることになります。その原因の一つは、なんといっても目玉カードの《禁断 ~封印されしX~》《伝説の禁断 ドキンダムX》の実装でしょう。
コマンドを6体場に出して禁断解放すれば相手クリーチャー全体に封印を付け、且つある程度のS・トリガーをケアしつつ打点追加ができるこのカードは【バイク】や【モルトNEXT】に革命を齎しました。除去されたら負けというデメリットこそあるものの、従来の【バイク】に足りなかった「最後の押し込み」ができるようになり、構築や戦術が大きく変わりました。
《禁断》が実装されて変化したのは使う側だけではありません。新弾で強化は得られなかったものの、【5cニューゲイズ】の構築を見直す必要が出てきました。理由は「準大型・大型クリーチャーの役割の低下」です。根拠は2つあります。
まず、盤面を捌ききった後に蓋をする役割があった《永遠のリュウセイ・カイザー》や《大河聖霊エル・ドラード》などが弱くなったことです。バイク側に《超音速 ターボ3》《轟速 ザ・マッハ》がガン積みされ、盤面と後続の両方に対処しにくくなったのは勿論、蓋をしても禁断解放からリーサルが生じることもあり得るようになりました。
そして《ドキンダムX》を除去することが勝ちを意味することから、相手の攻めを遅らせて、禁断開放させて攻めてきたところを《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》で除去して勝つというプランが生まれたことです。
《VAN・ベートーベン》などの専用フィニッシャーを用意する必要が無くなったのは大きなポイントです。
まとめると、【5cニューゲイズ】は準大型・大型クリーチャーを抜いて、受けや《デブラ》でのカウンターを意識した構築を練る必要があると思いました。
これを意識してデッキを組んでみると、そこそこ勝つことが出来ました。
最初の頃は《アルカディアス・スパーク》を抜いて《ガールズ・ジャーニー》を入れ、リストを綺麗にしてキャッキャ楽しむという奇行に走っていました。マジで何やってんだ
環境中期になると、《S級原始 サンマッド》入りの【ブリザード】が環境で猛威を振るうようになりました。
1700越えが後を絶たず、環境デッキの中でも頭一つ抜けている印象です。
【5cニューゲイズ】目線では《サンマッド》が登場したことで、《超新星ヴァルカン・アンチャンス》が着地した後の、《ニューゲイズ》ポン置きという戦術が否定されてしまったのが大きな痛手でした。今までは《アンチャンス》着地後の打点が伸びず、またポン置きした《ニューゲイズ》も除去されることが無かったので、《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》を立てながらちょこちょこビートする戦術が有効でした。
しかし、《サンマッド》が《アンチャンス》着地後の打点不足と相手の盤面に対処できないという従来の弱点を完璧に補完しており、仮にトリガーを踏ませて耐えたとしても盤面ゼロからcipを封じられた状態では勝てるはずもなく、がっつり不利が付く対面になってしまいました。
しかし、これの対抗策も、自分は発見していました。
《アンチャンス》のcipを封じる効果を逆に利用して、《HDM》の「自分のクリーチャーを破壊してしまう能力」を無効化し、スーパーS・バックで出した《デブラ》と《HDM》でリーサルを組むという戦術を思い付きました。
これがトリガーが薄い【ブリザード】に刺さり、レートを大きく伸ばすことに成功しました。
しかも、《HDM》の搭載で、従来の【5cニューゲイズ】ではできなかった様々な戦術を取れるようになりました。今までとは違う点についてこれから見ていきたいと思います。
デッキリスト
多色22枚。赤黒は固まっていて、4色の状態が存在しにくい構築になっています(白単色の《DNA・スパーク》が埋まっていないと4色)。1ターン目《キリュー》チャージ、2ターン目《ニコル》チャージ、3ターン目《DNA・スパーク》チャージで《フェアリー・ミラクル》を打つといったこともするので、青単色が1枚で白単色が4枚といったことも頭に入れておいた方がいいでしょう。
採用カード解説
フェアリー・ライフ×3
電脳鎧冑 アナリス×1
フェアリー・ミラクル×4
初動枠。【5cコントロール】を回しているときから、自分は3コスト以下の初動は8枚が好みです。また【5cニューゲイズ】における《ピクシー・ライフ》を強いとは思わないのでこのような配分にしました(《ピクシーライフ》の不採用理由にて後述)。《アナリス》が個人的に激推しポイントで、以下のように様々な役割を持たせることが出来ます。
初動枠に《アナリス》を採用する唯一のデメリットは、3ターン目時点で《アナリス》しか引けていない+青マナが埋まらないことですが、経験上そういうことは殆ど無く、メリットの方が多いと思うのであまり気にしなくていいと思います。
ドンドン吸い込むナウ×1
従来の【5cコントロール】では必須且つ枚数もそれなりに必要でしたが、今はそこまで重要ではないと考えます。《超次元リュウセイ・ホール》を搭載したデッキが激減したのもありますが、実際にサイキック獣を出されてもそこまで脅威ではないというのもあります。ただ、山札上5枚を見れることや低コストで邪魔なクリーチャーを除去できること、ボトムケアができるのはやはり強く、1枚は入れておいて損はないということで採用しました。青単色なのもとても偉いです。
超次元ホワイトグリーン・ホール×1
盾埋めとマナ回収、フリーズを同時にできる文句なしの最強カードです。
特に【ブリザード】対面では、このカードをプレイできれば必要パーツ(《HDM》+《デブラ》)を回収しつつ、スパークを埋めれば確定で耐えることが出来るのでほぼ勝ちにできます。
戦攻妖精クルメル×1
《ボアロパゴス》から出るブロッカー。《ダルク・アン・シエル》同様、1枚で複数打点を止められます。攻撃できない効果を持っているので、一度場に出してしまうとタップ状態の相手獣に自壊して盤面から消す、という戦術が取れず、盤面制限を気にしながら戦うことになります。出す際は注意が必要ですね。ただ、この問題点も《HDM》の自壊効果のおかげで解決できました。
フェアリー・シャワー×2
《ニューゲイズ》に繋げるまでの潤滑油①。初動枠が8枚と少なめになっているので、《フェアリー・ライフ》も含めたトリガーブーストは十分な枚数を確保したかったです。
山札上2枚の内好きな方をマナに置けるのも強く、マナに《キリュー》があることが大きな意味を持つこのデッキでは見た目以上に役割が大きいです。
闇鎧亜ジャック・アルカディアス×2
【禁断バイク】対面に強い一枚。エレメント指定除去であることから、ドラグハートの《エビデゴラス》や、クロスギアの《ザンゲキ・マッハアーマー》も破壊できます。元々3枚でしたが、後述の《HDM》を入れたことにより1枚枠を譲る形になりました。
無頼聖者スカイソード×1
《ニューゲイズ》に繋げるまでの潤滑油②。今環境は盾追加が強いと思い、以前さに丸さんの動画で見かけた《スカイソード》を試してみることに。
👇さに丸さんの動画👇
詳しくは後述しますが、【禁断バイク】対面や【赤白サムライ】対面で殴りだすときにこちらの盾の枚数が非常に重要で、それに一役買ってくれるこのカードは本当に強かったです。
飛散する斧 プロメテウス×3
《ニューゲイズ》に繋げるまでの潤滑油③。比較するカードとして《超次元リュウセイ・ホール》がありますが、それについては後述の《超次元リュウセイ・ホール》の非採用理由にて。
《プロメテウス》の役割はまずマナ回収ができること。また《ニューゲイズ》への繋ぎとしては1番強いカードでもあります。終盤でも腐らない点や確実に単色を回収できる点も優秀です(多色が多めのデッキであるため尚更強い)。
マナ回収の役割としては3枚あれば充分ですし、4,5コスト帯での《ニューゲイズ》への繋ぎとしては計7枚と十分な枚数を確保していることからこの枚数に落ち着きました。
鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス×3
このデッキの核となる存在です。《ボアロアックス》から《キリュー》を出し、《ニューゲイズ》をSAにするのは勿論、小型をスレイヤーにして自壊し、相手の盤面を処理しながらその小型を《ボアロパゴス》で使い回すなど、多彩な戦術を取れます。
またスパーク系のトリガーとの相性が頗る良く、タップさせたクリーチャーにスレイヤー軍団で突撃して盤面を壊滅させることもしばしばあります。
《キリュー》の採用枚数が重要になる瞬間があり、
①7マナ時に1枚落ちているか、
②リーサルを組む際に2枚以上落ちているか
です。マナに1枚以上落ちているかが重要なのは勿論、2枚落ちていれば後述する手順で《ニューゲイズ》1枚からリーサル打点を作ることも可能で、当然《キリュー》の採用枚数が増えれば増えるほどこれらの確率は上がります。
本当にざっくりとしたイメージで大変申し訳ないのですが、
キリューが2枚採用だと、①:あまりない ②:あまりない
3枚採用だと、①:そこそこある ②:そこそこある
4枚採用だと、①:結構ある ②:とてもある
といったイメージです。本当にざっくりしすぎだろ
それぞれを試してみて、自分は3枚がちょうどいいかなと思ったんで、3枚採用にしています。こればかりは上の2つの点を意識しながら回してみて、自分で丁度いい枚数を模索するのがいいと思います。
《キリュー》+《HDM》のコンボを決めるために、手札にキープすることも多くなりました。
DNA・スパーク×4
前環境までは《ホーリー》を入れていました。盾追加が強いと思って今環境は《DNA・スパーク》を入れましたが、正直ここまで戦術が変わるとは思っていませんでした。詳しくは後述の《ホーリー》型か、《DNA・スパーク》型かで話します。
盤面を作った後、《DNA・スパーク》を手打ちして盾を2,3枚にしてリーサルに向かうといった使い方もよくするので、キープするかしないかの判断が重要になってきます。
神聖貴 ニューゲイズ×4
このデッキの切り札。ここで特に言うことはありません。
このカードのプレミアを見たことがあるのですが、無色なのに赤く光るのがめちゃくちゃかっこいいです。
シークレットも欲しいなあ…。
界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ×2
スーパーS・バックという能力によって、盾が1枚でも残っていれば焼却されない限りは受けになります。その際に《パゴス》が立っていれば、《パゴス》効果でマナから《クルメル》や《スカイソード》を出してそれ以上の打点を止めることもできます。《ヴェロキボアロス》の場合だと、《ニューゲイズ》+《ダルク・アン・シエル》や《闇凱亜 ジャック・アルカディアス》、あるいは《HDM》も出せるので、このカードからとんでもない受けを繰り出すこともあります。
【禁断バイク】の登場で、ただ打点を止めるだけのカードでは無くなりました。盾を殴られた際は、《デブラ》を使う・使わないの判断が非常に重要です。
アルカディアス・スパーク×4
この枠は《オラクルジュエル》もありますが、双方の比較については《オラクルジュエル》か《アルカディアス・スパーク》かにて後述します。
結局は色の問題が一番大きいです。【ブリザード】を見るためにスパーク系は8積みしたくて、色は青マナがあるこちらを選んだという感じです(青マナの増量が《シャワー》や《プロメテウス》をプレイできる確率を上げ、安定感に繋がるというのは先述した通り)。
ニコル・ボーラス×2
ハンデス枠。対面によっては中盤に1回、詰めの時に1回と、計2回用いることがあります。それを加味してテンプレでは3枚採用が普通ですが、《HDM》によって使い回しが可能で、2枚でも一応回せるようにはなっています。《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》同様、《HDM》のために1枚枠を譲りましたが、欲を言えば3枚欲しかったですね。
世紀末ヘヴィ・デス・メタル×2
最後のピース。最初は【ブリザード】をメタるためだけに入れていましたが、【5cニューゲイズ】とここまで相性がいいとは正直思いませんでした。
元々苦手だった①大型クリーチャーの複数除去 ②相手獣がタップされていない状態での盤面処理 ③一度に盾を割り切る打点力 ④相手依存では無い盤面空け(タップされているか、あるいは相手クリーチャーのパワーに依存しない) ⑤【ブリザード】の《アンチャンス》 をこれ1枚で解決できます。ただ中終盤になりコストが下がらないと腐るも多く、【ブリザード】が強いとはいえ2枚が限度だと思います。
5ターン目:8コスト 6ターン目:7コスト
7ターン目:6コスト 8ターン目:5コスト
といった感じでコストが下がっていきます。13-(ターン数)で計算できますね。
《キリュー》+《HDM》で盤面のクリーチャーをマナに送り《パゴス》や《ヴェロキボアロス》で使い回す動きは覚えておきましょう。この動きはどちらかの山札が13枚を下回っていなくても使えます。
ここからは超次元枠です。
革命槍 ジャンヌ・ミゼル/聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル
裏面の《ダルク・アン・シエル》で出し、相手の攻撃を2,3面止めるというのが最もある使い方です。《ジャンヌ・ミゼル》の方でスパークケアしながら、あるいは永遠龍下で安全に《ダルク・アン・シエル》を作るというのも必須テクになります。《パゴス》が立っていれば、《ニューゲイズ》出し《ジャンヌ・ミゼル》装備+マナから《キリュー》で、ウェポン面の攻撃時タップ効果を使うことがあるかもしれませんが、実戦では殆ど無いです(最後にアンタップ状態の《ダルク・アン・シエル》が立つので、頭の片隅に入れておいてもいいかも)。
不滅槍 パーフェクト/天命王 エバーラスト
個人的には確定枠ではないです。しかし、装備したクリーチャーに除去耐性を持たせたり、殴るときに装備してスパークを踏んだとしてもアンタップ状態のブロッカーが立つのでスパークケアができたりと、対応力が上がるカードで好みです。
パワーが13500ということで、《ザンゲキ・マッハアーマー》を装備した《紫電武者》のパワー13000を越えており、赤白サムライ対面では《エバーラスト》作れると結構な量の打点を止めてくれます。
「相手プレイヤーを攻撃できない効果を無効化」する能力によって、《調和と繁栄の罠》の効果を無効化できることは知っておきましょう。元々このデッキは文明を分けることは得意ですし、このカードが無くても全然ケアできるのですが一応。
銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ
《ニューゲイズ》をSAにするドラグハート①。ドラグハートの特性を活かしてスパークをケアしたり、選ばれない効果で除去トリガーをケアしたりと、貴重なトリガーケアができるカードです。
《ザンゲキ・マッハアーマー》を装備した《紫電武者》と相打ちできるのが本当に偉く、横に並んだ《ポルット・静・パルット》を7000火力で破壊しながら《紫電武者》と相打ちして《エンドレス・ヘブン》で盾追加、というのがよくある動きです。
龍解条件の「2回攻撃」ですが、2回目攻撃する段階で《ガイハート》が既に場に出ている必要があります。「横のクリーチャーで攻撃➔《ニューゲイズ》で攻撃するとき《ガイハート》装備」では龍解しないので注意しましょう。
邪帝斧 ボアロアックス/邪帝遺跡 ボアロパゴス/我臥牙 ヴェロキボアロス
《ニューゲイズ》をSAにするドラグハート②。マナに落ちた《アナリス》《クルメル》《スカイソード》《プロメテウス》《キリュー》を状況に応じて出して幅広く対応することが出来ます。
《ボアロ》から《パゴス》に龍解するための条件は「クリーチャーのコストの合計が20コスト以上」です。
《ニューゲイズ》7コスト+《プロメテウス》5コスト+《ニコル》や《デブラ》8コスト =20コスト や、
《ニューゲイズ》7コスト+《キリュー》5コスト+《ネバーエンド》10コスト=22コストなど、
龍解できる組み合わせを挙げていったら限がありません。
《パゴス》から《ヴェロキボアロス》に龍解するための条件は「クリーチャーとドラグハートのコストの合計が30コスト以上」で、ドラグハートも含まれるのがポイントです。
《ニューゲイズ》7コスト+《パゴス》7コスト+《ガイラオウ》9コスト+《ガイギンガ》7コスト=30コストなど龍解できる組み合わせは色々あり、これも実戦で慣れていった方がいいでしょう。
真聖教会 エンドレス・ヘブン/真・天命王 ネバーエンド
《エンドレス・ヘブン》での盾追加、《ネバーエンド》の場を離れないビート性能。攻守ともに優れた1枚で頻繁に使います。
「バトルゾーンを離れるとき、かわりに盾を2枚加える」という効果なので、盾が1枚の時は発動しません(「AするかわりにB」という効果は、Bができない場合Aはそのまま行われるためです)。
効果を逆用されてトリガーケアされる展開も考えられ、注意が必要です。その際《デブラ》のスーパーS・バックは使用できます。
以前は龍解できれば殆ど場を離れることはありませんでしたが、今は《デッドゾーン》×2というパターンがあるので、黒系のデッキと対面した際は除去される展開も頭に入れておきましょう。
覇闘将竜剣 ガイオウバーン/勝利の覇闘 ガイラオウ
表面は10000火力、裏面はSA打点と後続ケアができる、これも好手優れた1枚です。
《ガイハート》+《ガイオウバーン》の組み合わせで、5面処理+後続ケアができ、クリーチャーを並べるデッキに対しては凄まじい盤面制圧能力を誇ります。
ミラーにおいては《ニューゲイズ》の取り合いが一つの焦点で、バトル時のパワーを上げられるため重宝します(予め装備しておけば、相手の選択肢を狭められるため)。
恐龍界樹 ジュダイオウ/恐・古代王 サウザールピオ
【5cニューゲイズ】における最強の蓋カード。このカードのおかげで、メイン40枚に別途フィニッシャーを採用しなくていいというのは前述した通りです。
《ジュダオイウ》は小型(パワー4000以下)の攻撃を無効化できることから、小型サムライの攻撃を止めたり、詰めの際に踏んでしまったトリガークリーチャーを無効化したりといった使い方をします。
「自分のクリーチャーの合計コストが25以上」で龍解します。
《サウザールピオ》は盾ゼロの際、18000より小さいパワーのクリーチャーの攻撃をさせない効果があり、このパワーを越えられるのは環境デッキだと《べアフガン》と《ドキンダムX》くらいで殆ど無効化できるといっていいでしょう。盾ゼロの時しか効果が発動しないので、盾が1枚でも残っていると《レッドゾーン》や《サンマッド》などで除去されて負けといったことも考えられます。なので《ジュダイオウ》の方が強いこともあり、クリーチャーの合計コストが25より小さくなるようにして敢えて龍解させないことも考える必要があります。
勝利のプリンプリン
最強カード《ホワグリ》を使うためなのは勿論、ミラーにおいて《ネバーエンド》を先に作られた際に止め続けるのに必要です。1度使ってしまうと2回目使うのは少し難しくなるので、本当に必要なタイミングか考えるようにしましょう。
《超次元リュウセイ・ホール》の非採用理由
【5cニューゲイズ】が出てきた当初は《超次元リュウセイ・ホール》を採用した構築もありましたが、今ではあまり見られません。自分が非採用にした理由を見ていきます。
まず、《超次元リュウセイ・ホール》から出る各種サイキック獣の強いところと弱いところを見ていきます。
《勝利のガイアール・カイザー》のSA打点をすぐに作れることは大きな強さです。《ネバーエンド》と組み合わせて、盾を殴らずにフリーズ効果を使えるのも魅力的です。
《勝利のリュウセイ・カイザー》は、《ニューゲイズ》への繋ぎとしては最強クラスです。《プロメテウス》よりも強い局面が多いでしょう。
《アクア・アタック<BAGOON・パンツァー>》の強さは、生き残るほど多くのリソースを稼げるところでしょうか。
一見するとそれぞれ強そうですが、共通している弱点があります。それは、終盤になるにつれてドンドン弱くなることです。SA打点は《キリュー》で簡単に作れますし、マナを縛る効果は勿論腐ります。リソースを稼ぐのは弱くはないですが、《ニューゲイズ》は結構山札を削るデッキでもあるので、LOする危険性も出てきます。
また、これらを採用することで、《ジュダイオウ》や《パーフェクト》が抜けます。その他5種のドラグハード+《プリン》は確定枠で、そうなると👆のサイキック獣のうち2体しか入れることが出来ません。
まとめると、《超次元リュウセイ・ホール》を採用しない理由は、①終盤に腐りがちになる ②有能なドラグハードが抜ける ③優秀なサイキック獣も全部は入りきらず中途半端になる といったところでしょうか。
特に①については自分はなかなか気付きませんでした。呪文自体にドロー効果も付いているので、リソースという面では本当に優秀なのです。【白刃鬼】や【5cコントロール】における《超次元リュウセイ・ホール》はフィニッシャーを引きにいけるので終盤でも腐らないのですが、【5cニューゲイズ】は特定のフィニッシャーを引いて戦うのではなく、「中盤で盤面を制圧し、終盤は各カードとのシナジーで少しずつ詰めていく」という戦い方をするのでデッキコンセプトと全然合っていないんですね。
《ピクシー・ライフ》の非採用理由
《ピクシー・ライフ》が強いタイミングは8マナ9マナ貯まっている状態で撃ち、そのまま《ニューゲイズ》へと繋げる動きです。現環境でそんなに悠長にできるタイミングありません。
また、1体でも《ニューゲイズ》が盤面に残っていれば、相手獣をスパークで寝かせて効果を使うこともできます。要するに連続して《ニューゲイズ》を投げたい場面はそんなに無いんですね。
どうしてもマナから回収したい時は、普通に《ボアロ》+《プロメテウス》のパッケージでどうにでもなります。
現段階では【禁断バイク】に対して強い《フェアリー・ライフ》の方が間違いなく強いです。ハンデスデッキに対してトップが弱くなるという問題はありますが《フェアリー・シャワー》等の採用で、ある程度緩和できています。
《ホーリー》型か《DNA・スパーク》型か
《ホーリー》の強さは、《ガイハート》の龍解条件の「2回攻撃」や、《ボアロ》や《ジュダイオウ》のコスト参照との相性が頗るいいことです。トリガーした返しのターンに《ヴェロキボアロス》に龍解するみたいなこともあります。また《ヴェロキボアロス》の能力でも出せるので、全体タップからの盤面制圧がいつでもできるようになります。
《DNA・スパーク》の強さは、何といっても盾追加です。【禁断バイク】相手にトリガーで踏ませ、盾追加によって耐久したり、殴りだす前に手打ちしてトリガー踏んだ際に保険を掛けたりできます。また、【白単連鎖】や【青白メカオー】相手に手打ちしやすいというのも魅力的です。
今期は【禁断バイク】がトップメタであり、そこに強く出られる《DNA・スパーク》を今期は採用しました。
《オラクルジュエル》か《アルカディアス・スパーク》か
ここでは、《オラクルジュエル》と《アルカディアス・スパーク》の比較をします。
《オラクルジュエル》は、【赤白サムライ】対面で強いのが特徴です。トリガーで踏ませて相手の《紫電武者》を破壊させつつタップするのは勿論、《紫電武者》を出して溜めてきた動きにも刺さります。また、このデッキはタップしていない状態の大型獣の処理が若干苦手で、そこを補えるのも高ポイントです。
《アルカディアス・スパーク》は相手獣のタップの有無に関わらず確実に除去できる点が優秀です。また、このデッキでは貴重な破壊以外での除去手段なので、《不敗のダイハード・リュウセイ》などのpig持ちのクリーチャーに対して強いです。
総じて一長一短という感じで、1枚《オラクルジュエル》に差し替えたかったのですが、青マナを14枚にする方が優先度が高いと思い今回は不採用です。
採用候補ドラグハート
表面のみ載せておきます。
無敵剣 プロトギガハート
除去耐性があるといっても、《デブラ》は貫通されます。黒系のデッキに強く出られるのは魅力的ですが、《パーフェクト》以上の対応力は無く、採用を見送ることに。
龍魂教会 ホワイティ
相手のクリーチャーをタップさせ、元々盤面にいた《ニューゲイズ》でさらに展開していくという動きができます。盤面に残り続けるのが弱いです。
龍芭扇 ファンパイ
《ホワグリ》を2回以上使えるのは正直魅力的です。しかしオーバーキル気味といいますか、クリーチャー面までひっくり返す余裕があるなら別にこれでなくてもケアできると思うので不採用です。
龍波動空母 エビデゴラス
入れている人が多い印象ですが、個人的には必要ないカードです。一見、【赤黒デッドゾーン】対面や【MRC】対面に《エビデゴラス》を立てられたら強そうに見えますが、前者は《闇鎧亜 ジャックアルカディアス》を搭載していることであまり意味を持たず、後者は変にターンを渡して《MRC》の着地ターンに近づく方がまずく、どちらも《ネバーエンド》で盤面を作りにいった方が強いことが多いです。
将龍剣 ガイアール
バトル系のドラグハートが2枚体制になります。クリーチャーを並べるデッキ相手に《ニューゲイズ》から《ガイオウバーン》で1体処理、次ターン《DNA・スパーク》でタップし、《ガイアール》を出して盤面を壊滅させる、といった使い方ができます。使える対面が【白単連鎖】くらいしか無く、腐りやすいと思います。ただ最近【白単連鎖】多いんだよなあ…。
どちらかというと採用を検討したい1枚です。
天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン
構築をブロッカーに寄せるなら採用候補になる1枚ですが、余程のことが無いと入りません。《エルドラード》など強いブロッカーが多く入る構築の【5cミラミス】には充分検討の余地があります。
超龍素要塞 エビデシュタイン
裏面のクリーチャーによってLOケアができます。まあでもいらないです。
極魔王殿 ウェルカム・ヘル
今の【5cニューゲイズ】ができない、「墓地のカードに触る」ことが出来る貴重なカードです。墓地に落ちたキリューを引っ張ってきてSAにする動きは勿論、龍解によって相手のクリーチャーを処理したり、こちらの盤面を空けたりできるのは魅力的です。個人的に面白いと感じているのは、《ウェルカム・ヘル》下で《キリュー》を出し、4体破壊でマナゾーンに送った後、次ターンに《プロメテウス》で使い回す動きです。これをやりたいが為に一時期採用を検討していましたが、《HDM》でこの動きができるようになったため結局必要なくなりました。
ドラグハートの使い方
【5cニューゲイズ】一番の肝であるドラグハートの使い方について見ていきます。
《ニューゲイズ》を出すときに考えることは、《ニューゲイズ》をSAにするか、しないかです。盾に殴りたいとき、あるいはクリーチャーに攻撃したい場合は、《ガイハート》を装備するか、あるいは《ボアロ》を装備し《キリュー》をマナから出すかします。それぞれのメリットデメリットをまとめておきます。
《ガイハート》のメリット
①横に1体でもいるとガイギンガ龍解プランが取れる
7000火力と選ばれないSA2打点を作れるのは大きいです。
②トリガーケアができる
これは滅茶苦茶大きいです。スパークを踏んだとしてもタップしてからドラグハートが裏返るので、その時点で盾を削り切れているとダイレクトアタックまでいけます。《ホーリー》も1枚までならケアできます。
《ガイハート》のデメリット
①横にクリーチャーがいないとバリューが低いことがある
盤面のクリーチャーがゼロの状態から
②2回目以降に攻撃するとSAが外れる
《ボアロ》+《キリュー》のメリット
①そのまま《パゴス》龍解までいけるかも
装備したときだけで無く、攻撃するときにもマナからクリーチャーを出せるので、《プロメテウス》や追加の《キリュー》を出し、盤面を広げることができます。
②盤面に残るだけでも強い
仮に《パゴス》龍解でいなくても、次ターンに展開して《パゴス》の龍解を狙うプランを狙えます。
《ボアロ》+《キリュー》のデメリット
①《エンドレスヘブン》で盾追加ができない
これは結構重要な要素です。《キリュー》の効果でクリーチャーが破壊される代わりにマナにいってしまうので、《エンドレスヘブン》の効果が発動しません。
②マナが減ることがある
これも結構重要な要素です。ボアロキリューではマナが減ってしまうので
次ターン《ニコル》を投げたい場合など、マナが減ってしまった不都合なケースが生じます。
③マナに赤黒が2枚以上埋まっていないと使えるドラグハートが制限される
《キリュー》をマナから出すと3色になってしまった、ということがこのデッキではたまにあります。盤面処理したい場合は《キリュー》を自壊し、再度マナに送ってから《ニューゲイズ》で攻撃し効果を使う、というプレイである程度カバーできますが、それでも頭には入れておかなければいけないことです。
《ニューゲイズ》をSAにする際はこれらのメリットデメリットを押さえたうえで、選択します。
ここからは、代表的な組み合わせをピックアップします。
《ガイハート》+《ガイオウバーン》
5面処理+後続ケアができるいつものやつ。
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5面処理の内訳は、
①《ニューゲイズ》での攻撃
②《ニューゲイズ》+《ガイオウバーン》の10000火力
③《ガイラオウ》の攻撃(パワー11000)
④《ガイギンガ》の7000火力
⑤《ガイギンガ》での攻撃(バトル時パワー13000)
となっております。また、《ガイオウバーン》の条件は龍解条件は「バトルに勝つこと」なので、①はパワー7000未満、②はパワー10000未満のクリーチャーしか対象に取れない点には注意しましょう。
SA化+《エンドレス・ヘブン》
《ネバーエンド》を作りに行くときに使います。SAにする際《ガイハート》か《ボアロ》のどちらを装備するかですが、前者はマナが減らないことと横に1体でもいれば盾の割り切りが狙えること、後者は盤面を広げて《パゴス》の龍解まで狙えることがメリットです。
《ボアロ》+《キリュー》+《ガイオウバーン》
大型クリーチャーをスレイヤーによって処理できます。《ニューゲイズ》が盤面に残らないのがネックですが、《大河聖霊エル・ドラード》など、少しでも盤面に残したらまずそうなクリーチャーに対して使います。少し工夫した使い方で、《紫電武者》を2体除去することもできます。vs赤白サムライ(先に《ニューゲイズ》を投げられる場合)にて。
《ボアロ》+《キリュー》+《ガイハート》+《キリュー》
《ニューゲイズ》1枚から6打点作れる強力コンボ。《キリュー》を2回出す必要があるため、最初に《ボアロ》を装備する必要があります。
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《パゴス》が立っている場合
この場合、《ニューゲイズ》の1回目のドラグハートを出すときに、《ガイハート》に限定する必要が無いです。《パーフェクト》を装備し、《パゴス》効果で《キリュー》を出し、《ジャンヌ・ミゼル》を装備してスパークを厚めにケアしながら殴ったり、《ジュダイオウ》+《ダルク・アン・シエル》で守りをガチガチに固めたりといったことができます。
各対面の戦い方
いつも通り有利不利は書きません。どういう状況が勝ちでどういう状況が負けかを知るのが大事だと思います。
あとデッキレシピについて、リンクを押しても「未知エラーが発生した」となって表示できないバグがちょこちょこあります。何回作り直してもこれですから、なんででしょうね…。すみません。
禁断バイク
一旦流れを見てほしいので、詳しくは対戦動画+解説にて。
新弾で獲得した禁断解放は強力ですが、メリットとデメリットがあります。こちらの《ダルク・アン・シエル》や《サウザールピオ》が封印されてしまうのは痛いです。しかし、盾回収を逆利用されかねない《ネバーエンド》や、《レッドゾーンZ》の的になりやすいこちらのタップ獣も封印されるので、悪いことばかりではないです。
盾2枚の状態で《デブラ》をキープできていたらすぐには負けないというのは押さえておきましょう。こちらから盾を詰める際は《禁断の鼓動》の残り枚数やこちらの盤面に《エンドレス・ヘブン》があるかといった条件に加え、《単騎連射 マグナム》が出てくるケースも考える必要があり、簡単に勝てる対面ではないです。
攻撃が止まって《デブラ》を回収した段階で投了or諦めて突っ込んでくることが多いですが、上位勢ほど粘ってくるのでしっかり考察していきます(上位勢にバイク使いが少ないというのはさておき)。
ブリザード(通常型、聖域ビシャモン型)
《HDM》と《デブラ》を抱えつつ、殴ってきたところにスパークを踏ませて、《HDM》と《デブラ》でリーサルを組むのが理想、というかそれしか基本狙いません。
序盤は手札を整え、《HDM》と《デブラ》を探しに行きます。他には《ホワグリ》や、それを引いた際に埋める用のスパーク、これらを探せる《吸い込む》なんかもキープしておくといいでしょう。
万一相手が事故って4ターン目に《アンチャンス》が着地せずに《ニューゲイズ》が出せる場合、《パーフェクト》を装備しておきましょう。《サンマッド》で除去されないので、《デブラ》を拾えなくても大丈夫です。《パーフェクト》に代えて《ダルク・アン・シエル》は、《サンマッド》で飛ばされるので1面しか止められず、あまり受けに利きません。スパーク踏ませられなかったら負けと考えましょう。
後はお祈りスパークで返し、ノートリお祈りでドン!です。ワールドブレイクきもちいいいいい!!!
《ニューゲイズ》に《パーフェクト》を装備できていると、《ニューゲイズ》でクリーチャーに攻撃時《ガイハート》装備、《HDM》でワールドブレイクとすることで、《ホーリー》《エウル・ブッカ》等はケアできます(ただし、《ホーリー》は1枚しかケアできない)。《クロック》《DNA・スパーク》はケアできませんがテンプレでは入っていません。
白単連鎖(通常型、アルファリオン型)
この対面も重要です。しっかり解説したいので、詳しくは対戦動画+解説にて。ここでは、大事なポイントだけ触れておきます。
ADだと《オリオティス》や《コッコルア》《ヴォイジャー》といった優秀な小型が多く、また《精霊王アルファリオン》という最強のフィニッシャーを入れることもできるのでNDとは一段階上のパワーを持ったデッキとなっています。また《ミラクルストップ》や《ホーリー》といった、確定枠ではないですが入っていたら無視できないカードも多く、構築によっては苦戦を強いられます。
《アルファリオン》や《ミラクルストップ》不採用型ならいくら展開されようともスパークで返して、《ニューゲイズ》から《ボアロ》+《キリュー》で盤面を返せるのでいいですが、出てきてしまうと場合によっては詰みになるので、できる限りケアしましょう。
《HDM》で相手の盤面を壊滅させる動きが頻発します。相手の山札が20枚を切ったらそろそろだな、と思っておきましょう。相手のドロー枚数によっては13枚にすぐに達します。また、条件の山札13枚のカウントは相手の山札によって達成されることが殆どです。
盤面に《ニコル》と《ヴェロキボアロス》がある状態で《キリュー》+《HDM》とすることで、盤面の《ニコル》をマナに送り、そのまま《ヴェロキボアロス》の効果で《ニコル》を出す、という動きも結構するので覚えておきましょう。
相手のクリーチャーを除去する過程で盾を殴ること(《ガイハート》装備して、龍解したときの7000火力を使う)はそこそこありますが、盾を0にしてしまうのは《時の革命 ミラダンテ》でほぼ詰んでしまいますので悪手なことが殆どです。
《サウザールピオ》で完全に蓋できそうですが、《ネバーラスト》の「バトルに必ず勝つ効果」で《サウザールピオ》を処理したり、《エバーラスト》の「自分のブロッカーが相手プレイヤーに攻撃できないのを無効化する効果」を使われたりと、2つの抜け道があることには注意です。ただ、これらが無い状態で《サウザールピオ》を作れると次のターンに負けることは絶対にないので、手札に《デブラ》や《HDM》を抱えて保険を掛けつつ盾を詰めていく、という使い方はできます。
赤白サムライ
スパークをケアする手段と過剰打点という2つの強さを持っているデッキです。【禁断バイク】の登場で、採用に個人差が出ていた《カシラ・ルピア》《アルカディア・スパーク》の採用がほぼマストになった気がします(《ムシャ・ルピア》の盾追加で耐久し、盾の《アルカディアス・スパーク》で強制敗北させるイメージ)。
さて、【赤白サムライ】が個人的には一番プレイングが出る対面だと思います。
まず大前提としてわかってほしい大局観は、
ということです。盾2枚以上というのは、《モノノフ・ルピア》の効果で焼却されても《デブラ》のスーパー・Sバックが使えるからですね。返しのターンに《モノノフ・ルピア》から《紫電武者》と動かれても、《ザンゲキ・マッハアーマー》をクロスしているクリーチャーを《デブラ》で除去すれば、攻撃は止まります。「《紫電武者》×2+《ザンゲキ・マッハアーマー》×2」や「《紫電武者》×1+任意の小型サムライ+《ザンゲキ・マッハアーマー》×3(小型サムライに2枚クロスすることでパワーを6000にする)」の状態を作られたら《デブラ》1枚では止まらないのですが、要求値が高いので一旦は考えなくて大丈夫です。
また、それに関連して、
という大局観も押さえておきましょう。勿論《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》で《ザンゲキ・マッハアーマー》を破壊しても同様です。
そしてポイントになってくるのが、《紫電武者》が着地して殴ってくる前に、《ニューゲイズ》が着地するかどうかです。これによってゲームの流れが全然違ってきます。
・ 《ニューゲイズ》を先に投げられる場合
《ニューゲイズ》を先にプレイできるのなら、必ず《ジュダイオウ》を立てましょう。これでリーサルは《紫電武者》2体着地 or《紫電武者》1体+《剣聖》+《モノノフ・ルピア》が最低条件になり、ブン回られない限りはすぐの負けは無くなります。裏目としては、小型をマナに送られて盤面を空けられることや、マナが伸びることでサーチ+αなどの強い動きを取られることですが、ノートリで負けることよりはましでしょう。
また《ジュダイオウ》を立てるもう1つのメリットは、一番厄介な「小型から殴ってスパークケア」という殴り方を防げることです。これで相手は基本的には《紫電武者》で攻撃するしかなくなり、スパーク系を踏ませると《紫電武者》がタップした状態になります。即ち、《キリュー》や《ガイギンガ》などで処理しやすくなります。
ただし、《ザンゲキ・マッハアーマー》を小型サムライに2枚装備することで、パワーが4000より大きくなって殴れるようになる点には注意しましょう(一つ上の段落で「基本的には」と表現したのはそういうことです)。
《ジュダイオウ》が立った場合、「《紫電武者》(+《モノノフ・ルピア》や追加の《紫電武者》)の2回攻撃で盾を削り、残り1枚以下にし、次ターンにリーサルを狙う」というのが相手の理想です。トリガーを引いて2枚以上残せたならいいですが、1枚以下にされた場合は《エンドレス・ヘブン》や《スカイソード》で2枚以上にできないか模索します。盾追加しなくてはいけない状況で《ポルット・静・パルット》がいる場合は、《ガイギンガ》の7000火力で何とかできないかを考えます。
例えば、以下のような状況を考えてみましょう。
【5cニューゲイズ】側
盤面:《ニューゲイズ》《ジュダイオウ》
手札:《ニューゲイズ》×2、《キリュー》、《プロメテウス》、《デブラ》
マナ:7(ただし、チャージしていない。《ボアロ》から出せるクリーチャーは落ちていない)
盾:1枚
【赤白サムライ】側
盤面:《タイショウ・アームズ》、《ポルット・静・パルット》、タップ状態且つ《ザンゲキ・マッハアーマー》をクロスした《紫電武者》
手札:2枚
マナ:6
これに対する自分なりの最善は、以下の通りです。
《パーフェクト》を装備するのは、《アルカディア・スパーク》で《ガイハート》を装備した《ニューゲイズ》が除去されないようにするためです。
これをしたうえで相手がリーサルをかけるには、①盾から《ホーリー》或いは《パーフィン》がトリガーし、《ザンゲキ・マッハアーマー》と《紫電武者》を出すか、②《紫電武者》×2と《ザンゲキ・マッハアーマー》を出すか、任意の小型サムライと《紫電武者》と《ザンゲキ・マッハアーマー》を2枚出すかのいずれかしかありません。
《デブラ》があるので、《ザンゲキ・マッハアーマー》をクロスするクリーチャーは2体用意する必要があります(大局観②より)。そのうえで《ジュダイオウ》を越えるためにパワーを4000より大きくしないといけません。テンプレ小型サムライはパワーが2000以下なので、《ザンゲキ・マッハアーマー》を2枚クロスしないといけません。以上から①②③のどれかしかリーサルをかけられないのですね。
これはあくまで一例ですが、こんな感じで負けにくい状態を作りながら、少しずつ盤面を固めていきます。
・先に《紫電武者》を投げられた場合
この場合は、《デブラ》をキープできていない限りはトリガー勝負になります。後手後手の展開になりやすく、正直この展開の勝率は良くありません。相手目線では、《紫電武者》から殴ればスパーク系が裏目となるので、小型サムライから殴るのがいいでしょうか(前者はスパーク系を踏んでしまうと《紫電武者》がタップされてしまうので処理されやすくなる)。場合によっては、《モノノフ・ルピア》は割り切るといったことが必要です。上手くトリガーを踏ませることが出来れば、こちらも同様に盤面を固めていきます。
・ 《アルカディアス・スパーク》のケア
盤面を制圧できた後は、盾を詰めに行くことを考えます。盾を割りに行く際に一番気を付けないといけないトリガーは、勿論《アルカディアス・スパーク》です。エンジェル・コマンド持ちの《タイショウ・アームズ》が場にあると除去効果とスパーク効果が両方発動します。
つまり、《サウザールピオ》を除去しつつ、《ダルク・アン・シエル》や《エバーラスト》といったブロッカーをタップさせられてしまうので、一気に防御を削られてしまいます。これを防ぐために、PLAY’S CHRONICLE PACK環境では《永遠のリュウセイ・カイザー》や《大河聖霊エル・ドラード》といった蓋カードを複数採用していました。
なので、除去を要求するクリーチャーを2体用意するといいです。具体的には、《サウザールピオ》と《ヴェロキボアロス》です。《ヴェロキボアロス》がなぜ相手の攻撃を防げるかというと、相手の攻撃で《デブラ》をスーパーS・バックで出すと《ヴェロキボアロス》の効果が誘発し、マナからさらに受けになりそうなカードを引っ張ってこれるからです。
「《サウザールピオ》と《ヴェロキボアロス》+盤面1面以上空け+手札に《デブラ》+マナに《X》」の状態で殴って、《アルカディア・スパーク》を踏んだとします。《サウザールピオ》は除去され、盤面が2面空いた状態になります。返しに「《ザンゲキ・マッハアーマー》×2+《モノノフ・ルピア》+《紫電武者》」の過剰打点で殴ってきたとしても、《デブラ》で《ザンゲキ・マッハアーマー》を装備している1体目のクリーチャーを除去、《ヴェロキボアロス》効果でマナから出した《X》によって2枚目の《ザンゲキ・マッハアーマー》に対処すれば攻撃が止まります。《X》は、《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》や《デブラ》、山札が13枚以下なら《HDM》、盤面を2面空けた状態で殴っていれば《ニューゲイズ》+《α》などが考えられますね。
このように、《アルカディア・スパーク》は1枚ならケアして殴ることができます。
因みに、《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》で《タイショウ・アームズ》を破壊して、そもそも《アルカディア・スパーク》の除去効果を使わせないようにするケースも稀に存在します。その場合、用意するのは《サウザールピオ》か《ヴェロキボアロス》のどちらかでOKです。
覚えておきたい挙動 ①スパーク2枚踏み
1体目の《紫電武者》でW・ブレイクし、スパークを2枚同時に踏んだ場合、2体目の《紫電武者》は1回タップした扱いになるのか、それとも2回タップした扱いになるのかどちらでしょうか。
結果は、1回タップした扱いになります。なので、《アルカディア・スパーク》と《DNA・スパーク》を同時踏みしたときは、《アルカディア・スパーク》でまた攻撃していない《紫電武者》を山札に送ってから、《DNA・スパーク》を唱えるのが正しいです。
覚えておきたい挙動 ②《ポルット・静・パルット》について
《ポルット・静・パルット》の「相手はカードをシールド化できない」効果は無視できないものです。
色々なパターンを想定して、盾追加できる、できないを検証します。
《HDM》で全クリーチャーを破壊した場合。
この場合は盾追加できます。
《闇鎧亜 ジャック・アルカディアス》のスレイヤーで破壊した場合。
この場合は盾追加できないです。
最後に相打ちした場合。このデッキの場合、相打ちするケースは《アナリス》か《スカイソード》か《プリン》とのバトルの3つのみ。ただし《プリン》は《ポルット・静・パルット》が《ザンゲキ・マッハアーマー》をクロスしている場合。
この場合は盾追加できます。
まとめると、「盾追加する瞬間に《ポルット・静・パルット》がバトルゾーンに残っているか」が重要みたいです。ただ、スレイヤーで処理する場合は、「盾追加➔スレイヤー効果で《ポルット・静・パルット》を破壊」という処理順になり、盾追加はされません。相打ちとは似ているようで結果が違ってくるので注意しましょう。
モルトNEXT(通常型、禁断型)
《ジャクポ》や《ボルシャック・ドギラゴン》、《永遠龍》、《禁断》など、どれが採用されているかで戦い方が変わってきます。とりあえず、《ジャクポ》が採用されているのを通常型としておきます。
通常型に対しては、《永遠龍》や《ニコル》《ダイハード》等で制圧される前に動けるかが肝です。先攻後攻やお互いの回り具合で勝ったり負けたりといった感じ、正直運ゲーです。
リーサルの際は、《ガイギンガ》でダイレクトアタックすると、返せる手段が殆ど無いので(《ボルシャック・ドギラゴン》から《ガイムソウ》+《ダイハード》や、大量展開からの禁断解放くらい?) 、狙っていきましょう。他には、《ボルシャック・ドギラゴン》から《偽りの王 モーツァルト》が捲れる展開や、《ボルシャック・ドギラゴン》➔《モルトNEXT》から《熱血龍 リトルビッグホーン》で《禁断の鼓動》が3つ剥がれる展開は頭に入れておきましょう。
《禁断の鼓動》の枚数が少ないようなら、敢えて禁断解放させて《デブラ》で勝つプランも狙っていきます。具体的には、こちらから殴って《ボルシャック・ドギラゴン》を展開させて、《禁断の鼓動》のカウントを1,2くらいにできれば、《バトライ閣》からの大量展開を牽制できます。《不敗のダイハード・リュウセイ》の盾焼却が怖そうですが、禁断解放した時点でこちらのクリーチャーが封印するので、禁断解放した場合焼却はできて1枚です。よって、盾が2枚以上残っていたら《デブラ》のスーパーS・バックが発動できます。
5cニューゲイズミラー(未完成)
5cミラミス
4ターン目に《ミラクルとミステリーの扉》から《ニコル》や《ヴィルヘルム》が出てきたらきついですが、思ったより決まりません。逆にこちらから「《ニューゲイズ》をSAにして盾に攻撃しながら《エンドレス・ヘブン》➔《ネバーエンド》龍解」の動きができたら大体勝ちと言っていいでしょう。なので、先に動かれた場合《ミラクルとミステリーの扉》から出てきそうなクリーチャー毎に対応策を検討します。
《ニューゲイズ》が出てきてた場合、《ガイハート》+《エンドレス・ヘブン》で《ネバーエンド》を龍解させに来ます。これのカウンター方法は、【5cニューゲイズミラー】と同じで、そちらを参考にしてください。
《大河聖霊エル・ドラード》が出てきた場合、《ニューゲイズ》で《ボアロ》装備+《キリュー》出し、《ニューゲイズ》攻撃時《ガイオウバーン》で処理します。
《ライオネル》が出てきた場合、次ターンにできる限り盾を詰めておきましょう。なぜなら相手の盾が5枚ある状態をすぐに攻略するのは難しく、もたもたして《ライオネル》で盾を詰められてしまうと敗勢に陥るからです。そのときに盾から《鬼丸「覇」》や《サファイア》、《完全不明》辺りが飛んで来たらまずいのですが、そこは割り切ります。《ホワグリ》でトリガーを埋めて殴るというのもかなり有効です。
《完全不明》が出てきた場合、1行動でターンが飛ぶということで、《大河聖霊エル・ドラード》と同じ除去方法はできません。《プロメテウス》などで《吸い込む》や《アルカディア・スパーク》《デブラ》を探しに行って丁寧に除去しにいきましょう。除去するのに2ターンかかるので当然《ニコル》が裏目なのですが、ここも割り切りが大切です。
大型獣にはこんな感じで対応していきます。《ニコル》や《ヴィルヘルム》の場合は結構きついんで頑張ってください。《HDM》によって一気に盾を割る戦術を取れたり、大型獣が複数並んできたところを全処理できたりと前よりは戦いやすくなっている印象です。
MRC (通常型、アダムスキー型)
※《超次元ボルシャック・ホール》は、最近は《超次元ムシャ・ホール》の方が主流?
通常型は《勇愛の天秤》と《ゼロフェニックス》によって、安定感とフィニッシュ性能を獲得しました。アダムスキー型は1ターンで決めきる圧倒的なフィニッシュ性能が魅力的です。
両者で違うことは受けの堅さです。アダムスキー型は、ホール呪文や《アダムスキー》に枠を割かなければいけない上に、探索を濁らせてはいけない都合上《地獄門デス・ゲート》を入れられず、受けが少し弱くなっています。また、ホール呪文が墓地に3枚落ちていなければ《MRC》の出力もあまり強くはないです。ホール呪文が3枚落ちるまでは盤面を展開していき、リーサルを組めるように準備をします。ただし、盾を殴ってしまうと《勇愛の天秤》や《デビル・ハンド》から足りていないホール呪文を落とされるリスクが生じます。
具体的には《ニューゲイズ》+《ボアロ》+《キリュー》攻撃時《ガイハート》+《キリュー》(ここは《プロメテウス》が出せていれば2枚目の《キリュー》は必須ではない)の6打点コンボで、《ニューゲイズ》が除去されれば残りの打点で、他のクリーチャーを除去すれば《ガイギンガ》で決められるようにします。
通常型は《地獄門デス・ゲート》が入っているので、簡単に過剰打点を止められます。なので、《ネバーエンド》を作って、HDM+《ネバーエンド》の構えで殴ればほとんどのS・トリガーを貫通できるので、それを狙っていきましょう(《ネバーエンド》はそのターンは破壊されず、また《地獄門デス・ゲート》から《ベリアル・ワーム》が出てきても、《ネバーエンド》の効果でタップできるため)。
両者は超次元ですぐに判別できるので、超次元を見てからプランを立てるようにしましょう。ただし、超次元ブラフにMRCのものが良く使われており、マナチャージを見ずにMRCだと判断するのは危険です。
この対面は序盤のハンデスや大量のS・トリガーが重く、結構きついです。勝てたらラッキーくらいに思っておきましょう。
白刃鬼
先に動けたらまず負けないですが、事故った瞬間負けます。相手が9マナ貯まる前に《ニューゲイズ》をSAにして《エンドレスヘブン》からの《ネバーエンド》を作れたらほぼ勝ちです(1枚ブーストトリガー踏んでも10マナなら《鬼丸「覇」》が無い限り大丈夫)。《不敗のダイハード・リュウセイ》で粘られる展開がめんどくさいので、《吸い込む》か《アルカディア・スパーク》か《デブラ》で除去できるようにキープしておきましょう。
べアフガン
《S級原始 サンマッド》の登場により、3軸で組むのがメジャーになりました。従来の型では苦手だった除去を獲得して、《ダルク・アン・シエル》といった従来苦手だったクリーチャーやメタクリーチャーも越えていけるようになりました。また、《ジャーベル》や《サンナップ》といったマナ武装を持ったカードがあり、トリガー枠は《Rev.タイマン》が主流ですね。
トリガーで耐えて盤面を返し、盾追加したうえで《デブラ》を抱えるなり《ホワグリ》でトリガーを埋めるなりしてから殴れば問題ない対面です。相手のブン回りやこちらのトリガー次第で、勝ったり負けたり、【モルネク】同様運ゲーです。
赤黒デッドゾーン
ハンデスで《ニューゲイズ》が抜かれなければ勝ち、そうでなければ負けです。どちらにしても一方的です。
対戦動画+解説
ここからは動画付きで解説していきます。
vs白単連鎖(先攻ver)
序盤
こちらが先攻を取って、《ミラクル》+《プロメテウス》+《ニューゲイズ》の黄金ムーブ。ただ相手も結構しっかり回っています。
5ターン目
《ミラダンテ》で《ニューゲイズ》を処理される展開がまずいのでここは《ガイハート》+《ガイオウバーン》の組み合わせで2面処理…したかったのですが、ここは《ウィズローザ》がトリガーしてしまいました。《ホーリー》をケアするなら《プロメテウス》から、《ウィズローザ》をケアするなら《ニューゲイズ》から殴りますが、テンプレから《ホーリー》が抜けてきているのでここは後者でよかったと思います。幸い、《ミラダンテ》は引かれていませんでした。
6ターン目
スパークで全タップから相手クリーチャーを減らします。特に出したいドラグハートも無かったので、無難に《パゴス》を作っておきました。相手は《ミラダンテ》からこちらの《ニューゲイズ》を処理する動き。
7ターン目
相手の《ニューゲイズ》を処理する動きが最善で、やりたい動きが無くなりました。《フェアリー・ミラクル》を打ってターンを返し、相手は《ロージア》から《ヘブンズ・ヘブン》。普通は厳しいのですが、手札に《HDM》が来ているので何とか返せそうです。相手がドローして山札が13枚以下になったので、《HDM》の効果が使えるようになりました。このときはラッキーとしか思っていなかったのですが、「《ローザンテ》でドローしてくれたら山札が何枚になるのか」は考えておいた方が良かったですね。
8ターン目以降
以下は丁寧に盤面処理をして盤面全処理+全ハンデスが決まったところで投了。
仮にどこかで《精霊王アルファリオン》が飛んできても、《パゴス》+《デブラ》+《クルメル》のコンボで止まっていました。
こちらが先攻を取ったときの流れとしては、
というのをイメージしておくといいでしょう。
vs禁断バイク(「各対面の戦い方」の続き)
序盤
相手に先攻を取られましたが、2ターン目《トップギア》は無し。こちらは《フェアリー・ミラクル》で2ブースト、後攻にしては上々の滑り出しです。
4ターン目
相手は《レッドゾーンZ》+《ターボ3》、強い動きです。ここで《闇鎧亜 ジャック・アルカディアス》を踏ませたら強いので本当は3枚にしたいのですが、枠の都合上できず。スパークを踏ませたのはいいですが、次のターンもトップSAでリーサルを組まれてしまうので、トリガー条件になります。生き残る前提で、《デブラ》を回収しておきました。
5ターン目
禁断解放して殴ると《デブラ》で負けてしまうので禁断の鼓動を1枚残し。トリガーを踏ませて生き残ったので、《ニューゲイズ》+《ガイハート》+《エンドレス・ヘブン》で「盤面ゼロ+盾2枚+手札に《デブラ》」の状態を作ります。これでコマンドを出した瞬間ほぼ(👈ここ重要)勝ちになります。盤面をゼロにする理由は、クリーチャーが残っていれば何も出さずに盾を削ることができるからです(1枚の状態なら、《レッドゾーンZ》で盾を焼かれて《デブラ》のスーパーS・バックが発動できない)
6ターン目以降
《アナリス》が手札に来ていることから、自壊してさらに盾を増やす選択肢もありますね。《アナリス》はこういうところで強いです。相手は殴ってきましたが、《デブラ》で《ドキンダムX》を除去して勝ちになりました。
さて、この状況は《5000GT》が採用されていない限りはこちらの勝ち(一旦《単騎連射マグナム》については考えない)で、《ジュダオイウ》を出しつつ盾を殴りにいって勝ちです。なぜなら、トリガークリーチャーは《ジュダオイウ》で盾を削れませんし、《禁断の鼓動》が残り1枚なので、①《ホーリー》を踏ませて下バイク+《レッドゾーンZ》でクリーチャーに殴り盾を1枚焼却、さらに②下バイク+《レッドゾーンZ》で1枚焼却しながらダイレクトアタックというプランは、①で下バイクを出した時点でこちらのクリーチャーが封印されてしまい、盾に攻撃するしかなくなるのです。また、《ホーリー》を踏ませて《ネバーエンド》に龍解させ、《レッドゾーン》で《ネバーエンド》を除去、盾を2枚削ってリーサルというプランも、やはり下バイクを出した時点で《ネバーエンド》が封印してしまうのでできません。よって、この状況はほぼ(👈やはり《単騎連射マグナム》については一旦無視)勝ちと言えるわけですね。
しかし、《禁断の鼓動》が残り2枚以上なら話が変わってきます。《禁断の鼓動》が残り2枚なら《レッドゾーン》で《ネバーエンド》を除去することが出来ますし(処理的に《レッドゾーン》の効果が発動してから、禁断解放する)、《禁断の鼓動》が残り3枚なら下バイク2体出し(この時点で禁断解放するとこちらのクリーチャーに殴れなくなりまずいので、《禁断の鼓動》が残り3枚条件)から、《レッドゾーンZ》に侵略しつつクリーチャーに殴り盾を1枚焼却(ここで禁断解放)、さらに下バイク+《レッドゾーンZ》で1枚焼却しながらダイレクトアタックのプランもできます。
では、制圧できた時点でこちらの山札の方が多い場合、放置していればLO勝ちできるかというと、そうではありません。《トップギア》や《マグナム》、《クロック》等の非コマンド獣の素出しに対応しなくてはいけない(放置して盾の枚数を削られると負け筋が生じる)のは勿論、禁断解放によってこちらの山札が削られ、こちらがLOする可能性もあります。
上のような負け筋があるので、負けないように詰めるプランを考えます。ここで考えるべきなのは《禁断の鼓動》の残り枚数と《エンドレス・ヘブン》の有無、そして《単騎連射 マグナム》です。ここからは、《禁断の鼓動》の残り枚数が1,2,3枚の時と、《エンドレス・ヘブン》の有無で6通りの場合分けをしながら考察していきます。繰り返しお伝えしている通り、一旦《単騎連射 マグナム》は無視します。忘れていたなんて口が裂けても言えない
《エンドレス・ヘブン》を出していない場合
・ 《禁断の鼓動》が残り1枚の場合
「盾2枚以上の状態、且つ《デブラ》を抱えて殴る」が正解です。《ジュダイオウ》は出さなくても負けは無いですが、例えば2点刻んで《ホーリー》を踏んでしまって、その《ホーリー》で盾を削られると残りの盾にまたトリガーがある場合が面倒です(また盾追加すればいい話ですが)。一応出しておきましょう。
・ 《禁断の鼓動》が残り2枚の場合
「盾2枚以上の状態、且つ《デブラ》を抱え、《ジュダイオウ》を出しつつ殴る」が正解です。2枚の盾を焼却するには下バイクを2体出しつつ、1回はクリーチャーに攻撃する必要がありますが、下バイクを2体出した時点で禁断解放してしまい、こちらのクリーチャーに殴れなくなるからですね。ただし、今回は《ジュダイオウ》が必須です。盾2枚の時に《ホーリー》等がトリガーすると、下バイク1体出し、《ホーリー》で1点+《レッドゾーンZ》で焼却で負けてしまいます。
・ 《禁断の鼓動》が残り3枚の場合
「盾3枚以上の状態、且つ《デブラ》を抱え、《ジュダイオウ》を出しつつ殴る」が正解です。「下バイクを2体+こちらのタップ獣に殴りつつ《レッドゾーンZ》で盾焼却(ここで禁断解放)、もう1体の下バイクで《レッドゾーンZ》に侵略で盾焼却しつつダイレクトアタック」という負け筋があるからです。しかし、焼却できるのは2枚が限度なので、盾を3枚にして先ほど同様《ジュダイオウ》を出しつつ殴ればこの負け筋は消すことが出来ます。また、相手が6マナ(次ターンに使えるのが7)なら下バイク×2がそもそも出来ないので、盾を刻むという選択肢はあります。
《エンドレス・ヘブン》を出している場合
さて、《エンドレス・ヘブン》を出している場合はさらに難しくなります。なぜなら盾を刻んで《ホーリー》がトリガーした場合、《ネバーエンド》に龍解してしまうからです。盾がいくら残っていようとも《レッドゾーン》で除去されて、簡単に盾を減らされるのはまずいです。
・ 《禁断の鼓動》が残り1枚の場合
《エンドレス・ヘブン》を出していない場合と同じく、「盾2枚以上の状態、且つ《デブラ》を抱えて殴る」が正解です。なぜなら下バイクを出した時点で禁断解放して《ネバーエンド》が封印されるからですね。
・ 《禁断の鼓動》が残り2枚の場合
「盾4枚以上の状態、且つ《デブラ》を抱え、《ジュダイオウ》を出しつつ殴る」あるいは「山札切れを狙う」が正解の1つです。下バイク1体出しから《レッドゾーンZ》+《レッドゾーン》で3枚のトリガーを無効化されるためです。盾を2枚加えた際に《デブラ》のスーパーS・バックを使うことはできますが、処理準的に禁断解放する前に発動するので《ドキンダムX》でダイレクトアタックされて負けです。《アナリス》や《HDM》の破壊効果と《エンドレスヘブン》のコンボ、《スカイソード》、《DNA・スパーク》を駆使して頑張って盾を4枚以上にしましょう。
また、「盾2枚の状態で、《デブラ》を抱えつつ、シングルブレイカーのクリーチャーを召喚、《ニューゲイズ》で《ジュダイオウ》を出しつつ2点だけ削ってターンエンド、2体目の《ニューゲイズ》を召喚し《ガイハート》装備して、シングルブレイカーのクリーチャーで1点刻む」というのも限りなく正解に近いです。仮に1点で《ホーリー》を踏んでも《ネバーエンド》龍解しませんし、残りの2枚の盾の中に《ホーリー》や《クロック》が入っていてもケアできています(前者は《ガイギンガ》に龍解するため受けになっていない。後者はターンスキップによって《ネバーエンド》に龍解しない)。ただし、盾2枚の中に《ホーリー》が2枚埋まっていると、《ガイギンガ》でも突破できないのでそこだけ唯一の裏目ですね。
代えて、「盾2枚の状態で、《ニューゲイズ》で《ジュダイオウ》を出しつつ2点だけ削ってターンエンド、次ターン《ニコル》でハンデスしつつ《ニューゲイズ》で《ガイハート装備》で2点」というのもありそうですが、これはあまりお勧めしません。1回目の《ニューゲイズ》で盾を削った時には《ネバーエンド》に龍解していないので負けは無いですが、2回目の《ニューゲイズ》の攻撃でトリガーを踏んでしまうと、最低でも2枚の手札がある状態なので、「《轟速ザ・マッハ》+《レッドゾーンZ》or《レッドゾーン》」が揃ってしまうと負けの可能性がでてきてしまいます。
・ 《禁断の鼓動》が残り3枚の場合
今回は、「盾4枚以上の状態、且つ《デブラ》を抱え、《ジュダイオウ》を出しつつ殴る」のプランは負け筋があります。下バイク2体出しから《レッドゾーンZ》+《レッドゾーン》で3枚のトリガーを無効化しつつ、《レッドゾーンZ》で焼却ということが出来るので、仮に4枚盾があったとしても貫通される可能性があります。ただし、これは8マナで手札5枚条件、9マナ下で4枚条件、10マナ下で3枚条件になります(《轟速ザ・マッハ》によって条件が緩くなる)。禁断の鼓動が剝がされたり、《轟速ザ・マッハ》によって山札が捲れたりするので、公開領域が結構多いです。公開領域から必要なパーツが無いと判断できる場合は、このプランも正解になります。
この場合は「山札切れの狙う」か、「盾2枚の状態で、《デブラ》を抱えつつ、シングルブレイカーのクリーチャーを召喚、《ニューゲイズ》で《ジュダイオウ》を出しつつ2点だけ削ってターンエンド、2体目の《ニューゲイズ》を召喚し《ガイハート》装備して、シングルブレイカーのクリーチャーで1点刻む」の方をメインで狙うといいでしょう。《ホーリー》2枚がやはり裏目なので、そこは割り切りましょう。
・ 《単騎連射マグナム》について
さて、見ないふりをしてきた《単騎連射マグナム》について最後に触れておきます。
今までは《デブラ》でカウンターするのを前提に話をしてきましたが、このカードを出されると話が変わってきます。
そもそも今まで「制圧」や「負けない状態」と表現してきた状況でも、《単騎連射マグナム》+《α》で簡単に越えられてしまいます。《デブラ》を2枚抱えたうえで盾を3枚にできればやはり負けはないのですが、結構厳しい条件です。
また安全に殴るためには、さらに条件+1枚盾を多く増やしたうえで、《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》がトリガーするか、《デブラ》をやはり2枚抱えておく必要があります。前者はあまりに運に頼りすぎているので除外するとして、《デブラ》を2枚抱えるプランがどのくらい有効かについて考察します。
まず、盤面を制圧(【禁断バイク】側の攻撃を受け切る)する前に《デブラ》を切ってしまった場合について。盤面のクリーチャーは《キリュー》+《HDM》でマナに送れるので、回収するのは不可能ではありません。しかし、それができるようになるのはどちらかの山札が13枚を下回ってからで、その間に《レッドゾーン》で除去された瞬間おしまいです。
※《HDM》の効果は、「どちらの山札も14枚以上だった場合自分の他のクリーチャーをすべて破壊する」なので問題なく使えます。
また、盾落ちのリスクも考えなければいけません。負けないために盾を2枚以上にしておかなければいけない都合上、この問題は決して小さくありません。
ということで、まとめます。【5cニューゲイズ】側が取るべきプランは、
《単騎連射マグナム》を切るなら「盾が2枚+《デブラ》1枚」の状態を、切らないなら「盾が3枚+《デブラ》2枚」の状態を目指します。そして、
①《単騎連射マグナム》を切って殴る
②👆の条件に加え、盾を1枚多く用意し、さらに《デブラ》を2枚手札に抱えたうえで殴る
③LOプラン
で勝ちにいく、となります。ぶっちゃけ、最近は《単騎連射マグナム》のことを無視して(というか存在を忘れていた)殴っていましたが、全然出てこないところを見るとテンプレから抜けてきているような気もします。
最後にもう一つ。「👆の条件に加え、盾を1枚多く用意し~」と書きましたが、例えば「《単騎連射マグナム》+下バイク×2」は最低11コストなので基本的には無理です。こういうのは除外できるので、もう少し条件については整理できそうです。時間があったら見やすいように表にまとめておきます。
vs赤白サムライ(先に《ニューゲイズ》を投げられる場合)
序盤
お互いあまりスムーズに動けていません。
5ターン目
相手は事故り気味ですが、こちらも4色しか埋まっておらず微妙といった感じ。《ジュダイオウ》は出せませんでしたが、《ボアロ》+《プロメテウス》と最低限の動きはできました。この《ボアロ》が後に大活躍します。
6ターン目
相手は《紫電武者》×2と遅いながらも強い動き。そして《ヨイチ》に《ザンゲキ・マッハアーマー》をクロスしてきました。これは【赤白サムライ】における必須テクで、攻撃を止めるには《ヨイチ》を除去する必要があり、仮に除去できたとしても盤面に《紫電武者》×2の圧力が残ります。《アルカディア・スパーク》で《ヨイチ》を除去し、攻撃は止まりました。
白マナを埋め5色揃え、《キリュー》と《ガイオウバーン》を駆使して盤面を全処理することに成功します。《ジュダイオウ》も立てられ、さらに盾2枚+手札に《デブラ》の状態なので次ターンの負けがない状態です。
7ターン目
《モノノフ》+《紫電武者》の動き。ここはデブラを切る予定でしたが、《DNA・スパーク》がトリガーして温存できました。
こちらは盾を2枚にしつつ《キリュー》で盤面処理、さらに《パゴス》を作りました。
8ターン目以降
あとは《アルカディア・スパーク》をケアできる、例の状態を作れたので、殴って勝ち。
vs赤白サムライ(先に《紫電武者》を出された場合)
序盤
お互い順調に動けています。ただ、こちらは《フェアリー・ライフ》➔《フェアリー・ミラクル》とできない限り基本5ターン目《ニューゲイズ》スタートなのに対し、【赤白サムライ】は4ターン目から《紫電武者》を着地できます。今回はそれをしっかりやられました。
4ターン目
《紫電武者》を着地、そして殴ってきました。ここで《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》がトリガーしたのは結構大きいですが、《デブラ》は引けず。
5ターン目
とりあえず《ジュダイオウ》で小型サムライを無効化しつつ、盾にスパークが埋まっていれば耐えられるようにします。そして盾に実際に埋まっていたので、耐えられました。
6ターン目以降
あとは盤面制圧して、《アルカディア・スパーク》をケアできる例の形を作って〆です。14マナ以上溜めて2回スパーク打って《紫電武者》を処理する動きや、《パーフェクト》で保険をかける動きなんかも覚えておきましょう。
こんな感じで、《紫電武者》を先に出されるとトリガー条件が少し厳しくなります。これだから《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》は3枚がいいんだけどなあ…。
vsブリザード
いい試合が取れたので載せておきます。
終わりに
今回は【5cニューゲイズ】の解説をしました。自分の思考を整理する意味でも、非常に有意義なものになりました。最終100位以内目指して頑張りたいと思います。最後まで見ていただきありがとうございました。
追記 結果&振り返り(課題や改善点等)
結果としては、最終には入れませんでした。悔しー!!!!
最終日はTier1デッキに負けっぱなしで、地力の差を見せつけられた感じです。でも最終争いが久しぶりにできて、個人的には満足ですし、とても楽しかったです。あまり触れていませんでしたが、このデッキの弱いところや改善点を述べて締めたいと思います。
このデッキはTier1に弱い
Tier1をしっかりメタったつもりでしたが、流石Tier1というか、勝ちきれない試合が多かったです。【ブリザード】への対抗策に《HDM》を用意していましたが、《アンチャンス》を出してこない試合も多く、《HDM》が少し腐りがちでした。なによりこちらが少し事故った時に、早期に《サンマッド》でビートしてくるのが本当にきつかったです。また、【白単連鎖】に対して先手の時は何とかなりますが、後手を引いて相手に順当に動かれるだけで相当勝ちづらかったです。4ターン目までに相手の妨害ができないのが環境的に合っていなかったのかなと思います。
リュウホ型が強い?
ということで、《超次元リュウセイ・ホール》採用型を見直す必要が出てきました。環境デッキのビッグアクションが3~5ターン目ということで、《ニューゲイズ》着地までに何かしらの妨害は挟みたいところです。ただ、「スパーク踏ませて《キリュー》で盤面処理」という一番の強みができないのが辛いところ。「《超次元リュウセイ・ホール》は《ニューゲイズ》までの繋ぎとしては最強クラスだが、そのために超次元を3,4枠潰すのがいまいち」というのが正直なところです。ただしばらくこの型は使っていないので試してみる価値はあると思います。
《世紀末 ヘヴィ・デス・メタル》は結局どうだったか
正直2枚は入れ過ぎかなと思いました。自分の盤面を減らせるのは結構便利でしたが、ピンで充分だと思いました。ただ、環境的にこのデッキがきついところに、このカードを見つけ出したことは素直に自分を褒めてあげたいです。
改善点
さて、このデッキはどうしたら強くなるでしょうか。今回は専用フィニッシャーを一切入れずにデッキを組んでみたのですが(自分はカードパワーで勝とうとする傾向があり、それを改善する意味もありました)、やはり1,2枚は欲しいですね。《鬼丸「覇」》、《永遠のリュウセイ・カイザー》、《大河聖霊エル・ドラード》、《聖凱亜 キング・アルカディアス》あたりは汎用性が高く、もう一度入れるのを検討したいです。
それと、自分がどうしても欲しいカードがあります。それが《百族の長 プチョヘンザ》です。
これは次の弾で実装される予定のカードです。簡単に効果を言うと、4ターン目に《超次元リュウセイ・ホール》から《勝利のガイアール・カイザー》を出して攻撃するときに、このカードが手札から出すことができます(正確には入れ替えるという形ですが)。そして、相手の盤面をパワーが12500より小さいクリーチャーをマナゾーンに送りながら、自分のマナゾーンのカードの枚数よりコストの相手クリーチャーはタップして出るというウルトラハイパーカードです。
これの何がすごいというと、5c系が今まで苦手だった「後続を断ちながら盤面を制圧する」ということが「たった5コストでできてしまう」ということなんです!!そして、《ニューゲイズ》に繋ぐまでの動きが弱いという今の弱点を完全に補っています。タップ効果も、《ニューゲイズ》と相性抜群です。このカードが来てから、【5cニューゲイズ】は本番と言えるでしょう。マジで楽しみです。
ということでこのデッキで最終入れることを願って!
最後まで見ていただきありがとうございました!!!!
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